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Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト) - May 4th, 2008 -

Sunday, May 4th 2008


      OTONamazu x HMV.co.jp : Barakan Beat Playlist
   Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト)
  バラカン・ビート
  毎週日曜 13:00-14:00 (再放送はアーカイブストリーミングにて)                 OTONamazuウェブサイトへ

  インターネットレディオ「OTONamazu」で放送中の「Barakan Beat」は、 国境やジャンルにこだわらず、ピーターバラカン氏が素敵な音楽を英語のナレーションにのせて紹介する番組。10年の実績のある人気番組です。
  当ページは、その「OTONamazu」と「HMV」によるコラボレーション企画ページ。DJのピーターさんから「ひとこと紹介コメント」をいただいて、Barakan Beatで放送された楽曲を改めてご紹介する「音楽ファン」のためのページです。
 


『魂(ソウル)のゆくえ』新版 ピーター・バラカン著

発売中

  ソウル・ミュージック・ガイドの決定版、待望の復活!
1989年に新潮文庫の1冊として刊行された『魂(ソウル)のゆくえ』は、長年多くの音楽ファンに愛され、また多くの音楽ファンを育ててきた名著ですが、長らく絶版となっていました。その『魂(ソウル)のゆくえ』に大幅な加筆を施し、CDガイドも最新のリリース状況に合わせて一新した上で、装いも新たにお届けする全音楽ファン待望のニュー・ヴァージョン登場です!

『魂(ソウル)のゆくえ』新版 特集ページへ
 
 
  May 4th, 2008
 
 

Victor Wooten “Song For My Father” 5.18
Victor Wooten Palmystery/Heads Up HUCD3135 所収

  最近復刊された「魂(ソウル)のゆくえ」のイヴェントでソウルの誕生に触れる時、ソウル・ミュージックという名前のジャンルができる前に、ジャズ畑でソウルという言葉が使われた頃の話をよくします。その最も早い時期の例として必ず出てくるホレス・シルヴァーの曲を、化け物ベース奏者ヴィクター・ウーテンの演奏で聴いていただきます。
 
 
 

Hugo Fattoruso y Rey Tambor “Caminando” 4.07
Warren Zevon CD Emotivo/Ahora BNSCD-744 所収

  ウルグアイ出身のピアニスト、ウーゴ・ファトルーソが4人の太鼓奏者だけを伴奏に作った新作からラテンとアフリカのつながりを如実に感じさせる曲です。
 
 
 

Oliver Mtukudzi “Chikara” 5.31
Warren Zevon CD Tsimba itsoka/Heads Up HUCD3124 所収

  大統領選挙から1ヶ月以上経って、ようやくムガベ政権が勝利していないことを認めましたが、決定戦をやることをめぐってまだもめているようです。ジンバブウエのオリヴァー・ムトゥクヅィは国内で活動しているので、狙われるような表現はしませんが、常に良心的な音楽をソウルフルに聴かせます。
 
 
 

Debashish Bhattacharya “Gypsy Anandi” 6.21
Warren Zevon CD Calcutta Chronicles: Indian Slide-Guitar Odyssey/Rice WNR772 所収

  インドのカルカッタ出身のデバシシュ・バタチャーリヤは自己製スライド・ギターの名手です。この新作には様々なタイプの曲が収録されていますが、「ジプシー・アナンディ」というタイトルが付けられているこの曲は不思議とハワイを連想させます。
 
 
 

Steve Winwood “Dirty City” 7.44
Warren Zevon CD Nine Lives/Sony SICP1856-7 所収

  最近25年ぶりにエリック・クラプトンと共演したスティーヴ・ウィンウッドの新作にやはりクラプトンが一曲だけゲスト参加しています。これです。
 
 
 

Sonny Landreth “Storm of Worry” 3.57
Warren Zevon CD From The Reach/Landfall (not yet released) 所収

  クラプトンのクロスローズ・ギター・フェスティヴァルのオープニング・アクトを務めたルイジアナの名物スライド・ギタリスト、サニー・ランドレスは新作アルバムでマーク・ノプフラーやドクター・ジョンなどのゲストを迎え、素晴らしいギターの他に優れた曲を沢山作っています。エリックは2曲でゲスト参加しています。国内では6月25日、バファロー・レコードからでます。
 
 
 

The Byrds “Goin’ Back” 3.25
Warren Zevon CD The Notorious Byrd Brothers/Sony SRCS9226 所収

  5月11日から来日公演が始まるクリス・ヒルマンはカントリー・ロックの草分け的な存在です。彼が最初知られるようになったのはバーズのメンバーだった60年代です。これは彼がバーズを離れる直前の68年の作品。
 
 
 

Flying Burrito Brothers “Juanita” 2.27
Warren Zevon CD The Gilded Palace of Sin/A&M POCM2028 所収

ダウンロードは The Guilded Palace Of Sin & Burritos 所収
  ヒルマンはバーズからフライング・バリートー・ブラザーズに入って、カントリー・ロックの象徴的なアルバムをグラム・パーソンズと共に築き上げました。
 
 
 

Manassas “It Doesn’t Matter” 2.30
Warren Zevon CD Manassas/Atlantic AMCY2698 所収

  そしてバリートー・ブラザーズの後は、本の短い間スティーヴン・スティルズのマナサスのメンバーにもなりました。その後の活動は割愛しますが、デザート・ローズ・バンドで一緒に活動していたハーブ・ペダソンと二人で来日します。
 
 
 

Dr. John “Peace Brother Peace” 2.47
Warren Zevon CD In The Right Place/Atlantic AMCY234 所収

  5月5日に幕張メッセで行われるイヴェント、 「9条世界会議の自主企画ワークショップ:
平和と音楽の関係性を考える〜音楽のパワーで憲法9条を感じよう」にぼくも出ます。

日時:2008年5月5日 (月・祝)午後12時20分〜13時50分
場所:幕張メッセ・国際会議場3階 ライブハウス(中会議室 304)
です。よろしく!
 
 
 

James Brown “Get On The Good Foot” 5.44
Stuff CD Make It Funky - The Big Payback: 1971-1975/Polydor POCP1617-8 所収

  そして5月10日には「魂(ソウル)のゆくえ」のプロモーションのイヴェントを渋谷でやります。ここでは大きい声では言えませんが、興味のある方は是非ご参加ください。
 
 
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