HipHopコダワリアイテム！

Tuesday, December 4th 2007

　Cosiner『Nother Day In Space』

サンフランシスコ在住のビート職人、Cosinerの最新作が日本先行でリリース！

Shing02のクラシック「400」、そして名作アルバム『400』のプロデューサーとしてその名を轟かせたCosinerは、アメリカ本国ではCMやサントラに楽曲が起用されるなどヒップホップ･フィールドに限らず、多方面から注目を集めているプロデューサー。ソロ･アーティストとしては「インストゥルメンタル・ビーツ」道を追求し、現在まで2枚のインスト・アルバムをリリースしているほか、ギタリスト/詩人のCapitalとのコラボ作品も発表している。

話題を呼んだ06年の『Nother』の続編となる本作は全曲新曲で、なんと日本先行リリース。ピアノ･サンプリングを主体としたジャジーでメロディアスなトラックはあのNujabesやYNQとの比較されるほどで、映画のサントラ的壮大さも持ち合わせている。極上ピアノ・インスト・トラック「Sweet Nothing」や、スペーシーなオカルト風？のタイトル・トラックなど、究極のメロウ･ジャジー＆チルアウトをご堪能あれ。

4　レーベルサイト

　Pat D & Lady Paradox『King Of Peace』
イギリスの20歳のフィメールMC、Lady PardoxとトラックメイカーPat Dによる絵画系美麗HipHopアルバム。オススメはラムゼイ・ルイス・ネタの「Stepp Off」。美しいピアノのループとスウィートで少しアンニュイなLady Paradoxのライムのマジックに瞬く間にかかってしまいます。

　Guilty Simpson『Stray Bullets』
J Dilla諸作にフィーチャーされ注目を集め、来年にはデビューアルバムをリリースする予定のデトロイトのMC、Guilty Simpsonのこれまでの楽曲を集めたMix CD（Mixed by DJ Rhettmatic）が登場。本作のみのエクスクルーシヴ・トラックも収録！デトロイトの地下臭ムンムンな濃い内容です。
4　レーベルサイト

　Jean Grae『Orchestral Files』
日本のアングラ・ファンの間ではNatural ResouceのWhat Whatとして知られ、現在はあのTalib Kweli主宰のBlacksmith Rec.に所属する才女Jean Graeの未発表音源集。

　Fondamental Kartet『Vinylnoise』
仏のジャズ・ミュージシャンによるヒップホップ・バンド。欧州ジャズの大御所ヴィブラフォン奏者Bernard Jean、トランペッターAntony Saumade参加。仏語ラップと生音王道ジャズ・サウンドが見事にマッチ。
4　レーベルサイト

　La Cedille『Vu Du Large』
各メディアが賛辞を送り、フランス版The Rootsの称号を与えられた7人組ヒップホップ・バンドが日本丈六。『憎しみ』の邦題で知られるフランス映画の名作『La Haine』を彷彿とさせるモノクロームな世界観は聴く者を魅了する。
4　オフィシャルサイト

　Thirdiq『Monologue』
ヒップホップ・ジャムバンドJamnutsクルーのプロデューサー/ギタリストの渥美幸裕とキーボーディスト菱山翔太によるユニット。チルアウト、メロウネスの進化系！
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　Sontiago『Steel Yourself』
ポートランド在住のシンガー/ラッパーのSontlagoの2nd。AnticonのAlias、Galapagos4/GlueのMakerなど才能あるトラックメイカーのビートがバックアップ。磨かれたラップと優しい歌声、パーソナルな視点から描かれた真摯なメッセージは女性リスナーの共感を呼ぶはず。
4　レーベルサイト

　『Once A Hue, Always A Hue』
hueレーベル・コンピ第2弾。「ポエジー（詩情）」をキーワードに、ヒップホップとウタモノの融和をコンセプトにした全15曲（うち11曲が未発表）。妙な癒し効果あり。ベッドタイム・ミュージックに良いかも。