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Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト) - Nov 4th, 2007 -

Tuesday, November 6th 2007


      OTONamazu x HMV.co.jp : Barakan Beat Playlist
   Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト)
  バラカン・ビート
  毎週日曜 13:00-14:00 (再放送はアーカイブストリーミングにて)                 OTONamazuウェブサイトへ

  インターネットレディオ「OTONamazu」で放送中の「Barakan Beat」は、 国境やジャンルにこだわらず、ピーターバラカン氏が素敵な音楽を英語のナレーションにのせて紹介する番組。10年の実績のある人気番組です。
  当ページは、その「OTONamazu」と「HMV」によるコラボレーション企画ページ。DJのピーターさんから「ひとこと紹介コメント」をいただいて、Barakan Beatで放送された楽曲を改めてご紹介する「音楽ファン」のためのページです。
 
 
 
  Nov 4th, 2007
 
 

Olu Dara “Okra” 4.48
Olu Dara CD In The World from Natchez to New York/Atlantic AMCY2634 所収

  ぼくの史上最高50枚の一つ、98年の作品ですが、最近友人から彼のインタヴューがインターネットに出ているサイトへのリンクをもらって、それを読んでまたこれを聴きたくなりました。ついでに皆さんにも、というわけです。ジャンルで括れない音楽ですが、この自然体の素晴らしさにはまいってしまいます。
 
 
 

Andrea Echeverri “Quedate” 3.12
Andrea Echeverri CD Andrea Echeverri/Nacional 89076 07242 所収

  最近2度ほど紹介したコロムビアのグループ、アテルシオペラドスのリード・ヴォーカル、アンドレア・エチェヴェリのソロ・アルバムはなかなかの聞き応えがあります。曲も印象に残りますし、第一声はすごくセクシーです。
 
 
 


Sharon Shannon “Neckbelly” 3.17
Sharon Shannon CD Renegade/daisy label dlcd023 所収

  アイルランドの見事なアコーディアン奏者、シャロン・シャノンは何度か来日しているのでご存知の方もいるでしょう。今度の新作はフルートのマイケル・マゴールドリック、フィドルのデジー・ドネリー、そしてギターのジム・マリーと連名で出したものです。今回紹介する曲にはイングランドのギタリスト、ジャスティン・アダムズがゲスト参加しています。
 
 
 

Justin Adams & Juldeh Camara “Naafigi” 5.07
Justin Adams & Juldeh Camara CD Soul Science/Wayward 704 所収

  先ほどのジャスティン・アダムズは最近ロバート・プラントのバンドのギタリストを務めていますが、ぼくの番組で何度も取り上げている”砂漠のブルーズ”のグループティナリウェンのレコードをプロデュースしている人物でもあります。彼の新しいソロ作はガンビア人のミュージシャン、ジュルデー・カマラとの共同作業によるものです。一弦フィドルと歌を担当するジュルデー、主にギターを担当するジャスティンを中心に、ベースとパーカッションをフィーチャーした曲もありますが、素朴な編成にもかかわらずものすごいパワーを秘めた音楽です。
 
 
 


Orchestra Baobab “Ndeleng Ndeleng” 5.40
Orchestra Baobab CD Made In Dakar/World Circuit WCD078 所収

  セネガルの名人バンド。2003年に発表された15年ぶりの新作に続いて、今度も彼らの得意なスタイル、一昔前のキューバ音楽を西アフリカ風に解釈した独特のサウンドを展開します。
 
 
 

Martin Simpson “Never Any Good” 5.23
Martin Simpson CD アルバム Prodigal Son/Topic TSCD567 所収

  イギリスにはフォーク系のアクースティック・ギターの名手が色々いますが、マーティン・シンプソンは間違いなくトップ・クラスのミュージシャンです。ヴォーカルも味わいが出てきた彼の新作から、彼が父親のことを回想する自作を聴いていただきます。
 
 
 

Arthur Alexander “Sally Sue Brown” 2.38
Arthur Alexander CD アルバム Lonely Just Like Me: The Final Chapter/Hacktone R2 271932 所収

  アーサー・アレクサンダーは自分のレコードよりもビートルズがカヴァーした「Anna」、ローリング・ストーンズがカヴァーした「You Better Move On」などで知られている歌手です。「Sally Sue Brown」は彼のデビュー曲でしたが、無くなる直前の1993年に出した最後のアルバムで再録音しました。この前多くのボーナス・トラックを追加して再発されたこのアルバムから紹介します。
 
 
 

Bob Dylan “Silvio” 3.05
Bob Dylan CD Dylan/Sony SICP1553-5 所収
not for sale

  「Sally Sue Brown」がボブ・ディランにカヴァーされたことをぼくは全然知らなかったのですが、その収録アルバムは88年のDown In The Grooveでした。そのアルバムから、ジェリー・ガルシアの作詞家として有名なロバート・ハンターと共作したこの曲は、先日発表されたディランの超豪華な3枚組ボックス・セットに入っています。
 
 
 

Strength In Numbers “Duke and Cookie” 3.20
Strength In Numbers CD Telluride Sessions/MCA MCAD70033 所収

  バンジョーのベラ・フレック、マンドリンのサム・ブッシュ、ドブロのジェリー・ダグラスなどの強者ばかりで出来ていたStrength In Numbersは楽器編成がブルーグラスですが、やっている音楽はジャンルで限定できるものではありません。1989年の作品から紹介します。
 
 
 

Frifot “Vildfagel/Harjedarlingarna” 3.57
Frifot “Min Sol” 1.10
Frifot CD Flyt/Norrsken NOR6001 所収

  フリフォートというスウェーデンの3人組フォーク・グループは間もなく来日し、関西を中心に5回公演を行います。
 
 
 

War “Slippin’ Into Darkness” 7.00
War CD All Day Music/Avenue R2 71042 所収

  最後も来日の告知です。元ウォーのロニー・ジョーダンは4人組のバンドでコットン・クラブに出演します。往年のウォーの名作をどこまで再現できるでしょうか。
 
 
 
 
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