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Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト) - Oct 28th, 2007 -

Tuesday, October 30th 2007


      OTONamazu x HMV.co.jp : Barakan Beat Playlist
   Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト)
  バラカン・ビート
  毎週日曜 13:00-14:00 (再放送はアーカイブストリーミングにて)                 OTONamazuウェブサイトへ

  インターネットレディオ「OTONamazu」で放送中の「Barakan Beat」は、 国境やジャンルにこだわらず、ピーターバラカン氏が素敵な音楽を英語のナレーションにのせて紹介する番組。10年の実績のある人気番組です。
  当ページは、その「OTONamazu」と「HMV」によるコラボレーション企画ページ。DJのピーターさんから「ひとこと紹介コメント」をいただいて、Barakan Beatで放送された楽曲を改めてご紹介する「音楽ファン」のためのページです。
 
 
 
  Oct 28th, 2007
 
 

Betty Lavett “Witchcraft In The Air” 2.38
7" Lu PIne 123 (single) 所収
CD Soul Hitsに収録

  間もなくハロウィーンなので、一応その関係の曲から。最近ますます充実した音楽を作っているベティ・ラヴェットがまだティーネイジャーだった60年代初頭のちょっとレアなシングル盤の音です。
 
 
 

Martha & The Vandellas “Dancing In The Street” 2.38
Robert Wyatt CD The Ultimate Collection/Motown POCT1603 所収
ダウンロードは Motortown Revue -40th Anniversary Collection に収録

  モータウン・レコードが初期に会社を構えていたデトロイトの通りの一部がそのモータウンの創設者ベリー・ゴーディ・ジュニアに因んで名付けられたというニュースが発表されたとき、コメントが引用されたのはマーサ・リーヴズ市議会議員でした。彼女はいうまでもなく、かつてモータウンの看板グループの一つ、マーサ&ザ・ヴァンデラズのリード・シンガーでもありました。
 
 
 


L.A. Blues Alliance “Shop Around” 4.08
L.A. Blues Alliance CD アルバム What A Life/Babyree BBR002 IN02 所収

  こちらもモータウンのごく初期の大ヒット曲ですが、渋いブルーズ風の編曲になっています。ヴォーカルは先日来日したケブ・モーで、このL.A. ブルーズ・アライアンスというプロジェクトの一員になっていますが、他の参加者の中にはスライド・ギターの名手サニー・ランドレスも含まれています。このアルバムは面白い!
 
 
 

Little George Sueref “Tell Your Mother” 4.32
Habib Koite & Bamada CD Little George Sueref & The Blue Stars/Pussycat PCD001 所収

  また渋いブルーズが続きます。いかにも昔のシカゴ・ブルーズその物に聞こえますが、イギリスで活動するギリシャ系のハーモニカ奏者ジョージ・スエレフは驚くほど本物の音を作る人です。ハープの他にヴォーカルもリード・ギターも担当する大した才能です。アリ・ファルカ・トゥーレの遺作「サヴァヌ」でもフィーチャーされた彼のハープを気に入った方にはまずお薦めです。
 
 
 


Aretha Franklin “Sweetest Smile and the Funkiest Style” 3.52
Andy Palacio & The Garifuna Collective CD Rare & Unreleased Recordings from the Golden Reign of the Queen of Soul/Atlantic WPCR12797-9 所収

  アリーサ・フランクリンが黄金時代を迎えたアトランティック・レコードで録音したものの当時の色々なLPに収録されなかった未発表曲(一部シングルのB面などに使用されたものもあり)を2枚組CDでまとめたこれはすごい!
 
 
 

Staple Singers “Swing Down Chariot (AKA Let Me Ride)” 2.40
Staple Singers CD アルバム The Best of The Vee Jay Years/Shout Factory 826663 10641 所収

  アリーサと同世代のメーヴィス・ステイプルズは今も素晴らしい作品を作り続けていますが、彼女がまだティーネイジャーだった50年代に、家族グループだったステイプル・シンガーズはすでにプロとして活動していました。純粋なゴスペル・ミュージックを歌っていたそのころの録音で構成されたこのCDはファンには嬉しいものです。メイヴィスは7歳から既に低音のパートを歌っていたそうです!
 
 
 

Sam Moore “Ain’t No Love” 4.40
Sam Moore CD Overnight Sensational/Rhino WPCR12433 所収
not for sale

  去年話題のソロ・アルバムを出したソウル時代の大物サム・ムーアはまたブルーノート東京に出演するために来日します。ニュー・アルバムの話はまだ聞きませんが、楽しみです。
 
 
 

Lyle Lovett “This Traveling Around” 5.50
Lyle Lovett CD It’s Not Big It’s Large/Curb-Lost Highway B0009734-00 所収

  数年ぶりの新作を発表したテキサスのシンガー・ソングライター、ライル・ラヴェットはジャンルで括れない魅力を持った歌手です。彼の「ラージ・バンド」はジャズからカントリーまで何でも本格的に演奏する強者ぞろいですし、本人の切ないヴォーカルはいつもの素晴らしさです。
 
 
 

Steve Earle “City Of Immigrants” 4.17
Steve Earle CD Washington Square Serenade/New West NW6131 所収

  こちらもテキサスのスティーヴ。アールですが、長年本拠地にしていたナッシュヴィルからニュー・ヨークのグレニッジ・ヴィレッジに引っ越しました。若い頃のボブ・ディランの大ファンだった彼はこのアルバムでフォーク・リヴァイヴァルとその中心となっていたワシントン広場を謳歌する気持ちで作っています。
 
 
 

Tango Negro Trio “Que Paso” 2.52
Steve Earle CD La Vuelta del Malon/Beans BNSCD741 所収

  11月3日に品川プリンス・ホテルのステラ・ホールで行われるラテン・ミュージック・フェスティヴァルに出演するタンゴ・ネグロ・トリオはピアノ・トリオの形をとったジャズとタンゴのグループです。
 
 
 

Buika “Ojos Verdes” 5.23
Buika CD Mi Niña Lola/DRO Atlantic 0825646327454 所収

  フラメンコを得意とするアフリカ系スペイン人の素晴らしい女性歌手コンチャ・ブイカもラテンのフェスティヴァルに出ます。
 
 
 

Buika “New Afro Spanish Generation” 5.55
Buika CD Buika/DRO Atlantic 0825646323722 所収

  コンチャ・ブイカのファースト・アルバムはもっとR&B寄りの作りでしたが、やはり面白い。今回はその中の曲でお別れします。
 
 
 
 
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