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Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト) - Sept. 16th, 2007 -

Tuesday, September 18th 2007


      OTONamazu x HMV.co.jp : Barakan Beat Playlist
   Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト)
  バラカン・ビート
  毎週日曜 13:00-14:00 (再放送はアーカイブストリーミングにて)                 OTONamazuウェブサイトへ

  インターネットレディオ「OTONamazu」で放送中の「Barakan Beat」は、 国境やジャンルにこだわらず、ピーターバラカン氏が素敵な音楽を英語のナレーションにのせて紹介する番組。10年の実績のある人気番組です。
  当ページは、その「OTONamazu」と「HMV」によるコラボレーション企画ページ。DJのピーターさんから「ひとこと紹介コメント」をいただいて、Barakan Beatで放送された楽曲を改めてご紹介する「音楽ファン」のためのページです。
 
 
 
  Sept. 16th, 2007
 
 

Dr. John “Walking To New Orleans” 3.13
CD Sing Me Back Home/Burgundy BVCM31195 所収

  今週の東京の湿度は、9月とは思えない熱帯地方然とした苦しいものでした。まるでニュー・オーリンズのような感じですが、文化的にはあちらの方が魅力的だな。ハリケーン・カトリーナのために家を奪われたミュージシャンたちによる企画アルバムから、ファッツ・ドミノの有名な曲を歌うドクター・ジョンです。
 
 
 

Dr. John “Don’t Leave Me This Way” 3.26
CD Goin’Home: A Tribute To Fats Domino/Vanguard 70225 所収

  続けてまたドクター・ジョン。今度は9月25日にアメリカで発売されるファッツ・ドミノへのトリビュート・アルバムから。
 
 
 


Percy Mayfield “Louisiana” 2.01
CD The Voice Within/Rev-Ola CR BAND 18 所収

  50年代前半にルイジアナ発の洒落たリズム・アンド・ブルーズを連発した優れたソングライター、パーシー・メイフィールドの当時の録音がコンピレーションで再発されました。
 
 
 

Alex “Forro na Penha” 1.44
CD Forro Acustico Vol. 1/Beans BNSCD739 所収

  アコーディオンを中心としたブラジル北東部の素朴でファンキーなダンス・ミュージック。ルイジアナのザイデコが好きな方ならピンとくると思います。
 
 
 


Eneida Marta “Lope Kai” 4.05
CD Lope Kai/King KICP8084 所収

  西アフリカの小さな国、ギネー・ビサウでは公用語はポルトガル語です。同じポルトガル語を使うカボ・ヴェルデに比べてもう少しビートの効いたファンキーな感じがあります。最近発表された世界中の歌姫を集めたシリーズDivasのうちの一つです。
 
 
 

Melodias del 40 “Cabeza de Cimarrón” 2.54
CD Cuban Pearls: Una Noche en la Habana/Syllart 6132952 所収

  50年代のキューバの音楽を集めた2枚組のコンピレーションから。これは大西洋を渡ってレコードを運んだ船乗りたちを通じてセネガル辺りのアフリカの人々に愛されたレコードを復刻したものです。主にフルートやヴァイオリンを中心としたチャランガ・スタイルです。
 
 
 

Orchestra Baobab “Souleymane” 4.24
CD African Classics/Cantos SLCD114 所収

  キューバの音楽の影響をもろに受けたセネガルのオーケストラ・バオバブが前世紀を過ごした70年代の録音をまとめたコンピレーションです。15年ぶりに再結成した彼らの近作は素晴らしかったですが、若い頃の演奏は脂が乗っていて魅力的です。
 
 
 

Boubacar Traoré “Diarabi” 5.26
CD African Classics/Cantos SLCD111 所収

  マリの人気者ブルーズ・ギタリスト、ブバカール・トラオーレの古い録音です。これものんびりしていてこの熱さをしのぐのに最適!
 
 
 

Tinariwen “Chet Boghassa” 3.51
Amassakoul/Wrasse WRASS125 所収

  マリ北部の「デザート・ブルーズ」。10月12日渋谷Axでコンサートをやります。いいぞ、このグループ、元祖エレクトリック・ギターの音です。
 
 
 

Oki “Hechiri Rock” 3.03
Tonkori/Chikar Studio CKR0108 所収

  ティナリウェンのコンサートの前座を勤めることになったアイヌのミュージシャン、オキ。彼が演奏するトンコリはアイヌの素朴な弦楽器ですが、その独奏のアルバムから一曲。
 
 
 

Joe Strummer “Omotepe” 3.44
Andres Landeros “Martha Cecilia” 2.52
The Future Is Unwritten/Epic MHCP1363 所収

  今公開中のドキュメンタリー「London Calling – ザ・ライフ・オヴ・ジョー・ストラマー」はとても面白く、ぼくのようにクラッシュに特別のめり込んではいなかった人間が観ても大いに得るものがあります。サウンドトラックでは、かつてBBCのワールド・サーヴィスのラジオで番組にレギュラー出演していたジョーのしゃべりと選曲も楽しめます。
 
 
 

Robert Glasper “g & b” 8.24
In My Element/Blue Note TOCJ66377 所収

  10月初頭に丸の内のコットン・クラブに出演する新しい感覚のジャズ・ピアニスト、ロバート・グラスパーで今週の番組を締めくくります。
 
 
 
 
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