心の小宇宙、喜多朗の世界観
Friday, September 7th 2007
ロックやポップスに明け暮れた頃、喜多郎Kitaroなんかがやってる音楽なんてものにはまったく興味がそそられなかった。4つ打ちでもなんでもない平らなとめどないゆるゆるとしたシーケンス・サウンドと、まるで教祖のようないでたち、風貌に、一種胡散臭ささえ感じてた。NHKの紀行番組や旅番組のBGM、その程度のものだったのだけれど、それでもなぜか音と名前のイメージだけは強烈な喜多郎というアーティスト。喜多郎と言えばやっぱりNHK番組の『シルクロード』だろう。砂漠とか、海とか山とか、そういう絶景シーンには必ず流れていた気がする。番組のエンドロールで音楽担当のクレジットを見ると、いつもそこに喜多郎(Kitaro) という文字があったっけ。
おそらく彼は全世界で一番よく知られるアーティストだ。あのR30世代の輝ける偉大なYMOをも凌ぐほどの。グラミーノミネート歴は実に11回を数える。近年では、北京オリンピック開会式総監督を勤めるほどの、ワールドワイドな音楽家なのだ。
音楽を聴いていると、あてもなく広がるそういう大自然の雄大さとか壮大さに妙にマッチするのはなぜだろうか。あるいは、夜空を見上げた時のまるで吸い込まれるように凝視してしまうような感覚。
やがて、圧倒的な生命力溢れる大自然を想像しているうちに、だんだん見たことのない自分の心の奥底に広がる小宇宙を見ているような、漠然と、そして静かに存在する混沌とした"空間"。
電子音の音の波形には、離人効果があるような気がする。
■クラウス・シュルツとの出会い■
70年初頭に結成したファーイースト・ファミリーバンドというプログレバンドで音楽活動を始めた彼に、72年に運命的な出会いの機が訪れる。それは、ジャーマンエレクトロニックの巨匠、クラウス・シュルツKlaus Schulzeとの出会い。
シュルツはドイツの代表的プログレ・バンド、タンジェリン・ドリームTangerine Dream、アシュラ・テンプルAsh Ra Tempelにドラマーとして参加して以後、シンセサイザー・プレイヤーとして以後ソロ活動を続け、アンビエントやテクノ・ポップの系譜にも登場するキーパーソン。KITAROは彼のもとで、本格的にシンセサイザーの手ほどきを学ぶこととなる、日本人唯一の愛弟子に。
シュルツとの出会いで、プログレから派生した電脳New Ageシーンを確立。その軌跡は30年来、スタイル、手法は首尾一貫したメッセージ性を保持しつつ、国境を越えて"世界のKITARO"としてその名を轟かせることに。
70年初頭―ファーイースト・ファミリーバンド結成。
72年―ジャーマンプログレのオーソリティ、クラウス・シュルツと出会う。
78年―ファーストアルバム「天界」リリース。
79年―「大地」「OASIS」発表。
80年―NHK特集「シルクロード」のテーマ曲大ヒット。
81年―「敦煌」 「氣」を発表。
82年―「1000年女王」のサウンドトラック。初の全国ツアー。
84年―日本人としては初の中国・台湾(アジアツアー)成功。
87年―「The Light of the Spirit」発表。グラミー賞へノミネート。日本年間レコード賞特別賞受賞。日本人初の全米ツアーを成功させる。
88年―ベストアルバム「ベスト・オブ・10イヤーズ」リリース。
90年―「古事記」発表。グラミー賞ノミネート。
92年―オリバー・ストーン監督作品映画「天と地(Heaven & Earrth)」音楽担当、「ドリーム」発表。イエスのヴォーカリスト、ジョン・アンダーソンと共演。グラミー賞へノミネート。
94年―DOMOレコードより「マンダラ」リリース。ワールドツアー・ライブ「天空への響き〜an enchanted evening」。2年連続グラミー賞ノミネート。
96年―クリスマス・アルバム「Peace on Earth」発表。
97年―サーカス&ミュージカル「サーキュ・インジュヌー」の音楽担当、同名アルバム発表。メイベル・チャン監督作品、映画「宋家の三姉妹」音楽を担当。
同名アルバムリリース。
98年―長野の御柱祭りを題材とした「GAIA-ONBASHIRA-」を発表。グラミー賞へノミネート。NHK番組「四国八十八か所」の音楽担当。
99年―NHK番組「四国八十八か所」に出演。「Thinking of you」発表。
2000年―NHK開局75周年記念番組「四大文明」の音楽担当。サウンドトラック「四大文明エンシェント」を発表。グラミー賞へノミネートされる。
01年―「四大文明」関連アルバム「永遠の時を〜An Ancient Journey」発表。「Thinking of you」でグラミー賞受賞。
>※アメリカで同時多発テロ事件発生。
02年―NHK「にんげんドキュメント〜喜多郎、長良川を奏でる」出演、「水に祈りて」と同名のアルバムを発表。2001年薬師寺ライヴ・アルバム「daylight moonlight Kitaro Live in Yakushiji」(CD/DVD)発表。
03年―9.11の衝撃にインスパイアされ、一大コンセプトアルバム≪空海の旅≫プロジェクト始動。第1作目「空海の旅」グラミー賞ノミネート。 05年―「空海の旅2」リリース。
生楽器のような"温もり"とか"あたたかさ"みたいなものとは程遠い電子音の一見無表情な音のパルス(波形)が、なぜかエモーショナルな感情表現や、神秘や憂い、時には癒しの境地にさえ共鳴するシンセサイザーの音色。
また、ひたすら沈黙したまま人間に圧倒的な存在感を与え続ける自然の姿をそのサウンドに重ね合わせてしまうその音色の秘儀とは一体何なのか。
KITAROの描く世界には、そんな不思議な音の魔力と神秘に包まれています。
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空海の旅シリーズ第3弾。
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