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ヱビス<ザ・ブラック・スタイル>第5回

Thursday, August 23rd 2007

ヱビス<ザ・ブラック・スタイル>
第5回「ジャズ最新事情」…ジャンルの壁を越えて成長し続けるジャズ>

メデスキ、スコフィールド、マーティン&ウッド
『Out Louder』



即興演奏を身上のひとつとするジャズの醍醐味を現代に甦らせるジャム・バンド勢は、クラブ・ジャズ・シーンの精鋭達とはまた違った切り口でジャズの新しき可能性を標榜し続ける。


ジャズ系ジャム・バンドのサウンド・スタイルを大まかに言い表すと...Grateful DeadPhishなどの系譜にあたる所謂アメリカン・ロック・バンドによるジャム・バンド・スタイルをよりファンキーなメソッドで、時にはヒップホップやテクノ/ハウス的な味付けを加えた最新の「ごった煮」感で進化させる、至極ボーダレスなセッションの最高沸騰点。


1998年のJohn Scofield『A Go Go』で共演を果たした、John Medeski、Billy Martin、Chris WoodによるMedeski Martin&Wood(以下M.M.&W.)とJohn Scofieldによる正真正銘の合体作Medeski Scofield Martin & Wood『Out Louder』は、現代最強とも言える4ピース・ジャム・バンドの誕生を高らかにアナウンスする1枚となった。


N.Y.の前衛ジャズ・シーンから先鋭的なオルガン・トリオとして90年代初頭に颯爽と登場したM.M.&W.と、常に進化することを恐れないその独特のプレイ・スタイルで現代ジャズ・ギタリストの最高峰に君臨するJohn Scofieldによる化学反応は、「ジャム・バンド・スタイル」と安に括ってしまうことすら抵抗を覚える、雑多な音絵巻を生み出した。ジャズ、ファンク、ロック、ソウル、レゲエなどのエッセンスが、目眩くグルーヴ、そしてインプロヴィゼーションのもと絡まり合い、ブレなき最高のダイナミズムとかつてないサウンド・ユニティーを形成する。


Medeski Martin & Wood / John Scofield


シカゴ・ブルースのLittle Walterをテーマにした@「Little Walter Rides Again」、Beatlesのカヴァーとなるミディアム・バラードI「Julia」、そしてPeter Toshのルーツ・レゲエ古典を取り上げたK「Legalize It」等、アイデアも申し分ない!





デッド系、ルーツ/サーフ系、ファンク系、ジャズ/フュージョン系、ブルース系、カントリー/ブルーグラス系、クラブ系、アヴァンギャルド系、プログレ系...と一口にジャム・バンドと言っても様々なタイプのグループが存在し、その多くがここ日本でもじわじわと注目を集め、着実にその根を張ることに成功してきている。


ジャズ系ジャム・バンド・シーンの起点としては、90年代初頭、ブルーノート発のUS3や、ヒップホップ/R&Bシーンとの交流も盛んなUKギタリスト、Ronny Jordan、レゲエ、グラウンド・ビートを巧みに取り入れたサウンドでUKのジャズ、クラブ・シーンを行き来するサックス奏者、Courtney Pineなどのように、クラブ・ミュージックの流れを汲んだアーティストが両フィールドで諸手を挙げて歓迎されたことによることが大きいとも言われている。


M.M.&W.に続くジャム・バンド・シーンの代表的な存在となるSouliveは、ヒップホップ・シーンとの密接性を顕著にしたサウンドで同シーンにおけるひとつの指標を作った。


New MastersoundsBoston HornsBaker Brothersといった新世紀ディープ・ファンク・グループも彼らの影響下から派生したと言っても大袈裟ではないだろう。また、John Scofieldだけでなく、Pat MethenyBill Frisellといったメイン・ストリームからジャム・バンド風展開を見せるアーティストが増えてきているのも時代の流れといったところだろうか。


Soulive
  Soulive(2004)


ジャム・バンド〜ジャズ・ファンク・ディスク傑作選


            左から:Soulive『No Place Like Soul』、『Next』、『Live!』、『Turn It Out Remixes』


            左から:Scotty Hard's Radical Reconstruction 『Reconstructive Surgery』、Big Sam's Funky Nation『Take Me Back』、Down To The Bone『Supercharged』、Modern Groove Syndicate『Vessel』


            左から:David Fiuczynski / John Medeski『Lunar Crush』、Oz Noy『Fuzzy』、Poogie Bell Band『Get On The Kit』、David Pastorius & Local 518 『David Pastorius & Local 518』


            左から:Charlie Hunter『Right Now Move』、『Friends Seen & Unseen』、Floratone『Floratone』、Speak Low『I'm Gonna Groove Ya!』


        
左から:Boston Horns『Live From Tokyo』、Baker Brothers『Baker Dozen』、New Mastersounds 『102%』、Eddie Roberts『Trenta』、



            左から:Moe『Warts & All: Vol.5』、Robert Randolph『Unclassified』、Umphrey's Mcgee『Safety In Numbers』、Galactic『From The Corner To The Block』


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ジャム・バンド究極のパフォーマンス

Out Louder

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Out Louder

Medeski Martin And Wood / John Scofield

User Review :4.5 points (3 reviews) ★★★★★

Price (tax incl.): ¥4,180

Release Date:26/September/2006

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ジョンスコ、M.M.&W.初の共演アルバム

Go Go

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Go Go

John Scofield

Price (tax incl.): ¥3,740
Member Price
(tax incl.): ¥3,254

Release Date:10/April/1998

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Emarcy移籍第1弾となる最新作

This Meets That

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This Meets That

John Scofield

Price (tax incl.): ¥3,190
Member Price
(tax incl.): ¥2,775

Release Date:31/August/2007

  • Deleted

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M.M.&W.とJ.Scofieldの代表作

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