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Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト) - June 24th, 2007 -

Tuesday, June 26th 2007


      OTONamazu x HMV.co.jp : Barakan Beat Playlist
   Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト)
  バラカン・ビート
  毎週日曜 13:00-14:00 (再放送はアーカイブストリーミングにて)                 OTONamazuウェブサイトへ

  インターネットレディオ「OTONamazu」で放送中の「Barakan Beat」は、 国境やジャンルにこだわらず、ピーターバラカン氏が素敵な音楽を英語のナレーションにのせて紹介する番組。10年の実績のある人気番組です。
  当ページは、その「OTONamazu」と「HMV」によるコラボレーション企画ページ。DJのピーターさんから「ひとこと紹介コメント」をいただいて、Barakan Beatで放送された楽曲を改めてご紹介する「音楽ファン」のためのページです。
 
 
 
  June 24th, 2007
 
 

Little Richard “The Girl Can't Help It” 2.29
CD Little Richard/Specialty PCD1902(廃盤) 所収
Essential Little Richardに収録
Buster Brown “Fannie Mae” 2.55
CD The New King Of The Blues/Fire PCD5460 所収

  この50年代の名曲は両方とも今公開中の映画Hollywoodlandの挿入歌ともなっています。50年代のハリウッドを舞台に、テレビでスーパーマンの役を演じたジョージ・リーヴズの自殺をめぐる話です。ダイアン・レインとボブ・ホスキンズをはじめ、優れた演技の多い作品です。
 
 
 

Mahalia Jackson “Walk In Jerusalem” 2.38
CD The Essential Mahalia Jackson/Sony MHCP229-30 所収

  これは60年代のゴスペル、大変有名な曲です。若手のビリー・プレストンが参加しています。直接関係ないのですが、南アフリカからエルサレムへの巡礼の旅に出て大変な目に遭う男の物語を描いた「ジェイムズ、聖地へ行く」はいまアップリンク・シアターで上映中です。
 
 
 

Bob Lind “Cheryl’s Goin’ Home” 2.02
Bob Lind “Elusive Butterfly” 2.48
CD Elusive Butterfly/MSI MSIG03084 所収

  60年代半ばのLAで、名編曲家/プロデューサーのジャック・ニッチが手がけたフォーク・ロック風のシンガー・ソングライター、ボブ・リンド。非常に個性的な作風がラジオで人気を得て、Elusive Butterflyは大ヒット。
 
 
 

Aretha Franklin ““Elusive Butterfly” 2.46
CD Soul ‘69/Atlantic AMCY660所収

  同じ曲とは思えない、アリーサ・フランクリンのカヴァー・ヴァージョン
 
 
 

Freddie Scott “Hey Girl” 3.04
CD Birth of Soul/Kent CDKEND123 所収

  ボブ・リンドも好きだったというフレディ・スコットはソングライターとして出発し、キャロル・キング・とジェリー・ゴフィンが別の歌手に書き下ろしたつもりのこの曲を、当のチャック・ジャクソンが録音に現れなかったために、デモ・ヴァージョンを吹き込んでいたフレディが本番でも活躍し、大ヒット。彼は先日、74歳で亡くなりました。
 
 
 

Freddie Scott “Brown Eyed Girl” 3.33
CD Vanthology/Evidence ECD26128-2 所収

  60年代半ばにフレディはゼムから独立したばかりのヴァン・モリソンと同じレコード会社に所属していました。その時のヴァンのヒット曲を、ヴァンに対するR&Bシンガーのトリビュート・アルバムでフレディが歌っていました。
 
 
 

Levon Helm Band “When The Battle Is Over” 5.18
CD Midnight Ramble Sessions: Volume 2/MSI MSIG0284-5 所収

  咽頭癌の治療費がかさばり、財政難に陥っているリーヴォン・ヘルムはいうまでもなく元ザ・バンドのドラマー。ウッドストックにある自宅を使って定期的に開いているコンサートを主な収入減にしています。その第2弾からの曲を紹介しています。リーヴォンは最近基金もはじめ、自分の活動に投資してくれる人たちを募集しています。
 
 
 

El Sexteto Miramar “Cumbiamba” 2.32
CD Colombia!/P-Vine PCD17105 所収

 Tomas Reyesという写真家の展覧会が今、国連大学内のUNギャラリーで開催中。テーマは南米コロムビア国内で難民状態になっている人々。この曲は60−70年代のコロムビアのサルサを集めたコンピレーションからです。
 
 
 

Michel Camilo “Hurry Up And Wait” 5.05
CD Spirit Of The Moment/Telarc UCCT1184 所収

  今月末ブルーノート東京に出演するドミニカ共和国出身のジャズ・ピアニスト、ミシェル・カミーロの新作から
 
 
 

Chick Corea and Béla Fleck “Joban Dna Nopia” 6.22
CD The Enchantment/Concord UCCO1004 所収

  チック・コリアとバンジョーの名人ベーラ・フレックが2人だけで作った新作アルバムから
 
 
 

Oshima Yasukatsu with Geoffrey Keezer “Ryusei” 3.39
CD Yasukatsu Oshima with Geoffrey Keezer/Victor VICL61953 所収

  こちらもピアノと弦楽器のデュエット。三線奏者大島保克とジャズ・ピアニストジェフリー・キーザーの共演アルバムから。二人のコンサートが7月11日お茶の水のカザルス・ホールで行われます。
 
 
 

Frisner Augustin “Simbi Dio” 5.08
CD The Drums of Vodou/White Cliffs Media 9338 所収

  最後にハイチの現地宗教ヴォドゥーの儀式で使われる音楽をジャズ風にアレンジした曲。そのヴォドゥーのミュージシャンたちが7月13,14日、東京の夏音楽祭の一環で、草月ホールでコンサートを行います。
 
 
 
 
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