HMVインタビュー: Flying Rhythms
Wednesday, April 16th 2008
☆『Rhythms Mebius』発売記念インタビュー!
The LoftのDavid Mancusoのプレイリストに取り上げられたり、Life ForceのNick the Record、<On-U>のAdrian Sherwoodにレコードをプレイされたり、OptimoによるBetty Botoxにもエディットされたり…という、あらゆるジャンルのDJ/プロデューサーから激烈な支持を受けている"リズム・バトル・ダブユニット"、Flying Rhythmsの3rdアルバムが到着!Flying Rhythmsは、久下恵生(ドラムス・Eパッド)、Latyr Sy(ジャンベ・コンガ・カフォン・ヴォイスetc)、そしてDry & HeavyやLittle Tempoのメンバーでもある内田直之(ミックス、ダブ・ミックス)による3人ですが、今回のアルバムにはゲストミュージシャンとしてOOIOOのAYA(ベース)、そしてKirihito、Groupの竹久圏(ギター)が参加しており、新たな音世界を創り上げています!そんな作品『Rhythm Mebius』は過去の作品と比べて、今まで以上にインパクトをもったダンスアルバムとなっており、さらに『Specialoose』のアートディレクション&デザインを担当していた前田晃伸氏によるジャケットアートワークのぶっ飛び具合も超強烈です!!!!!
そんな新作について、<時空>のプロデューサーである山辺圭司氏にいろいろとお話を伺いました!
Interview with 山辺圭司(Los Apson? / <時空>pro.)
○まず今回のアルバム『Rhythm Mebius』を制作するにあたって、山辺さんのなかでの作品テーマはどのようなものだったのでしょうか?
山辺圭司(以下:山): 今作では、まずやってみたいことに「BPM90縛り」というのがありました。フリー・スタイルを得意とするドラマーの久下さんという意見もありますが、’80年代N.Y.の「WILD STYLE」にヤラレタ=久下さんという事実もあるので、ラメルジィーvs.K-ロブの「BEAT BOP」のような遅くものれるダンス・トラックをFlying Rhythmsでトライしてみたかったとゆーのがあります。
○『Rhythm Mebius』は、ギターの竹久圏さんとベースのAYAさんが作品に参加されているという点が今までの作品と大きく違うところですが、まず今回お二人が参加することとなった経緯について教えていただけますでしょうか?
山: ライブ、アルバムと久下&ラティール&内田の3人でたっぷりと音へのリズムへのチャレンジをしたので、新たな風が欲しかった。竹久圏とAYAは、旧友?日常を乗り越える戦友?だったので信頼できるプレイヤーがいるなら、FRをバンド編成で試してみたいというピュアな欲求もありました。
Flying Rhythms 『Rhythms Mebius』
1.Rhythm Mebius
2.Running
3.AWA
4.Zunda Dance (meditation dub version)
5.Wind Echo (stereophonic mix)
6.Baye Fall ye (instrumental version)
7.Wander
8.Specialoose Fly (voice edit)
○竹久さんとAYAさんが参加されたことによって『Rhythm Mebius』にもたされたものはどんなことですか?
山: やはり、音の表情が増えましたね。楽器が増えた分、顔が増えました。
○今作のレコーディング過程について、今までの制作過程と比べてどうでしたか?レコーディング中の印象的なエピソードがありましたら教えてください。
山: いつもどうり大変リラックスしていました。今回は、初の一泊合宿だったのでプレイヤー、エンジニア、プロデューサー、A&R、FRスタッフが、一緒のおいしい賄いの食事をしたり録音時間OFFの時間を共に楽しく共有したので、制作過程の歩みの流れを共にすることが出来、良い思い出です。内田さんがたまたま持ってきた、DMX(80'sヒップホップのトラックメイカー御用達のリズムマシーン)をパーカッショニストのMR.ラティールが叩いた一曲目のトラックには、グラスルーツのオーナーQくんとも爆笑発火しながら録音風景を楽しんでました!あれが、あんなプログレッシブなダンス・サウンドになるとは!瞬間的なJOY!閃きハプニングもキャッチしやすいですね、そのほうが。
○山辺さんが『Rhythm Mebius』の制作において、とくにこだわった部分というところはどんなところですか?
山: 最終的には、FR流ダンス・アルバムを目指しました。内田さんのミックスは、やはり綿密で驚異的です!曲をミックスで弾き寄せ構築します!
○Flying Rhythmsの楽曲は、ジャンルを問わないさまざまなDJにプレイされたり、エディットされたりするなどの支持を受けていらっしゃいますが、そういったアーティストからの反応というものはどのように感じられていますか?
山: 大変うれしく思うと共に、些か強引のようですが、当然のことと思います。FRを体験すると体が動いてしまいます。ダンスは、今この時代に必要です。体を、自己を、踊りに没頭した時の「今、ココに生きてる!」感を感じられる、わかりやすい手段です。
Flying Rhythms作品 左から 1. Flying Rhythms 『Specialoose Fly』(2006年) / 2. Flying Rhythms 『N'danka N'danka』(2005年) / 3. Flying Rhythms 『Rhythm Connection』(2005年) / 4. Flying Rhythms 『Flying Rhythms』(2004年)/ 5. Flying Rhythms 『Do The Waves』(2006年)
○CDのジャケットとしては今回の作品から、Specialooseのアートディレクション&デザインも担当されている前田晃伸氏が担当されているということですが、初めてこちらのアートワークを拝見させていただいたときの衝撃はカナリのものでした…。制作依頼をされたときのアートワークのテーマはどのようなものだったのでしょうか?
山: ジャケに関しては、前田晃伸に丸投げでした。海外の個展で忙しくなったFR ジャケット前任者=五木田智央に代わり、誰か?と思い、即座に雑誌 Specialooseのデザイン/アート・ディレクションを努める前田晃伸が候補に上がりました。やはり、間違い有りませんでした。この人、音楽好きなのが滲んじゃうんです!ま、それ以外もバッチリ良い仕事をする人なんですがね。
○山辺さんがプロデューサーを務めてらっしゃる<時空>レーベルについてもお聞きしたいのですが、SpacialooseやDJ NOBUさんのMix CDをリリースするなど精力的に活動されていますが、<時空>レーベルとしての今後の展望をお聞かせいただけますか?
山: Blast Headが6月20日に4年ぶりの待望フル・アルバムを、今年中にはALTZも だせたらなぁ〜って思ってます。もちろん永遠に聴き継がれる音楽、その時代のメモリアルな音楽を目指しています。展望の舵取りは、人の出会い次第ですかねー。
○Flying Rhythmとしての今後の予定を教えてください。
山: 5月5日にROVOに誘われて日比谷野外大音楽堂、6月9日は、浅草ASAHIアート・スクウェア(金のウ○○が乗っかった=○ンコ・ビル)にてFR初ソロ・ライブをやりますから来てくださいねーー!!!
○ありがとうございました!!
協力: Lastrum
<時空>作品 左から 1. Book 『Specialoose + Altz Mix CD』(2006年) / 2. DJ NOBU 『No Way Back』(2006年) / 3. Blast Head 『A Groove』(2007年)
☆関連インタビューリンク
42006年12月 DJ NOBU
☆関連リンク
<時空>オフィシャルサイト