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Play Jaco-6人のベーシストにインタビュー

Friday, December 8th 2006

櫻井哲夫、納浩一、日野賢二、コモブチキイチロウ、今沢カゲロウ、Akiraに、楽曲について、ジャコについてお聞きしました。ジャコ愛に溢れるJ-ベーシスト達による驚異のトリビュート作品。

2006年12月1日はジャコ・パストリアスの55回目の誕生日。「世界最高のベース・プレイヤー」はエレクトリック・ベースの概念をガラッと変えるほどの革新的プレイと、限りない音楽才能を35年という短い生涯で燃え上がらせた。

それからも今日に至るまで、彼のプレイに対しリスペクトするベーシスト達、作曲面でも天才性を実証したジャコ楽曲のスタンダード化など、その影響力により、ジャコのファンは死後もなお増加傾向にある事がひしひしと感じられる。

2006年もジャコ・パストリアス・ビッグ・バンド、ウェザー・リポートBOXが大きな話題を呼ぶほか、今月(2006年12月)にはウェザー・リポート加入直後の76年ライヴ映像『Live At Montreaux Jazz Festival』、そして初期のプレイを集めた『アーリー・イヤーズ・レコーデイングス』が次々とリリース。ジャコ誕生月、そして2006年最後を飾る作品がこの『Play Jaco』となる。

ジャコ・トリビュート作はこれまでもいくつかリリースされているが、この『Play Jaco』は「日本のベーシストによるトリビュート作」という事がポイントであり、日本国内初の本格的トリビュート作品である。

プロデュースは、ADLIB編集長、松下佳男氏。彼の呼びかけに集まったベーシストは櫻井哲夫、納浩一、日野“Jino”賢二、コモブチキイチロウ、今沢カゲロウ、Akiraの6人。スタイルも個性も異なった、いずれもジャコを愛する日本を代表するベーシスト達だ。


「これまで、日本でもアルバムの中で何曲かジャコの曲を取り上げたものはかなりありますが、新録による1枚全部のジャコ・トリビュートはありませんでした。アメリカ、ヨーロッパでは出ているのに。ましてジャコ王国の日本でないなんて?動機はそこでした。

ベーシストの多くは、日本でもジャコには特別の思いがあって、いろんな人に会い、交渉するのも楽しかったです。選曲はあらかじめしていたのですが、誰にどの曲をプレイしてもらうかはかなり悩みました。結果は聴いていただいて感じて欲しいと思います。1曲出来上がる度に本当に興奮しました。」

『Play Jaco』プロデューサー
ADLIB誌編集長
松下佳男


それでは各ベーシスト達に、プレイした曲の聴き所やジャコについて語って頂こう。


●櫻井哲夫

『Portrait Of Tracy』
『Slang』

Produced and Arranged by Tetsuo Sakurai
Tetsuo Sakurai: Fretless Bass, Drum Programming, Synthesizers

Q1:今回プレイされた楽曲は、オリジナルに対して、アレンジ等どのような解釈とアプローチ方法だったでしょうか?

Q2:プレイ面においての聴き所を教えてください。

A1、A2:
私は、<Portrait Of Tracy>、<Slang>を担当しましたが、両方ともオリジナルは完全なベースソロの曲なので、初めはどうしたものか、困惑しました。

<Portrait Of Tracy>は、ジャコのハーモニクスを駆使した、それまでになかったエレキベースの革新的な楽曲ですので、オリジナルのベース・プレイを尊重することにしました。

そして、貴重なベース・ソロを、完コピしてみました。しかし、聴けば聴くほどリズム的にも構成的にも納得いかない部分があって、作業はなかなか進みませんでした。前半と後半が分からないようにですが、不自然に繋がっているのです。

最終的に、私はテンポを統一し、構成もなめらかに行くように聴きやすく仕上げることにしました。全ての音はベース・ソロの為に作ってあります。5/4や、変拍子をスムースに聞けるようにリズム・アレンジを工夫しています。聴き所は、完コピしたベースと、演出しているシンセ達です。原曲と聞き比べてお楽しみください。

<Slang>は、改めて聞き直して感服しました。とても一人のソロ演奏とは感じられない音楽のスケール感と迫力です。

また、構成要素も盛りだくさんなのですが、特に前奏と後奏は曲と言うよりインプロヴィゼーションなので、オリジナルのインプロヴィゼーションはカットして、もっとも特徴的なホールド・ディレイをこの曲のモチーフとしてとらえ、アレンジしてみました。

ディレイでフレーズを繰り返し、そのままの状態を続けるわけですが、3回重ねて3声のハーモニーをバッキングに作ってからソロを演奏するわけです。

これも、ジャコが初めて試みた画期的なアイデアでした。そのホールド・ディレイと、そのバッキングの上でのベース・ソロ、ディストーションベース・ソロ、をテーマとして演奏し、後半は私のソロを演奏しています。

ホールド・ディレイ部分を楽しくするために、シンセでドラムを打ち込んであります。ベースのソロとこのドラムは聴き所です。結構気に入っているので、ベース・ソロ同様、ドラム・パターンもお楽しみください。

Q3:レコーディングでの使用ベース、機材を教えてください。

Ans.3:
Fender Jazz Bass Fretless 1961

Q4:ジャコのプレイした曲、アルバムの中で特にお好きなものとその理由をお聞かせ下さい。

Ans.4:
これは困った質問です。殆どの曲は大好きなので。前にカバーした<Punk Jazz>も好きですし、ソロの内容では、<Havona>も好きです。

Q5:ずばり、あなたにとってジャコ・パストリアスとはどういう存在でしょうか?

Ans.5:
非常に高い次元のポテンシャルを発揮した素晴らしい人。作曲家として、演奏家として、創始者として尊敬しています。

★櫻井哲夫 作品はこちらから


●納浩一

『Continuum』
Produced and Arranged by Koichi Osamu
Koichi Osamu: Bass
Akira Onozuka: Keyboard & Programming

『Three Views of a Secret』
From the album 「The Chord」(2006)
Produced by Susumu Morikawa
Arranged by Koichi Osamu
Koichi Osamu: Wood Bass
Makoto Kuriya: Piano
Hiroyuki Noritake: Drums

Q1:今回プレイされた楽曲は、オリジナルに対して、アレンジ等どのような解釈とアプローチ方法だったでしょうか?

Ans.1:
僕が今回取り上げたうちの1曲、<Continuum>という曲は、実は以前学生の頃、完全コピーでトライしたことがあります。そのオリジナルでの演奏は、ほぼ100%、ベースのソロだけで成り立っています。そして、そのときも痛感したのですが、ジャコのオリジナルでの演奏は、これしかないといってもいいような、すばらしい内容です。

ということで、この曲を新たにやるにあたって、オリジナルのようにベースを大フューチャーするのか、違う道を探るのか、とっても迷いました。しかしやはりベース・ソロで成立させる以外にはないのではないかという結論にいたり、基本的にはアレンジ上の大きな変化を加えず、真っ正面からジャコに挑戦するような形のものにしました。

敢えて加えた変化というのは、オリジナルとは少し違うサウンドになればということで、コード進行を、オリジナルより若干複雑にした点と、ソロをフレッテッド・ベースで取った点、イントロやインタールード・エンディングを新たに加えたことくらいです。

もう1曲の<Three Views Of A Secret>は、アコースティック・ベースでの演奏ということもあって、メロディをベースで取ることにしました。そのために、オリジナルのキーでは音域的に問題があるので、まずキーを変えました。それ以外は、特筆すべき変化点はないと思いますが、逆に言うと、それだけで十分変化がついているような気がします。編成もピアノトリオですしね。

Q2:プレイ面においての聴き所を教えてください。

Ans.2:
<Continuum>においては、まずはソロ部分でしょうか。先ほどもいいましたが、コード進行をオリジナルよりも複雑にしてしまったために、かなり困難なものになってしまいました。しかもオリジナルでのジャコのソロは絶品ですからね。本当に大変でした。それと、イントロ・エンディングでのベースのフレーズですね。

<Three Views Of A Secret>では、メロディ部分です。この曲のメロディは、本当に哀愁があって素敵なメロディです。それをアコースティック・ベースでうまく歌い上げられたと思います。

それとソロ部分です。このソロ部分も、なかなかやっかいなコード進行なんです。聞いているだけでは、スムーズに聞こえるので、そのようには思えないでしょうが、やってみるとこれがなかなか大変。そのソロ部分も、結構がんばれたかなぁと思っています。

Q3:レコーディングでの使用ベース、機材を教えてください。

Ans.3:
<Continuum>でのテーマは、Roscoe の5弦フレットレス(LG 3005 Custom)、ソロはフォデラのImperial 5弦Elite です。

<Three Views Of A Secret>は、Juzak のアコースティック・ベースです。チェコ・スロバキア製です。1920年頃のベースだそうですが、詳細は不明です。

Q4:ジャコのプレイした曲、アルバムの中で特にお好きなものとその理由をお聞かせ下さい。

Ans.4:
ジャコのリーダーアルバムもすばらしいですが、ここでは敢えて、ちょっと違ったものを挙げてみます。ジョニ・ミッチェル・「Mingus」の「Good Bye Pork Pie Hat」です。

この、イントロや唄の後ろでの伴奏のベース、もうお見事というほかありません。唄に対して、単に伴奏するだけではなく、時には唄を追い越して、唄より主役になってしまうのではないかと思うくらいのアプローチ、そして適材適所にでてくるハーモニックス! 一体この人はなんなんでしょう!?

いつかこんなシンガーと出会って、こんな演奏をするのが僕の夢のひとつでもあります。

Q5:ずばり、あなたにとってジャコ・パストリアスとはどういう存在でしょうか?

Ans:5:
この質問はもう何度か受けた記憶があります。それだけ、こういう企画が何度もあったということでしょう。時代を超えて、何年経っても、多くのベーシストに影響を与え続けているジャコ。僕もその影響を絶大に受けた一人です。

彼がいなければ、存在していないようなスタイル、そしてベーシストが一杯いると思います。僕が今持っているテクニックやアイデアの中にも、そういった部分は相当あると思います。現代のベース・シーン、ジャズ・シーン、そして僕自身を考える上で、その存在無しには語ることができないような、そんな人です。

納 浩一 作品はこちらから


●日野“Jino”賢二

『Teen Town』
Produced, Arranged, Performed All Instruments & Programmed, Engineered & Mixed by Kenji“JINO” Hino

『Soul Intro〜Beautiful Spirits〜The Chicken』
Produced, Arranged, Engineered & Mixed by Kenji“JINO” Hino
(* Beautiful Spirit Composed by JINO)
Kenji“JINO” Hino: Bass
Tatsuya Nishiwaki: Harmonica
Satoshi Yoshida: Guitar
Jay Stixx: Drums

Q1:今回プレイされた楽曲は、オリジナルに対して、アレンジ等どのような解釈とアプローチ方法だったでしょうか?

Ans.1:
<Teen Town>はプレイヤーを入れずにすべて一人で自分流に彼のことを思い出しながらレコーディングしたかったので、自分でもどんな風になるか解らなかったんです。

レコーディング中にぼくの頭の中に何度もジャコが現れ(ご存知のように、ぼくは彼をよく知っていたし同じアパートで短かったけど寝食を共にしたりしたので)結果としていろいろな彼のフレーズが自然と生まれ、ぼくのサウンドと融合し、JINOサウンドになりました。

<Soul Intro〜Beautiful Spirits〜The Chicken>は、オールドスクール(SOUL,FUNKなど)のアプローチで、その部分で西脇辰弥さんにブルースハープ(ハーモニカ)Jay Stixxにドラム、吉田智さんにギターをお願いしました。

Q2:プレイ面においての聴き所を教えてください。

Ans.2: <Teen Town>は、もちろん、ベースの音色と色んなフレーズ、ちなみにギターは一切使っていなくてピッコロを使っています。

<Soul Intro〜Beautiful Spirits〜The Chicken>は:ジャコに捧げたくなって、彼を思って曲を挟み込んだところかな。

Q3:レコーディングでの使用ベース、機材を教えてください。

Ans.3: <Teen Town>はJINO4(アトリエZ、日野賢二モデル4弦)、JINO6(同6弦)、ピッコロ(アトリエZ)、フレットレス(アトリエZ)。

<Soul Intro〜Beautiful Spirits〜The Chicken>はJINO4のみ。

エフェクターはROLAND ME-50,V-BASS。

Q4:ジャコのプレイした曲、アルバムの中で特にお好きなものとその理由をお聞かせ下さい。

Ans.4:
ーPortrait Of Tracy
ーContinuum
ーCome On Come Over
ー3 Views Of A Secret
ーCha Cha
ーJohn & Mary
理由はむずかしいですね。彼のスタイルがいろいろな形で出ていてみんな好きです。

Q5:ずばり、あなたにとってジャコ・パストリアスとはどういう存在でしょうか?

Ans.5:
本当の意味でのアーティストだと思うし、イノベーター。そして、良い事も悪い事も彼の近くで多くを学びました。

★日野賢二 作品はこちらから


●コモブチキイチロウ with tiron

『Liberty City』
Produced and Arranged by Kiichiro Komobuchi
『Las Olas』
Arranged by Shunji Takenaka
Kiichiro Komobuch: Bass & Vocal
Keiji Matsumoto: Piano & Keyboard
Shunji Takenaka: Guitar
Yoichi Okabe: Drums & Percussion

Q1:今回プレイされた楽曲は、オリジナルに対して、アレンジ等どのような解釈とアプローチ方法だったでしょうか?

Ans.1:
<Liberty City>
自由都市とジャコパストリアスの人生を重ね合わせました。 誕生。若さ、奔放そして解放の名のもとに繁栄するが、やがて自ら求める自由に縛られ歯車が狂っていく。退廃と破滅、、。 しかし精神はやがて必ず再生へとつながっていく。 つまり後進の我々の中にこれからも引き継がれていく。

<Las Olas>
鎮魂。祈り。

Q2:プレイ面においての聴き所を教えてください。

Ans.2:
一言でバンドサウンドですね。

Q3:レコーディングでの使用ベース、機材を教えてください。

Ans.3:
<Liberty city>はバッキングではxoticフレットレス5弦、 メロディ部はxoticフレットレス6弦。

<Las Olas>はバッキングでは、ザンドナー・ジャーマンウッド・ベース、メロディではxoticフレットレス6弦です。

エレクトリック・ベースはラインのみで、ウッド・ベースはノイマンコンデンサーマイクのみで録っています。

Q4:ジャコのプレイした曲、アルバムの中で特にお好きなものとその理由をお聞かせ下さい。

Ans.4:
<A Remark You Made>

Q5:ずばり、あなたにとってジャコ・パストリアスとはどういう存在でしょうか?

Ans.5:
奇行を取り沙汰されるジャコだが、かつては本当に真っ当だったと感じない訳にはいかない。つまり彼ほど解放され自由な姿の対局には、「何が」新しく、「何を」越えるかを感じ、苦悩する姿が伺えるのである。

破壊するまでに至る彼の構築した完璧な音楽に満ちているのは、深く音楽に向き合い自分を高めようとした健全な精神だ。

実はアーティストにとってこの「何が」というラインを見出す事は本当に困難な事なのだ。ましてや私にはそれを壊し乗り越えてゆくことなど遠い事のように思える。

彼の音にはバッハからサイケ、パンク、ジャズ、R&B、民族音楽など沢山の要素が散りばめられている。

過去から現在そして未来につながる音、そしてすべての民族を包括してしまう音。

プリミティブでサイバーでフォーキーで切なく楽観的で創造的で破壊的でロマンティックだ。

ベーシストが技術だけでジャコを判断して追い求めることは正しい道では無い。ジャコの技術は決して新しいものではない。

ジャコの音楽のとらえ方、ベーシストとしての有り様が新しかったのだ。

★コモブチキイチロウ参加
Four Corners 作品はこちらから
Tiron 作品はこちらから
Minaswing 作品はこちらから


●今沢カゲロウ

『Reza〜Giant Steps〜Reza』
『John & Mary』

Produced and Arranged by Quagero Imazawa
Quagero Imazawa: Bass, Bass Synthesizer & Voice
Art Hand: Percussion & Drums

Q1:今回プレイされた楽曲は、オリジナルに対して、アレンジ等どのような解釈とアプローチ方法だったでしょうか?

Ans.1:
<Reza〜Giant Steps〜Reza>は、原曲が3連だったのに対して、32ビートでのザクザクしたアプローチ、そしてノーマルのベースラインと並行して、手動によるリアルタイムホールドディレイフィードバック、ラストに転調して、疾走する高速ファンクにシフトチェンジしました。原曲は管楽器入りの大きな編成でしたが、自分はベースとドラムのみで作りました。

<John & Mary>は、クライマックスをいったん冒頭に持ってきて、アブストラクトな部分はメロトロンで。その後のパートは、原曲ではリフのみで進行しますが、自分はそこに自作のメロディをつけ、フレーズに対してのコードそのものを変えました。

原曲でのスティールドラムと大編成ならではの荘厳さ、あたたかみのある音が大好きなんですが、対してこちらは、真逆の雰囲気で。

ベースのみの多重録音とベースシンセのメロトロン音で、70年初期のブリティッシュロックあたりの、幻想的なひんやりとした雰囲気がでるよう心がけました。

Q2:プレイ面においての聴き所を教えてください。

Ans.2:
<Reza〜Giant Steps〜Reza>はスピード感、切れ味、疾走感。そして、Giant Steps明けのReza後半部の高速ファンク。ドラム以外の全てのトラックをベースから作りました。

<John & Mary>は原曲と全く違う世界観。メロトロンサウンドを使ってのデフォルメ具合。中間部のねじれた幻想アレンジ。 パーカッション以外の全てのトラックをベース、ベースシンセから作りました。

Q3:レコーディングでの使用ベース、機材を教えてください。

Ans.3:
<Reza〜Giant Steps〜Reza>
Moon MBC-6 6string fretless bass "QI special"
Moon MBC-6 6string fretted bass "QI special"
Musicman Stingray 5string bass
Rocktron BANSHEE Amplified TALKBOX
Boss DD-3
Boss PS-2
RAT

<John & Mary>
Moon MBC-6 6string fretless bass "QI special"
Musicman Stingray 5string bass
Roland GR-20 bass synthesizer

Q4:ジャコのプレイした曲、アルバムの中で特にお好きなものとその理由をお聞かせ下さい。

Ans.4:
<And Then>です。ジョー・ザヴィヌルの曲ですが。リラックスしている時にジャコの事をイメージすると、なぜかいつもこの曲のジャコが頭をよぎります。

Q5:ずばり、あなたにとってジャコ・パストリアスとはどういう存在でしょうか?

Ans.5:
エネルギッシュな存在だけに、あえて模倣しないように決意させた唯一のベーシスト。

★今沢カゲロウ 作品はこちらから


AKIRA

『Barbary Coast』
『Good Morning Anya』

Produced and Arranged by Akira

Akira: Bass
Motohito Iwata: Keyboard
Kazuya Sasaki: Drums

Q1:今回プレイされた楽曲は、オリジナルに対して、アレンジ等どのような解釈とアプローチ方法だったでしょうか?

Ans.1:
ベース・テクニックを聞かせるのではなく、音楽全体を聞いてもらえることを一番に考えてました。<Barbary Coast>に関してはウェザー・リポートのライブ版を参考にしつつ、自分のエッセンスをいれていった感じです。

2部構成で、前半は泥臭くアメリカの大地、後半は東京です。イメージですけど。仕掛けとかはインプロの中で自然に出てきたものです。当たり前だけどウェザーと全然違った展開になって、面白かったです。俺がどういう音楽が好きかわかると思いますよ。後半はQUIL!

Q2:プレイ面においての聴き所を教えてください。

Ans.2:
2部構成<Barbary Coast>の前半部。あえてこのテンポです。気にいってます。この感じを分かってくれる人がいると、うれしい。<Good Morning Anya>のベースソロもいいですね。

Q3:レコーディングでの使用ベース、機材を教えてください。

Ans.3:
クルーズのフレットレスとクルーズの5弦(フレッテッド)

Q4:ジャコのプレイした曲、アルバムの中で特にお好きなものとその理由をお聞かせ下さい。

Ans.4:
『Weather Report / Night Passage』の<Three Views Of A Secret>。

Q5:ずばり、あなたにとってジャコ・パストリアスとはどういう存在でしょうか?

Ans.5
会った事ないけど、しょうがない人。自分の人生の一部分です!

★Akira参加
Quil作品はこちらから

* Point ratios listed below are the case
for Bronze / Gold / Platinum Stage.  

Play Jaco

Play Jaco

CD

Play Jaco

Price (tax incl.): ¥3,143
Member Price
(tax incl.): ¥2,892

Release Date:21/December/2006

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遂に発売されるジャコ初期演奏集

The Early Years Recordings

CD Import(Japanese Edition)

The Early Years Recordings

Jaco Pastorius

User Review :5 points (4 reviews) ★★★★★

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Release Date:15/December/2006

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『Play Jaco』で取り上げられた楽曲のオリジナル盤

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『Play Jaco』参加ベーシスト達の最新作品

  • Brasil Connection Vol.2

    CD

    Brasil Connection Vol.2

    Tetsuo Sakurai

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    Release Date:25/October/2006


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    CD

    The Chord

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    Release Date:12/January/2006


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  • Jino

    CD

    Jino

    KENJI Jino HINO

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    Release Date:25/May/2005


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  • For Corners

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    For Corners

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    Release Date:15/June/2006


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  • Bass Days

    CD

    Bass Days

    Quagero Imazawa

    User Review :5 points (2 reviews)
    ★★★★★

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    (tax incl.): ¥2,494

    Release Date:22/November/2006


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  • Green Apple

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    Green Apple

    Quil (Jazz)

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    (tax incl.): ¥1,782

    Release Date:20/February/2005


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最近発売されたジャコ関連作品

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  • Live In Montreal

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    Jaco Pastorius

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  • Live In Japan

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    Release Date:03/October/2006


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  • Live At Montreaux Jazz Festival

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    Release Date:02/December/2006


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    Weather Report

    User Review :4.5 points (5 reviews)
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    Multi Buy Price
    (tax incl.): ¥5,331

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  • Forecast : Tomorrow

    CD Limited Edition

    Forecast : Tomorrow

    Weather Report

    User Review :4.5 points (5 reviews)
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    Release Date:18/October/2006


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