<Ninja Tune>特集

Friday, September 29th 2006

90年代より、テクノ好きもヒップホップ好きも、みーんなを虜にしてしまったレーベル<Ninja tune>。同時期に設立された<Warp>や<Mo Wax>ととともに、様々なジャンルを飲み込んだその「新しい音」には誰もが惹きつけられました。

Coldcutをはじめ、初期より活躍し続けるDj FoodDJ VadimHexstaticHerbaliserといったアーティスト、さらには新世代アーティストといえるであろうDj Kentaroや兄弟レーベル<Big Dada>のDiploSpank Rockもおり、音楽性も含めて様々なアーティストが所属しています。



<Ninja Tune>とは...

1990年、ColdcutのJonathan MoreとMatt BlackによってUKロンドンを拠点に設立。ヒップホップ、ジャズ、テクノ、ハウスといった音楽性を吸収した、ジャンルに括ることの無い様々な音楽性を持ったアーティストを数々輩出しつづける希有な存在のレーベルであるといえます。

さらに<Big Dada>や<Ntone>といった兄弟レーベルを持ち、さらにその音楽性を広げています。

こちらで<Ninja Tune><Big Dada><Ntone>よりリリースする代表的アーティストを紹介していきたいと思います。



【Coldcut】
…Jonathan MoreとMatt Blackからなるユニット。UK初のサンプリングを導入した87年のデビューシングル「Say Kids, What Time Is It?」から、90年代後半のビデオサンプルソフトVJammの開発まで、自らが興したインディーレーベルNinja Tuneを核として、常にジャンルの壁を超えるスタイルを創り続ける革新的存在。まさにColdcutならではとしか言いようのないブレイクビーツサウンドを展開する。

Coldcut

左から:1. 97年発売のアルバム『Let Us Play』/2. 99年発売のアルバム『Let Us Replay』/3. 05年発売のアルバム『Sound Mirrors』/ 4. 06年発売のDVD『Sound Mirrors Videos + Remixes』/




【DJ Food】
…UKヒップホップの筆頭に挙げられるレーベル<Ninja Tune>軍団の最古参、PCことPatrick CarpenterとStrictly KevによるDJ Food。 このユニットはColdcutの2人、Jonathan MoreとMatt Blackによって90年に結成され、 当初はDJのために食べ物(=トラック)を創作することがコンセプトだった(ブレイクのみを収録したアルバム『Jazz Brakes』シリーズを5枚発表)。 彼らは、テクノの遊戯精神でヒップホップの手法を用いたことにより先鋭的で斬新なサウンドを編み出した。

DJ Food

左から:1. 93年発売のアルバム『Jazz Brakes 4』/2. 95年発売のアルバム『DJ Food / Jazz Brakes 4』/3. 95年発売のアルバム『Recipe For Disaster』/ 4. 96年発売のアルバム『Refried Food』/5. 00年発売のアルバム『Kaleidoscope』/6. 01年発売のアルバム『Solid Steel』/




【Hexstatic】
…Stuart Warren HillとRobin Brunsonの2人組。Coldcutの偏執的なまでのコラージュを映像面で支える。VJの先駆者的存在でもあり、フルアルバムを発表するなど、音/映像両方の面にて秀でたアーティスト。
Hexstatic

左から:1. 00年発売のアルバム『Rewind』/2. 05年発売のアルバム『Solid Steel』/ 3. 04年発売のDVD『Master View』/




【Herbaliser】
…アブストラクトビートとファンクが見事に融合し、あのRootsより早く生バンドでヒップホップに挑戦した先駆者。

Herbaliser

左から:1. 95年発売のアルバム『Remedies』/2. 97年発売のアルバム『Blow your Headphones』/3. 99年発売のアルバム『Very Mercenary』/ 4. 02年発売のアルバム『Something Wicked This Way Comes』/5. 03年発売のアルバム『Solid Steel』/6. 05年発売のアルバム『Take London』




【DJ Vadim】
Anti Pop Consortiumらと組んだユニットIsolationistやDJ ShadowDJ KrushDJ Camらと並び賞され、アブストラクトヒップホップ・シーンを牽引してきたアーティスト。

DJ Vadim

左から:1. 96年発売のアルバム『USSR Repertoire』/2. 97年発売のアルバム『USSR Reconstruction』/3. 99年発売のアルバム『USSR Life From the Other Side』/ 4. 02年発売のアルバム『USSR The Art Of Listening』/




【Up Bustle & Out】
…レゲエやダブ、キューバ音楽、ヒップホップまで雑食系サウンドで人気を博したブリストルの音楽集団

Up Bustle & Out

左から:1. 95年発売のアルバム『One Clour Just Reflects Anothe』/2. 97年発売のアルバム『Light Em Up Blow Em Out』/ 3. 00年発売のアルバム『Rebel Radio Master Sessions 1』/ 4. 01年発売のアルバム『Master Sessions 2』/




【Amon Tobin】
…アンビエント/ファンク/ダブのメロディアスな要素を、駆り立てるようなベースの分厚いビートと融合。ブラジル出身でブライトンに拠点を置き、ダークでヒップホップ色の強いドラムンベースとトリップホップを混ぜ合わせ、密度の濃いブルーズやジャズのエフェクトを加え、混沌とした世界を表現。

Amon Tobin

左から:1. 97年発売のアルバム『Bricolage』/2. 98年発売のアルバム『Permutation』/ 3. 00年発売のアルバム『Supermodified』/4. 02年発売のアルバム『Out From Out Where』/ 5. 04年発売のアルバム『Solid Steel』/6. 05年発売のアルバム『Splinter Cell Chaos Theory Soundtrack』/




【Mr. Scruff】
…とても可愛いキャラクターがジャケに踊る、「Ninjaのグルーヴマスター」の異名を持つMr. Scruff。数多くのレーベルから作品を発表し、多くのリミックスワークをこなす。

Mr. Scruff

左から:1. 99年発売のアルバム『Keep It Unreal』/2. 02年発売のアルバム『Trouser Jazz』/ 3. 04年発売のアルバム『Solid Steel』/4. 05年発売のアルバム『Mrs. Cruff』/




【Cinematic Orchestra】
…ソングライティングとプロデュースを手がけるJason Swinscoeを中心に、ジャズ/映画音楽への深い造詣/傾倒と空間を意識したサウンドメイキング、そして"生"の躍動感とダンスカルチャーの融合をめざし結成。

Cinematic Orchestra

左から:1. 99年発売のアルバム『Motion』/2. 00年発売のアルバム『Remixes 1998-2000』/ 3. 02年発売のアルバム『Everyday』/4. 03年発売のアルバム『Man With The Movie Camera』/




【Bonobo】
…UKのブレイクビーツレーベルからファーストアルバム『Animal Magic』をリリースし、アンダーグラウンドで話題となったBonoboにメをつけたのがNinja Tune。アコースティックサウンドとブレイクビーツを上手く融合させ、土臭くオーガニックなブレイクビーツを聴かせてくれる。ゆるめビーツに生音を加えたスタイルで、Tommy Guerreroを彷佛とさせるチルアウトトラックに、中近東/アフリカ音楽的なスパイスがきいたサウンドが印象的。

Bonobo

左から:1. 00年発売のアルバム『Animal Magic』/2. 03年発売のアルバム『Dial M For Monkey』/ 3. 05年発売のアルバム『Solid Steel』/4. 06年発売のアルバム『Days To Come』/




【Ammoncontact】
Build An ArkHu Vibrationalとしても活動するCarlos NinoとFabian Ammon AlstonによるAmmoncontactPrefuse 73の<Eastern Development>からもシングルを発表してきた経緯を持つ彼ら。<Plug Reserch>からのアルバム『Sounds Like Everything』に続く2作目が<Ninja Tune>経由でリリース。ヒップホップ〜ブレイクビーツとスピリチュアルジャズを見事に折衷したインストジャズブレイクビーツ。

Ammoncontact

左から:1. 04年発売のアルバム『One In An Infinity Of Ways』/2. 05年発売のアルバム『New Birth』/ 3. 06年発売のアルバム『With Voices』/




【Jaga Jazzist】
…ノルウェーを拠点に活動する総勢10名からなる演奏集団。その有機的で絡みあいながら進む演奏はジャンルの壁を越えて多くの人に支持をされている。北欧ならではの寂寥感、清涼感に溢れ、日本人の耳に合うメロディーとやわらかい音色。そして時にとてもグルーヴィ。

Jaga Jazzist

左から:1. 01年発売のアルバム『Livingroom Hush』/2. 02年発売のアルバム『Stix』/3. 03年発売のアルバム『What We Must』




【Roots Manuva】
…Big Dadaの中心的存在であり、レゲエやダブをも思わす太っといビートに、オリジナルかつ超絶的なリリックとライミングスキルを持つ。

Roots Manuva

左から:1. 99年発売のアルバム『Brand New Second Hand』/2. 01年発売のアルバム『Run Come Save Me』/ 3. 02年発売のアルバム『Dub Come Save Me』/4. 05年発売のアルバム『Awfully Deep』/5. 06年発売のアルバム『Alternately Deep』/




【cLOUDDEAD】
…Big Dadaでもかなり人気の高いAnticonクルーのDoseonewhy?Odd Nosdamの3人で構成されている。ユルめのロービート上で繰り広げられる病んだフロウと唯一無二の音世界。

cLOUDDEAD

左から:1. 01年発売のアルバム『cLOUDDEAD』/2. 04年発売のアルバム『Ten』/




⇒そのほかのNija Tune作品はこちら

・9 Lazy 9
・Animals On Wheels
・Antibalas Beat Orchestra
・Blockhead
・Cabbageboy
・Chocolate Weasels
・Chris Bowden
・Clifford Gilberto
・Daedelus
・Dj Kentaro
・Dsp
・Dwight Trible
・Dynamic Syncopation
・Fink
・Flanger
・Fog
・Funki Porcini
・Homelife
・Irresistible Force
・Journeyman
・Kid Koala
・Loka
・London Funk All Stars
・Neotropic
・One Self
・Pest
・Rainstick Orchestra
・Sixtoo
・Skalpel
・Spank Rock
・Super Numeri
・Treva Whateva
・Wagon Christ
・Zero Db (Acid Jazz)


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