Boycott Rhythm Machine第二弾!
Thursday, July 27th 2006
*高木正勝
1979年生まれ、京都府亀岡市在住。映像作家/ミュージシャンとして映像と音楽両方の制作を等価に手がけ、国内外のレーベルからCD/DVDを多数リリース。世界中でビデオ・インスタレーションに参加し、各地でライブも行っている。リミックスやPVなどのコラボレーションにも積極的。今回のピアノ連弾というアイディアは高木氏からのもの。インタビューは亀岡の自宅で行われた。 |
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*南 博
1960年生まれ。バークリー音楽大学から奨学金を得て渡米し、その後ヨーロッパ各地でライブ活動を展開。現在は東京を拠点に自身のリーダーバンドGO THERE!での演奏や、菊地成孔・与世山澄子らのサポートも行っている。バンドの一員として毎年コペンハーゲンジャズフェスに参加するなど、欧米での演奏経験豊富な、それでいで人一倍日本/東京を愛するジャズピアニスト。 |
*Numb
若くしてNYにてエンジニアリングを学び、帰国後97年<Revirth>の立ち上げに携わり、シングル数枚とアルバム『Numb』をリリース。MIDIコントローラーで様々な要素をリアルタイムに操り、フィジカルに演奏するというスタイルのサウンド・パフォーマンスを世界規模で展開している。その極点としてのライブアルバム『東京』では、ラップトップに魂を宿らせる事に見事成功した。
*Saidrum
<Revirth>から数枚のシングル、DJ Bakuとのコラボレーションシングル等を手がけた後、1stアルバム『Deadpan Rhythm』をリリース。ノイズから削り出される緻密な音響工作、ミニマルに展開されてゆくダブ・ワイズなスタイルでラディカルかつディープなリズム・サウンドを演出するサウンドイノヴェーショニスト。下北沢在住、フリーのラジオディレクターでもある。 |
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*吉見征樹
シャクティwithジョンマクラフリンに衝撃を受け、インドはムンバイにてタブラの大御所ウスタッド・アラ・ラカ・カーン氏と、その息子ザキール・フセイン氏に師事。インド古典音楽はもとより、あらゆるジャンルのアーティストと共演し、どのようなセッションに対しても自在に絡み付く貴重な存在。Spanish ConnectionやDCPRGといったグループに参加している。ムガール帝国2代目皇帝フマユーンの生まれ変わり(自称!)。
*井上憲司
20歳でインドカルカッタに初渡航。のちにシタールをShri Dwijendra Mohan Banerjee氏に師事、半年インド半年日本という生活を約10年続ける。京都寺院でのシリーズリサイタルなど日本国内や、本場であるインドにて演奏を重ね、日印両国の文化交流の架け橋としても活躍している。 吉見氏とは現在、北インド古典演奏をおよそ月一回のペースで続けている。 |
*Shuren The Fire
1979年函館市生まれ。Tha Blue HerbのBoss The MCに影響を受けてラップを始め、その後<Tha Blue Herb Recordings>よりアルバム『My Words Laugh Behind The Mask』をリリース。札幌のMC/DJ集団Mic Jack Productionにも所属。もっとも影響を受けたのは、シュルレアリスムやダダイズムと語る。インタビューは現在仕事場のある北海道千歳市にて、市街が見渡せる丘の上で行われた。 |
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*外山 明
1962年横浜元町生まれ。ドラマーとして坂田 明、渡辺貞夫、山下洋輔などのレコーディング/ツアーに参加。ドラムのルーツともいえるアフリカを基にしたオリジナルなスタイルで、最近ではUAのライブには欠かせないドラマーとして彼女の歌声との激しい絡み合いを魅せている。バラフォン(木琴)の手ほどきを受けるべくギニア国立バレエ団との交流を持ち始め、現在では現地ギニアに渡る事もしばしば。 |
*Goma da Didgeridoo
HIPHOPダンサーをしていた94年、ディジュリドゥに出会う。その後本場オーストラリアダーウィンに渡り、導かれるようにアボリジニーの聖地アーネムランドヘ。現地コンペティションでノンアボリジニープレーヤーとして初の表彰を獲得。帰国後はJungle Musicを立ち上げ、現在までに7枚のアルバムをリリース。Night Jungle、Jungle Rhythm Sectionといった様々なスタイルのバンドを組織し、自らのディジュリ道を追求し続けている。 |
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*不破大輔
言わずと知れた大所帯パノラマ・スペクタクル・パフォーマンス楽団“渋さ知らズ”を取り仕切るダンドリスト。若い頃影響を受けたのはパンクロックでもジャズでもなく、『No New York』。 フリージャズのベースプレーヤーとして音楽家のキャリアをスタートさせ、現在も小編成の渋さ知らズ(渋さチビーズ)ではコントラバスを弾きまくる。インタビューは自宅平塚の相模川岸にある飲み屋にて。 |
*AxSxE
奈良県出身。時代を完全に置き去りにした先鋭バンドBoatを経て生まれ変わった超絶悶絶ライブバンドNatsumenのギタリスト(マーシャルプレーヤー)であり音楽的リーダー。スペースカンフーマンや町田康とバンドを組むなどの傍ら、PanicsmileやMong Hangといったバンド仲間のサウンドプロデュースも手がける。誰もが知ってるキリンラガービールTokioの「カンパイ!!」の作曲者でもあったりする。 |
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*スガダイロー
1974年生まれ鎌倉育ち。生物学者を目指すも其の道から逸れ、バークリー音楽大学に入学。帰国後は渋さ知らズや鈴木勲Oma Soundで活躍するバリバリのフリージャズピアニスト。若手主体のコンセプチュアル・フリーアヴァンギャルド・バンドReal Blueリーダー。DVDエンドロール後に流れる映像はそのReal BlueとAxSxE氏&スペースカンフーマン片山氏によるフリーセッション。インタビューは生まれ育った稲村ヶ崎にて。 |
*半野喜弘
大阪府岸和田市生まれ。電子音楽を基にし、自身の生き様そのものとも言えるアルバム『Lido』『Angelus』を制作。ヒップホップやジャズの躍動感を取り入れたRadiq名義でのアルバムも世界発売されている。映画音楽家としての国際的評価も高く、01年以降はパリと東京を拠点によりワールドワイドな活動を展開。田中フミヤと4つ打ちレーベル<o.p.disc>を設立するなど活動は恐ろしいほど多彩。 |
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*菊地成孔
1963年千葉県銚子市の歓楽街生まれ。ジャズを軸にしたバンド、Quintet Live Dub と Pepe Tormento Azucararを中心に、Date Course Pentagon Royal Gardenやスパンクハッピー等様々なグループを主宰。また、文筆家としての活動は音楽は言うに及ばず料理やファッション、格闘技まで多岐にわたる。さらに、私塾や大学にて音楽史や理論について教鞭を執っている。 |
*Dj Kentaro
13才の頃からDJを始め、2001年にDMC Japanチャンピオン、2002年には若干20歳という若さでアジア人初のDMC世界チャンピオンのタイトルを奪取。以降、欧州・ジャマイカ・中国・韓国・台湾などグローバルにDJプレイする彼のコンセプトは「No Wall Between The Music」。UK最重要レーベルのひとつ、<Ninja Tune>との契約を交わしたばかり。
*Dj Baku
<Dis-Defense Disc>主宰。アンダーグラウンドシーンをターンテーブリストである彼の視点から紹介したドキュメンタリーDVD『邂逅/Kaikoo』がシーンを超えて話題となる。本年満を持して1stアルバム『Spinheadz』をリリース。DJ Kentaroとは古い知り合いながら、今回のプロジェクトが音源としては初共作となる。 |
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*芳垣安洋
Vincent Atmicus、Orquesta Nudge! Nudge! リーダーであり、<Glamorous>レーベルのプロデューサー。メンバーとしては、Rovo、大友良英NJO、DCPRG、南博 GO THERE!などなどなど... 『Boycott Rhythm Machine』第一弾では8曲中なんと6曲に登場した、間違いなく日本でもっとも忙しいドラマーのひとり。
*岡部洋一
Rovo、Vincent Atmicus、Orquesta Nudge! Nudge!、ボンデージ・フルーツ、16人編成のロックバンド ザ・スリルのメンバーであり、様々なヴォーカリストのサポートとしても日本中を飛び回るパーカッショニスト。芳垣氏とは”極東最強のリズムセクション”と呼ぶにふさわしいコンビネーションを魅せまくりまくっている |

オルタナティブ・ジャズの記念碑的作品として異例の売り上げを記録した傑作コンピレーションアルバム





*井上憲司


*外山 明




*AxSxE
*スガダイロー







*岡部洋一
