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HMVインタビュー:金原千恵子

Wednesday, May 31st 2006

アルバム『Strings Of Life』発売記念インタビュー

ヴァイオリニスト、金原千恵子からニューアルバムが登場。

すでにアナログで話題となっている"Strings Of Life"のカバー曲をはじめ、爽やか系ハウスの一番人気KaskadeBlazeMasters At WorkLouie VegaAnanda ProjectRasmus FaberKaleidoscopio、そして今作のリリース元となる<Grand Gallery>を主宰している井出靖らがプロデュース参加した超強力作品。

金原千恵子さんにインタビューしました。


Interview with Chieko Kinbara



前作『Paradise』に続き豪華なプロデューサー陣が参加されていますね。そして、全編通してこれまでで一番「ダンス」の要素が強いアルバムだと感じましたが、まず、今回アルバムを製作するにあたってなにか明確なビジョン/コンセプトはありましたか?

金原千恵子(以下金原):今回はヴァイオリン・ミーツ・ハウスをテーマに、とにかく踊れる開放的なサウンドを目指しました!

KaskadeやRasmus Faber、Ananda Projectなど、近年日本でも人気の高いソウルフルでメロディアスなハウスプロデューサーが参加し、アルバム全体のトーンもほぼそのあたりにあると思いました。このあたりのサウンドの人気、あるいは流れというものは意識されましたか?

金原:特に意識はしませんでしたが、ベテランの方から若い、今ノっている人達までに頼みたいな、って思っていました。

シングル"Strings Of Life"がアナログでまず発売され、相当な話題を呼んでいますね。これは言わずもがなDerrick Mayによるクラシックですが、この楽曲をカバーした経緯を教えていただけますか?

金原:『Paradise』を出した後ツアーをする中でバンドが固まってきて、次の曲を録音する時には絶対このメンバーで、って思っていて。やるのならば、ツアー先でDJの方々がよくかけていたこの曲がいいな、と井出さんと話していました。タイトルを聞いてビックリし、やはりヴァイオリニストの私がカバーするのがおもしろいというか、ある意味必然なのでは、と思いました。

*Derrick May/Innovator
金原千恵子がカバーに挑戦した"Strings Of Life"の元曲収録。Derrick Mayはデトロイトテクノのオリジネイターのひとり。"Strings Of Life"はドラマティックな展開がたまらない、まさにクラブ史に輝く名曲。Danny Krivitによるリエディットバージョンが話題となったのも記憶に新しいところ。



今作は非常に参加陣が豪華なので、せっかくの機会なのでそれぞれのプロデューサーに対して金原さんが抱いているサウンドの印象をそれぞれ説明していただきたいと思います。
Kaskade

金原:最初デモをもらった時あまりに完成していたので、どこにヴァイオリンを入れていいか悩みました(笑)。先日お会いした時に気に入ってくれていたので安心しました(笑)。

『Here & Now』
おしゃれハウス、<Om Records>、サンフランシスコを代表するアーティスト、Kaskade。先日の来日プレイも話題となりました。こちらはドラマティックで卓越したメロディーセンスを持つ彼の楽曲を20曲収録したベスト盤。


Blaze
金原:Blazeとは前作でも参加してもらったり、一緒にツアーもしたりしていたので今回もまた出来てよかったです。Loveに満ち溢れるJoshの声が大好きです。

『Dance Artists United For Life』
ハウス界の生ける伝説、Kevin HedgeとJosh Milanによるデュオ。前作『Pradise』に引き続いての登場。


Louie Vega
金原:前回のブルーノートでのライブを見て以来、いつかLouie Vegaさんと出来たら…とは密かに思っていましたが、まさか本当にやって頂けるとは思いませんでした!

『Vega Records Compilation: Vol.1』
こちらもハウス界の大御所Masters At Workの片割れ、Louie Vega。Louie Vegaからは自身が主宰するレーベル<Vega Records>の豪華2枚組コンピレーション盤がまもなく登場。


Ananda Project
金原:ボーカルの方は前回のアルバムでもコーラスで参加して頂いていたんですが、Chrisとは面識がなくて。すごいトラックの完成度に驚くばかりでした。いつかお会してみたいですね!

『Morning Light』
Chris Brannによるプロジェクト、Ananda Project。ダンサブルなハウス・ミュージックをベースにしながらも、ジャズ、アフロ、ラテン、ブラジリアン、アンビエント等の要素をバランスよく取り入れ、型にはまらない自由かつ独特な感性と表現で人気。こちらは2003年のアルバム。


Rasmus Faber
金原:先日お会いして食事をする機会があったのですが、それまでのメールでの細かいやりとりから、初対面と言う気がしませんでした。彼のオーダーにこたえられたことで、私のプレイヤーとしての新たな一面が表現出来たかな、と思っています。

『So Far』
今大注目の逸材。テイトウワ、FPM 田中知之、Dimitri From Parisら世界中のアーティストがその才能を絶賛。ジャジーでお洒落な良質ハウス。日本独自企画盤『So Far』は絶対チェック。


Kaleidoscopio
金原:なかなかデモが来ないのでみんなで心配していた事、ようやく届いたトラックが、彼らならではの爽快なブラジリアンではなくて、エスニックな感じがしたのには驚きました。いまではクセになってかなりハマっています。

『Tem Que Valer』
2005年夏、大ブレイクを果たしたブラジリアンデュオ。アコースティックな質感とブラジリアンならではの開放感と郷愁の入り混じったドラムンベース〜ハウスまでのサウンドで人気。


そしてもちろん引き続き井出さんですね。今作における井出さんの役割というのは、どのようなものだったのでしょうか?

金原:井出さん曰く、今回はプロデューサーの目を通したA&Rだと自分のことを言っていました。なので各プロデューサーとのやりとりはもちろん、アルバム全体のバランスについてとても考えていたみたいです。

フィリー、サルソウルの時代からストリングスというのはダンスミュージックに素晴らしい効果をもたらしてきたサウンドですが、ヴァイオリニストとして広くご活躍されている金原さんにこそお聞きしたいのですが、あらためてストリングスとダンスミュージックの相性というものをどのように考えてらっしゃいますか?

金原:以前からダンス・ミュージックとストリングスはとても合うなとは思っていましたが、今回ハウスに焦点を合わせて作ってみたところ、こんなにも合うんだな!って自分でも驚いています。弦楽器は本来Classicalな楽器ですが、いろんな新しいジャンルとも自然に融合できる、まだまだ可能性を秘めてている楽器だと改めて感じています。

今作『Strings Of Life』を制作するにあたって、金原さん自身が好んで聴いていた作品がありましたらいくつか教えてください。

金原:
各プロデューサーの作品を集中して聴いていました。レコーディング中には、あまりいろいろな人の作品を聴いてもよくわからなくなってしまうので…。ただ、Louie VegaさんがプロデュースしたLuisito Quinteroのアルバム(『Percussion Maddness』)はよく聴いていましたね。同じインストゥルメンタル作品として勉強になりましたし、なにより素晴らしい作品でした。

最後に、今後の予定と、リスナーにメッセージをお願いします。

金原:6月9日からいよいよ全国ツアーがスタートします。是非、アルバムを聴いて、ライヴに来てください!

どうもありがとうございました。


協力:CCRエンタテインメント


金原千恵子/Strings Of Life
『Paradise』以来2年ぶりとなる通算4作目。すでに話題となっているDerrick May(Rhythim Is Rhythim)の名曲のカバー"Strings Of Life"をはじめ前作以上にハウス/テクノ、エレクトロニックダンスミュージックとの融合を果たした仕上がり。インタビュー中でも触れていましたが参加プロデューサーが超豪華。考えうる最高のメンツが集結した話題の強力盤。



井出靖氏の<Grand Gellery>から初のアーティストアルバム

Vision Questa/Sweeter Than Sweet
NYの老舗レーベル<Kingstreet>からFrankie Felicianoのリミックスを収録して発売された"Hold My Heart"で早くも世界中のDJからも注目を集める存在、Vision Questa。鹿児島在住、男女6人組によるバンドであり、全員がまだ20代。チェコ、ベース、パーカッション、フルート兼ヴォーカル、ギター、ピアノという本格的なアコースティック編成。そのサウンドはジャズ、クラシック、ラテン、そしてクラブミュージックの要素をうまく折衷した今までなかったタイプのもの。コンピレーション『Tokyo Luxury Lounge』に楽曲を収録され注目が高まるなか待望のアルバム登場。


『Grand Gallery』シリーズ
DJ/プロデューサー井出靖が2005年8月よりスタートさせた新レーベル<Grand Gallry>のコンピレーションシリーズ『Grand Gallery』。ジャズ、ハウス、ラテン、ソウル、R&Bなど様々な切り口で毎回ひとつのテーマのもと良い音楽をコンパイルしリリースするごとに高い注目を集めている。
『Grand Gallery』シリーズ



*おしゃれなハウス特集





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featured item

Strings Of Life

CD

Strings Of Life

Kinbara Chieko

User Review :4.5 points (3 reviews) ★★★★★

Price (tax incl.): ¥2,750

Release Date:24/May/2006

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金原千恵子

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