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スーパー・ギタリスト列伝

Tuesday, January 25th 2005

第2回 - Jimi Hendrix & Stevie Ray Vaughan編

hmv.co.jpがお送りする新企画「スーパー・ギタリスト列伝」の第2回目はロック史上最高のギタリスト、ジミ・ヘンドリックスと、ジミヘン最大のフォロワーとされるスティーヴイー・レイ・ヴォーンをフィーチャーしました。

第1回 - 三大ギタリスト編はこちら。

ストラトキャスターを自らの身体の一部のように扱う自由奔放なプレイスタイルでロック・ファンの度肝を抜いたジミヘンの活動期間は僅か3年弱。死後25年以上が経過した現在でも彼を越えるギタリストはいないし、その神話は語り継がれています。一般的に言われる早弾きギタリストでもなく、音楽史的に残る新たな奏法を生み出したわけではないですが、彼の紡いだ音のひとつひとうに乗り移った情念は言葉では言い尽くせないほどに凄まじい!

一方のスティーヴイー・レイ・ヴォーンはジミ同様ブルースの伝統をロックの時代にしっかりと受け継いでいった偉大なるギタリスト。デヴィッド・ボウイに見出されてデビューを果たしたという事実はスティーヴイーやボウイのファンの方以外には知られていない事柄かも。また彼もジミと同じくして35歳という若さで惜しまれつつもこの世を去りました。なおこの4月にカタログ作品が国内盤(もちろん廉価版でのリリース)でリリースされることも決定しています。

ジミ・ヘンドリックス - Essential Discs

『Electric Ladyland』
Jimi Hendrix

ロック・ギターの可能性をある頂点まで押し上げた夭折の天才(ある意味不幸なミュージシャンでもあった)ジミ・ヘンドリックス衝撃のデビュー作。“フォクシー・レディ”を筆頭に“紫の煙”“ヘイ・ジョー”“風の中のメアリー”といった有名なヒット曲を収録。バンドが一体となったグルーヴとポップ感、そして何より唸りをあげるギターが聴きモノの圧倒的な演奏が楽しめる。ギター・サウンドに耳を傾けると、ジミはここで初めてワウ・ペダルを使ったり、トレモロ・アームを多用している。フィードバックや強烈なアーミングは特にインパクト大!ギミックに走ることは少なくトリッキーなプレイを期待する向きにはオーソドックスな印象を感じるかも。そしてこの衝撃度と完成度を誇るデビュー・アルバムも世界中のどこにも存在しない。「衝撃のデビュー」という言葉はこのアルバムのために存在する。

『Electric Ladyland』
Jimi Hendrix

1968年発表、スタジオワークに時間をかけて制作されたという充実作。アル・クーパー、スティーヴ・ウィンウッド、後にジミと組む事となるバディ・マイルスらが参加。M2はコーラスもメロウ・タッチな人気曲。ツボを得たギターと哀感はレッチリ・ファンにアピールしそう。M3はギター・リフとダイナミックなドラミングが噛み合ったパワフル・ナンバー。人気曲。M4も高い人気を誇るジミの代表曲。ジミのヴォーカルはそのままで後のラップを思わせる事があるがM6などはその典型。

Axis - Bold As Love
Jimi Hendrix

実験的な試みや豊富なアイディアがふんだんに盛り込まれており、いまだに発見の多い作品。このアルバムにおけるハイライトは満場一致で“リトル・ウィング”だろう。エリック・クラプトンやギル・エヴァンス、スティングなど多くのミュージシャンがこぞってカヴァーするこの曲は、2分27秒という短い時間の中にジミが持ちうる叙情性をすべて凝縮して詰め込んでいる。

Experience Hendrix - Best Of
Jimi Hendrix

入門編としてもバッチリ。名曲/代表曲を網羅した究極のベスト盤!”紫の煙””風の中のメアリー””ファイアー””見張り搭からずっと””マニック・デプレッション””リトル・ウィング””フォクシー・レディ””ヴードゥー・チャイル”などなどを収録した上、伝説のウッドストックで演奏された”アメリカ国家”なども加えられた選曲。彼が遺したとてつもなく大きな遺産がここに。

〜番外編〜
『Power Of Soul A Tribute To Jimi Hendrix』
Various

ジミヘンというギタリストがいかに多方面に影響を与えたギタリストであるかを証明するようなトリビュート盤。クラプトンを筆頭に、サンタナ、スティング、レニー・クラヴィッツ、ジョン・リー・フッカー、プリンス、ブーツィー・コリンズなどなど、ジミヘンだからこそ実現したジャンルレスで超豪華なメンツ!特にクラプトンによる“ミッドナイト・ランプ”はライヴでもほとんど披露せず、CD化されるのも初の貴重な音源。

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スティーヴイー・レイ・ヴォーン - Essential Discs

『Let's Dance』
David Bowie

「モントルー・ジャズ・フェスティバル」のブルース・デイに出演していた際にデヴィッド・ボウイに気に入られて参加したボウイの大ヒット作がスティーヴィーのレコーディング・デビューとなる。アルバート・キングさながら(しかしオリジナリティに溢れる)のプレイを聴かせローカル・バンドのいちギタリストから一躍注目を集めるギタリストとなった。

『Texas Flood』
Stevie Ray Vaughan
83年に発表された記念すべきデビュー・アルバムで、名盤の誉れ高い一枚。ドライヴ感溢れるエレクトリック・ギターによるブルース・ナンバーを中心に、リスナーを見事にその世界に惹き込んでいく。颯爽とした佇まいがかっこいい!

Couldn't Stand The Weather
Stevie Ray Vaughan

パワフルなベンディングとヴィヴラートを駆使した流れるようなパッセージ、リフとコード・カッティングがひとつになったヴォーカル・バッキングなどが特に圧倒的!ジミヘンの”ヴードゥー・チャイル”のカヴァーはジミヘン・ファンの間で賛否両論となった。

『In Step』
Stevie Ray Vaughan

友人であったエリック・クラプトンらの助け、辛いリハビリを耐え抜いた結果89年に長い入院生活にピリオドを打ち、遂に現場復帰。長らく断ち切れなかったドラッグの甘い誘惑を断ち切ったスティーヴィー・レイ・ヴォーンの最高傑作のひとつトとしてカウントされる。死を覚悟していた訳でないだろうが、ここでのスティーヴィーのプレイは鬼気迫るものがある。

〜番外編〜
『Collection』
Stevie Ray Vaughan

『Texas Flood』『Couldn't Stand The Weather』『Soul To Soul』の3枚をパッキングしたボックス・コレクション。追加楽曲等はないものの、懐かしいロング・ボックスには惹かれますね。

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映像で楽しむジミヘン&SRV

『Blue Wild Angel - Live At The Isle Of White』
Jimi Hendrix

ワイト島でのパフォーマンスを完全収録したDVD。当日のパフォーマンスの全ステージ、バックステージ映像、共演したピリー・コックス、ミッチ・ミッチェルの新録インタビューなども収録!

『Live At Montreux 1982 & 1985』
Stevie Ray Vaughan

1982年にモントルーライヴでブーイングを浴びながらも、デヴィッド・ボウイやジャクソン・ブラウンに絶賛されそれをきっかけに大物ギタリストとして帰ってきた1985年のモントルーライヴ。この2つのライヴをアンコールも含めて完全収録。さらにバック・バンド、ダブル・トラブルやジャクソン・ブラウン、ジョン・メイヤーなどのインタビューも交えたモントルーにまつわる30分以上のドキュメンタリー映像も併せて収録。

* Point ratios listed below are the case
for Bronze / Gold / Platinum Stage.  

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