ヤン・デ・ヴィンネ/ヴァイデマン:フルート・ソナタ集
2026年05月07日 (木) 17:00 - HMV&BOOKS online - Classical

ヘンデルのオーケストラを支えた名フルーティスト、ヴァイデマン
ロンドンの音楽愛好家たちを魅了した、知られざるギャラント様式の傑作ソナタ集!
ベルギーの高品質古楽レーベル「Passacaille」のエグゼクティヴ・プロデューサーとして数々の名盤を世に送り出してきたバロック・フルートの名手ヤン・デ・ヴィンネの新録音。自ら製作したクヴァンツ・モデルのフルートを手に、音楽史の影に隠れた知られざる作曲家チャールズ(カール・フリードリヒ)・ヴァイデマンの作品に光を当てる好企画です。
ドイツに生まれたヴァイデマンは、1720年代にロンドンへ渡り、ヘンデルのオペラ・オーケストラの主要なフルート奏者として活躍しました。当時のロンドンでは、裕福な階層の間でフルートが教養と洗練の象徴として大流行しており、彼は瞬く間に貴族たちにもっとも求められる指導者のひとりとなりました。後に彼はイギリス宮廷の公式な音楽家にまで登り詰めています。
本アルバムに収録されたのは、彼のキャリアが花開きつつあった1737年頃に出版された『12のフルート・ソナタ集』からの抜粋。その作風は明快なギャラント様式に属しており、単なる装飾にとどまらない、目的を持った歌謡的なメロディを特徴としています。同い年であるフランスのルクレールに通じる洗練された憂鬱さや、時にはラモーを思わせる演劇的なスケール感も併せ持ち、彼がロンドンの多様な音楽環境の中で独自の様式を確立していたことが窺えます。(輸入元情報)
【収録情報】
● ヴァイデマン:12のフルート・ソナタ集 Op.1より
フルート・ソナタ ト長調 Op.1-4
フルート・ソナタ ニ長調 Op.1-1
フルート・ソナタ イ短調 Op.1-10
フルート・ソナタ ハ短調 Op.1-3
フルート・ソナタ ニ長調 Op.1-11
フルート・ソナタ ト長調 Op.1-12
フルート・ソナタ ホ短調 Op.1-2
フルート・ソナタ ト長調 Op.1-7
フルート・ソナタ ニ長調 Op.1-5
ヤン・デ・ヴィンネ(バロック・フルート)
使用楽器:after JJ Quantz (1740), copy by Jan De Winne (2022)
イラ・ギヴォル(チェロ)
使用楽器:Pieter Rombouts (1720)
スタニスラフ・グレス(チェンバロ、ポジティフ・オルガン)
使用楽器:Cembalo - after Grabner, Dresden (1740), copy by Denzil Wraight (2023) / Positive Organ - Etienne Debaisieux (2012)
録音時期:2024年1月21-24日
録音場所:ベルギー、アントワープ、AMUZ
録音方式:ステレオ(デジタル)


