ベルナール・フォクルール/南ネーデルラントのオルガン音楽
2026年04月01日 (水) 17:45 - HMV&BOOKS online - Classical

17世紀ベルギーの銘器で聴く、知られざるバロック鍵盤世界
古楽と現代音楽に豊かな実績のあるベルギーで、自ら作曲活動もしながら世界的オルガン奏者として縦横無尽に活躍、ブリュッセルの王立モネ劇場とエクス=アン=プロヴァンス音楽祭の芸術監督も務めたベルナール・フォクルール。「Ricercar」で続けているソロ録音の最新盤は、スペイン領南ネーデルラント(現在のベルギー)出身のオルガン建造家たちが17世紀に手がけた3つの歴史的銘器を用い、ルネサンス末期からバロックに至る17世紀初頭の作品を中心に、当時のネーデルラントに花開いた鍵盤音楽の世界を探るプログラムとなっています。
1992年から2022年にかけ17世紀当時の状態に復元されたこれらのオルガンには、服飾や工芸、絵画などでも高く評価されたネーデルラントの職人芸の卓越度が示されており、レーベル創設者J.ルジュヌによる入念なエンジニアリングで収められた名手の演奏でその美音と残響の妙を味わえるのは嬉しい限り。画家ルーベンスが欧州各地で絶賛され、イタリアでフレスコバルディが、オランダでスヴェーリンクが活躍する中、安全な信仰生活を求め英国から渡ってきたブルやフィリップスの作品のほか、ブリュッセルの作曲家コルネットや次世紀まで生きたケルクホーフェンなどの秘曲もまた、フォクルールの精緻にして闊達なタッチで魅力的に響きます。ルネサンス的均整とバロック的自在さが併存する名品の数々をお楽しみください。(輸入元情報)
【収録情報】
ジョン・ブル[1562/63-1628]:
01. サルヴェ・レジーナ(元后あわれみの母)
02. プレリュードとキャロル『清き心もて称えん』
03. 『ラ・グヮミーナ』の調べによるファンタジア
ピーター・フィリップス[1560/61-1628]:
04. 聖霊よ来たりたまえ
アブラハム・ファン・デン・ケルクホーフェン[c.1618-1702]:
05. 二段鍵盤オルガンのためのファンタジア 第353番ニ長調
録音場所:オランダ南東部ノルトブラバント地方カイク、聖マルティヌス教会
使用楽器:アンドレ・セヴラン、1650年頃建造
フィリップス:
06. ピーター・フィリップスのファンタジア1(9)
ペーテル・コルネット[c.1570/80-1633]:
07. レジーナ・チェリ(天の元后、喜びたまえ)
作者不詳:
08. 無題(ファンタジア)(46)
09. 無題(トッカータ)(45)
録音場所:ベルギー中東部リンブルフ地方シント・トライデン、聖ヤコブ教会
使用楽器:クリスティアン&レミ・アンシオン、1650年頃建造
06,08,09:『リエージュ十字架同心会の書』(1617)より(数字は曲集内の整理番号)
コルネット:
10. タントゥム・エルゴ(大いなる秘蹟)
11. 第8旋法によるファンタジア(カンツォーナ)
12. 第8旋法によるファンタジア
ブル:
13. 御子がわれらに生まれたもう
14. スヴェーリンクの主題によるファンタジア
ファン・デン・ケルクホーフェン:
15. ファンタジア 第356番ニ短調
録音場所:ベルギー中部フラームス・ブラバント地方ルーフェン、ベギン会大修道院内、洗礼者聖ヨハネ教会
使用楽器:ペーター・ゴルフス、1692年建造
ベルナール・フォクルール(オルガン)
録音時期:2024年6月
録音方式:ステレオ(デジタル)
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