ヴァシェジ&ハンガリー国立フィル/シルヴェ:歌劇『眠りの森の美女』(2CD)
2026年03月17日 (火) 19:00 - HMV&BOOKS online - Classical

知られざる傑作オペラが垣間見せる、フランス近代音楽のもうひとつの顔
シャルル・シルヴェはデュカスやサティ、ルーセルらと同世代のフランス人作曲家で、そのオペラ『眠りの森の美女』はドビュッシー『ペレアスとメリザンド』と同じく1902年に初演されました(台本: ミシェル・カレ[1821-1872]&ポール・コラン[1843-1915])。
シルヴェはロシアの行商人の子としてパリで生まれ、T.デュボワとマスネの門下で研鑽を重ねたのち、ずば抜けた音楽の才能に賭けローマ賞に応募するためフランスに帰化、1891年にカンタータ『L'Interdit(禁忌)』で大賞を勝ち取りました。1900年にはボルドーとパリで人気を得たコロラトゥーラ・ソプラノ歌手ジョルジェット・ブレジャンと結婚。彼女を主役に想定し「眠りの森の美女」の物語をオペラ化してマルセイユ歌劇場で初演にこぎつけますが、主役にぴたりと合った妻の声をはじめ絶賛が寄せられた成功もつかの間、パリで上演される前に開戦した第一次大戦と共にこの傑作は忘却の淵に沈んでしまいました。
ロマン派フランス音楽センター「Palazzetto Bru Zane」の研究チームが復権の機会を伺っていたこの幻の名品を、近年ラロ『イスの王様』やマスネ『ウェルテル』バリトン版などの全曲録音を成功させてきたハンガリーの指揮者ジェルジ・ヴァシェジが精緻な指揮で解釈。ドビュッシーやポスト=フランク世代が先進的作風を模索していた頃、マスネの系譜をひくフランス流の美質と丁寧な詩句の音楽化を徹底させたシルヴェの手堅い書法が、いかに舞台音楽向きで効果的であったかを伝えてくれます。「Bru Zane」レーベルの常でブックレットも写真・記事満載(仏・英語)。(輸入元情報)
【収録情報】
● シルヴェ:歌劇『眠りの森の美女』全曲
オロール、女王…ギレーヌ・ジラール(ソプラノ)
王子、さすらいの騎士…ジュリアン・ドラン(テノール)
妖精ユルジェル、ギュデュル夫人…ケイト・オールドリッチ(メゾ・ソプラノ)
王様…トマ・ドリエ(バリトン)
バルナベ…マチュー・レクロアール(バリトン)
ジャコット、小姓、妖精プリムヴェル…クレマンス・ティルカン(ソプラノ)
エロワ、執事長、貴紳…アドリアン・フルネゾン(バス)
ハンガリー国立合唱団
ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団
ジェルジ・ヴァシェジ(指揮)
録音時期:2025年1月7-9日
録音場所:ブダペスト芸術宮殿、ベラ・バルトーク国立コンサート・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル)
世界初録音
ブック型装丁
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