【映像】ナナシ&フランクフルト歌劇場/アレヴィ:『ユダヤの女』
2026年03月10日 (火) 18:00 - HMV&BOOKS online - Classical
フランクフルト歌劇場より
グランド・オペラの傑作『ユダヤの女』の新制作登場!
歌劇『ユダヤの女』は1835年、当時の欧州オペラ界の中心都市パリのオペラ座で上演された、フロマンタル・アレヴィによるグランド・オペラの代表作(台本:ウジェーヌ・スクリーブ)。この作品は国際的な成功をおさめ、後にワーグナーやマーラーからも称賛されました。その一方で、エンリコ・カルーソーが愛唱したことで知られるエレアザールのアリア「ラシェルよ、天の恵みにより」など一部の楽曲を除けば、20世紀には上演される機会が極度に少なくなりましたが、近年その価値が見直され、欧州の主要歌劇場でレパートリーに加えられるようになりました。
タチアナ・ギュルバカの演出は、スクリーブの台本に描かれた15世紀初頭のコンスタンツ公会議時代の物語をもとに、時代を越えた普遍的な社会問題(異なる宗教間の集団的非寛容)と、それを背景として生まれる男女や親子の葛藤、愛憎を炙り出すという、現代的な演出ではあるものの、いわゆる読み替え演出とは一味異なるアプロ―チです。
ユダヤ人の職人エレアザール役にベルカント歌唱の名手ジョン・オズボーン、その娘ラシェル(実は幼くして生き別れたブローニ枢機卿の娘)役に『サロメ』や『ムツェンスク郡のマクベス夫人』の題名役を持ち役とするドラマティック・ソプラノのアンバー・ブレイドを配し、ラシェルの恋人サミュエル(実はコンスタンツ公会議で異端とされたヤン・フスを弾圧するレオポルド公)役の張りのあるリリック・テノール、ジェラール・シュナイダー、ユードクシー役の透明感溢れるコロラトゥーラ歌唱が見事なモニカ・ブツコフスカらが脇をかためます。2012年から2017年までベルリン・コーミッシェ・オーパーで音楽監督を務め、その後もスカラ座、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、パリ・オペラ座、バイエルン国立歌劇場、ドレスデン国立歌劇場など名だたる歌劇場から引く手あまたのヘンリク・ナナシが、フランクフルト歌劇場のオーケストラと合唱団を率い、推進力に富む引き締まった表現でこの作品にヴェリズモ・オペラのような緊迫感をもたらしています。(輸入元情報)

【収録情報】
● アレヴィ:歌劇『ユダヤの女』全曲
ラシェル/アンバー・ブレイド(ソプラノ)
エレアザール/ジョン・オズボーン(テノール)
サミュエル(レオポルド)/ジェラール・シュナイダー(テノール)
ユードクシー/モニカ・ブツコフスカ(ソプラノ)
ブローニ枢機卿/サイモン・リム(バス)
ルッジェーロ/ゼバスティアン・ガイヤー(バリトン)
アルベール/ダニロ・マトヴィエンコ(バリトン)
フランクフルト歌劇場管弦楽団&合唱団(合唱指揮:ティルマン・ミヒャエル)
ヘンリク・ナナシ(指揮)
演出:タチアナ・ギュルバカ
美術、照明:クラウス・グリュンベルク
衣装:ジルケ・ヴィルレット
ビデオ:ナディア・クリューガー
ドラマトゥルク:マキシミリアン・エンデルレ
収録時期:2024年7月11,14日
収録場所:ドイツ、フランクフルト歌劇場(ライヴ)
映像監督:ゲッツ・フィレニウス
収録時間:198分
画面:カラー、16:9
字幕:日本語、フランス語(歌唱言語)、英語、ドイツ語、韓国語



