DIR EN GREY 3年10か月ぶりニューアルバム『MORTAL DOWNER』ついに発売 | 11枚のフルアルバムで歴史を振り返る

2026年04月17日 (金) 16:00

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2026年4月8日、約3年10か月ぶりとなるニューアルバム『MORTAL DOWNER』をリリースしたDIR EN GREY。通算12作目となる本作の発売を機に、これまで彼らが世に送り出してきた11枚のフルアルバムを振り返りながらご紹介します。
バンドの進化と共に数多く生み出されてきた再構築版・再録版についても併せて記載しているので、ぜひ原曲との違いを聴き比べてみてください。
聴く者を”虜”にしてきたDIR EN GREYの軌跡を、改めて辿っていきます!

DIR EN GREY とは

DIR EN GREYは、1997年に結成された5人組ロックバンド。
独自の世界観と、ジャンルにとらわれない多様な音楽性・重厚なサウンドで強い支持を集めています。
国内外で精力的にライヴ・ツアーを行い、その圧倒的なパフォーマンスで観客を魅了し続けてきました。
アルバム『UROBOROS』は世界17カ国で同時期に発売され、米ビルボードでもチャートインするなど、海外でも確固たる存在感を示しています。
また、ヘヴィメタル専門の音楽番組「MTV Headbangers Ball(ヘッドバンガーズ・ボール)」の視聴者投票による「トップ25メタル・ビデオ」では、『朔-saku-』、『DOZING GREEN』のMVがグランプリを獲得するなど、映像作品でも高い評価を受けています。

3年10か月ぶりのニューアルバム『MORTAL DOWNER』

多数の新曲を含む、全14曲収録の最新アルバム。
完全生産限定盤、初回生産限定盤のDISC 2には2025年に行われた海外公演のLIVE音源を収録。
また完全生産限定盤のDISC 3(Blu-ray or DVD)にはTOUR25 蜿蜒 2025.12.10 Zepp Haneda公演のLIVE映像が収録!
聴きごたえも見ごたえもたっぷりなアルバムです。

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HMV&BOOKS online-Japanese Pop|Thursday, April 4, 2026 15:30

DIR EN GREY 11枚のフルアルバムで歴史を振り返る

1st ALBUM『GAUZE』(1999年)

3枚同時リリースで話題となった「アクロの丘」「残-ZAN-」「ゆらめき」他、シングル曲が5曲収録。
SE曲「GAUZE -mode of adam-」から始まり、「GAUZE -mode of eve-」で終わる構成によって、ひとつの物語を体験しているような没入感が生まれています。メロディアスな楽曲、激しいサウンド、鬱屈した楽曲が満遍なく収録されていて、DIR EN GREYらしさが詰まった一枚。
バンドの原点を知るうえでも欠かせない作品で、初期の魅力が凝縮された、今なお色褪せないアルバムです。

Gauze

CD

Gauze

DIR EN GREY

(72)

¥2,948

再構築版・再録版について
2009年にリリースのシングル『激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇』に「残-ZAN-」再構築版の「残」が収録されています。こちらは原曲の雰囲気は残しつつも、新たに生まれ変わり強烈にパワーアップした楽曲が楽しめます!
また、2022年リリースのアルバム『PHALARIS』(初回生産限定盤)には「mazohyst of decadence」の再録版が収録。
さらにデビューシングル「アクロの丘」「残-ZAN-」「ゆらめき」の再録シングルである『19990120』や、「Cage」「予感」が再録されたシングル『The Devil In Me』が2024年にリリースされています。

2nd ALBUM『MACABRE』(2000年)

「理由」「蛍火」「MACABRE -揚羽ノ羽ノ夢ハ蛹-」「ザクロ」など、全体を通して陰鬱な楽曲が並ぶ本作。
静と動でいえば、静に重きを感じる構成で、内側から滲み出る重苦しさや不穏さを強く感じるアルバムです。その閉塞感や内向するエネルギーは、のちの作品へと続く重要な源流となっています。

再構築版・再録版について
2007年リリースのシングル『DOZING GREEN』には「HYDRA -666-」が収録。
こちらは「Hydra」の再構築版で、ライブでも盛り上がる必聴の名曲です!
また2018年リリースのアルバム『The Insulated World』(完全生産限定盤)には「理由」の再録版が、2011年リリースのアルバム『DUM SPIRO SPERO』(完全生産限定盤)と、2018年リリースのベストアルバム『VESTIGE OF SCRATCHES』には「羅刹国」の再録版が収録されています。

再録版収録作品はこちら

3rd ALBUM『鬼葬』(2002年)

唯一の日本語タイトルが冠されたアルバム。
前作の重苦しい世界観から一転し、「鬼眼-kigan-」「ZOMBOID」「The Domestic Fucker Family」「ピンクキラー」など、シンプルかつ衝動的で攻撃性の高い楽曲が並びます。一方で、アコースティックギターを基調とした「undecided」「蟲-mushi-」が収録されているのも印象的。
アルバム全体を通して起伏が激しく、混沌と多面性が同居する聴き応えのある一枚です。

Kisou

CD

Kisou

DIR EN GREY

(82)

¥3,036

Cannot order

再構築版・再録版について
「鬼眼-kigan-」の再構築版「鬼眼」が2018年リリースのアルバム『The Insulated World』(完全生産限定盤)に、「The Domestic Fucker Family」の再構築版「T.D.F.F.」が2021年リリースのシングル『朧』に収録されています。

再録版収録作品はこちら

4th ALBUM『VULGAR』(2003年)

より重いサウンドとよりダークな世界観を切り開いた、転換期とも言えるアルバム。
バンドの代表曲の一つと言っても過言ではない「OBSCURE」は、MVの衝撃性も含め、今なお語り継がれる名曲です。さらに、「THE IIID EMPIRE」や「CHILD PREY」など現在もライブで盛り上がる、強力なナンバーが揃っています。
激しいサウンドとメロディアスな旋律のバランスが秀逸で、DIR EN GREYのさらなる進化を感じさせる、まさにターニングポイントと言える一枚ではないでしょうか。

再構築版・再録版について
「OBSCURE」の再構築版は2011年リリースのシングル『LOTUS』に、「THE IIID EMPIRE」の再録版は2018年リリースのベストアルバム『VESTIGE OF SCRATCHES』に収録されています。

再録版収録作品はこちら

5th ALBUM『Withering to death.』(2005年)

「孤独に死す、故に孤独。」や「dead tree」に象徴されるように、内側へと沈み込むエネルギーを色濃く湛えたアルバム。
ライヴの定番曲「朔-saku-」「THE FINAL」も収録されています。「朔-saku-」のMVは、のちに展開される三部作(「朔-saku-」「鼓動」「Revelation of mankind」)の原点ともなり、その世界観の礎を築きました。
また、本作に限らず全作品に通じる魅力ではありますが、「Jesus Christ R’n R」や「Machiavellism」など、左右で聞こえるギターフレーズの対比が非常に面白く、ぜひイヤホンやヘッドホンでじっくりと堪能してほしいアルバムです。

Withering To Death.

CD

Withering To Death.

DIR EN GREY

(260)

¥3,036

Cannot order

再構築版・再録版について
2018年リリースのベストアルバム『VESTIGE OF SCRATCHES』に「Beautiful Dirt」の再録版が収録されています。

再録版収録作品はこちら

6th ALBUM『THE MARROW OF A BONE』(2007年)

全編を通して比較的英語詩が多いアルバム。
前作が“内側へと向かう攻撃性”を帯びた作品であるのに対し、本作は“外側へと解き放たれる攻撃性”を強く感じさせる作品となっています。
「LIE BURIED WITH A VENGEANCE」「AGITATED SCREAMS OF MAGGOTS」「GRIEF」など、ゴリゴリのロックで畳みかけるような楽曲が続くかと思えば、「艶かしき安息、躊躇いに微笑み」や「THE PLEDGE」など、メロディが胸に迫る楽曲もあり、圧倒的な表現力が感じられます。

別Ver.の収録について
2008年リリースのシングル『GLASS SKIN』には「AGITATED SCREAMS OF MAGGOTS -UNPLUGGED-」が収録。
衝撃のアンプラグドバージョンです。ピアノとシャウトの融合が本当に素晴らしく、至高の一曲となっています!

別Ver.収録作品

Glass Skin

CD Single

Glass Skin

DIR EN GREY

(11)

¥1,214

7th ALBUM『UROBOROS』(2008年)

唯一無二の世界観が確立されたと言えるアルバム。
作品全体に民族音楽的な要素が織り込まれており、妖しく神秘的な雰囲気が感じられます。さらに、地の底から這い上がるようなデスボイスから超高音のホイッスルボイスまで、多彩な声色が随所に散りばめられている点も大きな魅力です。
お経を思わせる独特の声色やメロディに加え、「BUGABOO」や「凱歌、沈黙が眠る頃」に見られる仏教的なイメージを喚起する歌詞も、作品全体の世界観をより一層際立たせています。

「VINUSHKA」は『UROBOROS』を象徴する楽曲で、9分を超える大作です!
壮大な展開に圧倒されます。ぜひ聴いてみてください。
(※こちらはPromotion Edit Ver.のため全編視聴は出来ません)

リマスタリング盤について
2012年にはリマスタリング盤『UROBOROS [Remastered & Expanded]』がリリース。
こちらにはライヴで披露されたロングver.のSE「SA BIR」、完全生産限定盤アナログのみに収録された特別ver.の「BUGABOO」、日本語歌詩ver.の「DOZING GREEN」「GLASS SKIN」、更にはシングル『DOZING GREEN』に収録されている「HYDRA -666-」も含まれています。

リマスタリング盤

8th ALBUM『DUM SPIRO SPERO』(2011年)

ラテン語で「息(いのち)がある限り、希望はある」 を意味するタイトルに、2011年当時の彼らからの強いメッセージを感じる本作。
「狂骨の鳴り」で幕を開け、「THE BLOSSOMING BEELZEBUB」へとなだれ込む序盤の流れは、心地よい不気味さがあり、聴き手を一気に作品世界へと引き込みます。
「AMON」や「暁」などの宗教的・民族音楽的要素に前作『UROBOROS』からの進化を感じながら、「VANITAS」からラスト「流転の塔」へと続く終盤の展開には、アルバムタイトルが内包するテーマが静かに回収されていくような深い余韻があります。

「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」はサビのキャッチーさと重く暗く激しいサウンドが融合した、DIR EN GREYらしい楽曲です。
演奏が進むにつれて、メンバーがまるでゾンビのように崩れていく姿が描かれたMVは衝撃です!
(※こちらはPromotion Edit Ver.のため全編視聴は出来ません)

別Ver.の収録について
完全生産限定盤のDISC 2には「AMON (Symphonic Ver.)」が収録。シンフォニックアレンジとの親和性には衝撃を覚えます。圧巻の一曲です!
2014年リリースのシングル『SUSTAIN THE UNTRUTH』には「流転の塔 (Acoustic Ver.)」が収録されています。

9th ALBUM『ARCHE』(2014年)

「根源」「始源」を意味するタイトルが示すとおり、バンドの核を掘り起こすような作品。どこか初期の空気感を想起させます。
「Phenomenon」「濤声」「輪郭」「懐春」といった楽曲に象徴されるように、ミディアムテンポを基調としたナンバーや、メロディを丁寧に聴かせる構成が多いのも本作の大きな特徴です。

ARCHEの全曲が10秒ずつ試聴出来るので、ぜひ聴いてみてください。
(Part 1とPart 2に分かれています)

Part 1

Part 2

別Ver.の収録について
2016年リリースのシングル『詩踏み』に「空谷の跫音 feat. SUGIZO」が収録。
SUGIZOのバイオリンが美しいです!

別Ver.収録作品

10th ALBUM『The Insulated World』(2018年)

前作『ARCHE』に対し、明確にテンポが速く、攻撃性を前面に押し出した楽曲が目立つ一枚です。
前作がメロディアスな側面の原点を振り返る作品だとすれば、本作はまさに激しさの原点回帰とでも言えるのではないでしょうか。
特に1曲目の「軽蔑と始まり」から6曲目「Rubbish Heap」にかけては、ほぼノンストップで駆け抜けるスピード感が爽快です。

The Insulated Worldの全曲が10秒ずつ試聴出来ます。ぜひ聴いてみてください。

11th ALBUM『PHALARIS』(2022年)

『ARCHE』『The Insulated World』を経て、静と動のバランスがより洗練された構成が際立つ一枚。
約10分に及ぶ長尺で、曲中の展開がめまぐるしく変化していく「Schadenfreude」を1曲目に据える大胆さに、非常に彼ららしさを感じます。
重いサウンドに美しいメロディが乗る「13」、ハイテンポで駆け抜けていく「Eddie」など、多彩な楽曲がぶつかり合うことなくひとつにまとまっているのも魅力。
まさに、これまでの歩みを凝縮したDIR EN GREYの集大成と呼ぶにふさわしいアルバムです。

「The Perfume of Sins」は曲、映像共に『PHALARIS』の世界観が凝縮されたMVとなっています。ぜひ観てみてください。
(※こちらはPromotion Edit Ver.のため全編視聴は出来ません)

まとめ

アルバムを通して振り返ると、バンドが常に変化と挑戦を続けてきたことが改めて感じられます。
時期ごとにまったく異なる表情を見せながらも、一貫して“進化し続けるバンド”であることが伝わってきます。聞き返すたびに新しい発見があるのも、DIR EN GREYならではの魅力ではないでしょうか。
予測不能な彼らの、今後の活躍も楽しみでなりません!

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この記事を書いた人

K

マインクラフト始めました。
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