シュ・シャオメイ/バッハ:ゴルトベルク変奏曲(2014年ライヴ)
2026年02月18日 (水) 18:00 - HMV&BOOKS online - Classical

バッハが眠る場所で、音楽は新たに息づく
聖トーマス教会に響いた、シュ・シャオメイ祈りのゴルトベルク。遂にCDとしてリリース!
フランスを拠点に活動する中国人ピアニスト、シュ・シャオメイ。文化大革命という過酷な時代を乗り越え、自らの道を切り開いてきた彼女の音楽は、その半生からは想像できないほど静謐で深い安らぎに満ちています。とりわけバッハの演奏では緻密な構成力と洗練された表現が結びつき、純粋な音楽そのものが立ち上がり、聴く者の心に静かに響きます。
本作は、2014年のライプツィヒ・バッハ音楽祭で演奏された『ゴルトベルク変奏曲』のライヴ録音です。バッハが生前に活動し、そして永眠の地となった聖トーマス教会で収録された特別な公演であり、この公演のライヴ映像はすでに発売されています。シュ・シャオメイの『ゴルトベルク変奏曲』といえば、フランスの音楽誌ディアパゾンで5つ星を獲得した1990年録音の名盤がよく知られています。さらに25年後の2016年に録音されたCDではバッハへの深い洞察と透明なピアノの響きが結びつき、多くの演奏の中でも際立つ魅力を示しました。彼女はこの録音に際し、老子の言葉「反は道の動なり(The Return is the Movement of Tao)」を引用し、アリアに始まりアリアに戻るこの作品を「生と死の循環」として捉え、聴き終えたあとに「生」への希望を感じてもらえる演奏を目指したと語っています。
『ゴルトベルク変奏曲』は彼女の国際的キャリアの出発点であり、生涯における「最も偉大な音楽的出会い」です。バッハが眠る聖トーマス教会での忘れがたい当公演は、彼女の音楽的キャリアにおけるひとつの到達点といえるでしょう。(輸入元情報)
【収録情報】
● J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
シュ・シャオメイ(ピアノ)
録音時期:2014年6月19-21日
録音場所:ライプツィヒ、聖トーマス教会
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
収録時間:81分41秒
【プロフィール】
シュ・シャオメイ(朱曉玫、シャオ・メイ・シュとも)は、上海の芸術家の家庭に生まれた中国のピアニスト。彼女は、8歳のときに北京のテレビ放送でリサイタルをおこない、10歳で音楽学校に入学を許可されるなど、幼い頃からピアノの才能を発揮し、将来を嘱望されていました。しかし、17歳のとき、1966年に文化大革命が起きると、上流に属していた彼女の家族は弾圧の対象として離散させられ、彼女自身はその反抗的な態度により、モンゴルの労働キャンプに送られてしまいます。この地で彼女は5年間洗脳プログラムに耐え、さらに隠れてピアノの練習をおこなうという強運にも恵まれ、やがて文化大革命が終結すると中国に戻ってピアノの練習に励むことになります。
転機が訪れたのは1979年のことでした。中国政府から招かれて同国を訪れていたアイザック・スターンの目にとまった彼女は、渡米を決意し、ロサンジェルスの音楽学校の後援を受けて祖国を後にします。
アメリカでその技量が高く評価された彼女でしたが、1985年にはパリに移り住み、同地を拠点に世界各地でコンサートをおこなうようになり、現在に至ります。
彼女のレコーディングはそれほど多くありませんが、海外では高い評価を受けているものが多いようで、中でもフランスの「MANDALA」レーベルに1990年に録音したゴルトベルク変奏曲は、ディアパゾン誌で5つ星を獲得するという栄誉に浴した名盤として知られていました。(HMV)
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※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

