R・ハルトマン、K・ナガノ&ラフマニノフ国際管/K.A.ハルトマン、ラヴェル、サディコヴァ
2025年12月23日 (火) 20:00 - HMV&BOOKS online - Classical

ケント・ナガノ&レベッカ・ハルトマン。ストラディヴァリウスを巡る3つの物語!
ドイツ、ミュンヘン生まれの実力派ヴァイオリニスト、レベッカ・ハルトマンが、名匠ケント・ナガノとタッグを組んだ注目盤。
アルバムの核となるのは、ウズベキスタン出身でベルリンを拠点に活動する女性作曲家、アジザ・サディコヴァ[1978-]の2020年の新作『ストラディヴァリ』です。この作品は、レベッカ・ハルトマンが使用する楽器(アントニオ・ストラディヴァリ、1675年製『ハルトマン・ストラディヴァリ』)にインスパイアされ、彼女のために書かれたもの。楽器が経てきた300年の歴史や記憶を音で辿るような、神秘的で色彩豊かな作品です。
カップリングには、奏者と同じ「ハルトマン」姓を持つドイツの作曲家カール・アマデウス・ハルトマン[1905-1963]が第二次世界大戦勃発に心を痛めて書いた悲劇的な傑作『葬送協奏曲』と、ロマ(ジプシー)音楽への憧憬と超絶技巧が詰まったラヴェル[1875-1937]の名曲『ツィガーヌ』を収録。
ケント・ナガノ率いるラフマニノフ国際管弦楽団(東欧と西欧の精鋭ミュージシャンで構成されたオーケストラ)の深みのあるサポートを得て、レベッカ・ハルトマンが愛器ストラディヴァリの音色を極限まで引き出した、コンセプト性の高い1枚です。(輸入元情報)
【収録情報】
1. K.A.ハルトマン:葬送協奏曲〜ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための
2. ラヴェル:ツィガーヌ〜ヴァイオリンと管弦楽のための演奏会用狂詩曲
3. サディコヴァ:ストラディヴァリ (2020)〜ヴァイオリンと管弦楽のための
レベッカ・ハルトマン(ヴァイオリン)
ラフマニノフ国際管弦楽団
ケント・ナガノ(指揮)
録音時期:2023年
録音場所:スロヴァキア、ブラチスラヴァ、モイゼス・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル)
世界初録音(3)


