エリック・ルー/2025年第19回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ(2CD)
2025年12月10日 (水) 17:00 - HMV&BOOKS online - Classical

2025年 第19回ショパン国際ピアノ・コンクール
エリック・ルー、堂々たる第1位!
2025年10月3日から約3週間にわたりワルシャワ・フィルハーモニー(Filharmonia Narodowa w Warszawie)を舞台として開催された第19回ショパン国際ピアノ・コンクール。2027年のコンクール創立100周年を目前に控え、熱気が高まるワルシャワの地で、見事第1位に輝いたエリック・ルーの演奏がシリーズ第1弾として登場します!
17歳で前々回、2015年の第17回ショパン国際ピアノ・コンクールに出場し第4位を受賞したエリック・ルー。2025年5月6日に発表された第19回大会の本大会出場者のひとりとしてその名が呼ばれた際、驚き、期待、そして戸惑いなど様々な反響が各地から聞こえてきたことは記憶に新しいところ。過去の大会での入賞者が再び参加するという約100年の歴史を誇るコンクールにおいて初めての出来事であり、同時に新たな時代の到来を感じさせるエリック・ルーの決断に大きな注目が集まりました。
第1次予選の4日目に登場したエリック・ルーはワルツ作品42やバラード作品52などで風格漂う堂々たる演奏を披露し聴衆を魅了。ピアノはファツィオリを選び、パイプ椅子にも見える背もたれ付きのピアノ椅子を使用したことも印象強かったのではないでしょうか。
凄まじい集中力と緊迫感。まるで暗闇を彷徨いながら一歩ずつ別の世界へと連れていかれているかのような感覚を覚えた第2次予選。コンディション不良による出演順変更を経て極限の状況の中で『ソナタ第3番』などを弾ききった第3次予選。ファイナルでのオーケストラが舞台上に待機する中という特殊な環境下での『幻想ポロネーズ』、続いて前回出場時とは異なる『ピアノ協奏曲第2番』での詩的で静謐、そして雄大な演奏がフィナーレを迎えた時、エリック・ルーの「ショパン・コンクール」が見事に結実しました。
想像もつかないほどの凄まじいプレッシャーや様々な感情と向き合い続けながらも、決して揺らぐことなく真摯に自身の思い描くショパンを弾き続けたエリック・ルー。快挙と呼ぶに相応しい第1位への軌跡、そしてそのショパンに触れることのできるディスクの登場です。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
ショパン:
01. バラード第4番ヘ短調 Op.52
02. 前奏曲集 Op.28〜第7番イ長調 Op.28-7
03. 前奏曲集 Op.28〜第8番嬰ヘ短調 Op.28-8
04. 前奏曲集 Op.28〜第9番ホ長調 Op.28-9
05. 前奏曲集 Op.28〜第10番嬰ハ短調 Op.28-10
06. 前奏曲集 Op.28〜第11番ロ長調 Op.28-11
07. 前奏曲集 Op.28〜第12番嬰ト短調 Op.28-12
08. 幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61(ポロネーズ第7番)
09. ポロネーズ第5番嬰ヘ短調 Op.44
10. ワルツ 変イ長調 Op.42
Disc2
11. ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
12. ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21
エリック・ルー(ピアノ/ファツィオリ)
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団(12)
アンドレイ・ボレイコ(指揮:12)
録音時期:2025年10月3-23日
録音場所:ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
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