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『アニメーション呪術廻戦展「懐玉・玉折」「渋谷事変」内覧会』｜レポート

2025年12月11日 (木)　19:45

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芥見下々原作によるアニメ「呪術廻戦」の展覧会が池袋・サンシャインシティにて開催中です。
本レポートではその様子を一部ご紹介します。

『アニメーション呪術廻戦展「懐玉・玉折」「渋谷事変」』内覧会に行ってきました！

内覧会には、虎杖悠仁役の声優・榎木淳弥さんが来場し、展示の見どころなどについてお話してくれました！

虎杖悠仁役の声優・榎木淳弥さんインタビュー

——本日「呪術廻戦展」をご覧頂いた感想からお聞かせください。

「一個一個がすごい作り込まれてて。セットみたいな感じで置いてあるコーナーもあるんですけど、空気感がアニメのシーンを再現していて、温度感まで伝わってくるような、ものすごい一つ一つへのこだわりみたいなものを感じて楽しんでまわらさせていただきました。」

——「呪術廻戦展」おすすめのポイントを教えてください

「宿儺vs漏瑚戦のコーナーがありまして、火山の噴火した後の岩みたいな隕石みたいなのが落ちてたりして、それの作り込みがめちゃめちゃ熱そうな温度感まで伝わってきて素晴らしかったです。
　渋谷事変の駅を再現したようなコーナーがあるんですけれど、駅感があるというか、改札があって、標識みたいなものがあってというところがすごい面白いなと思って見させていただきました。」

—— 本展覧会は演出もこだわっているのですが、細かな原画や背景技術などたくさん展示されてましたよね。

「そうですね。原画というか線取りみたいなものや、本編で流した映像と見比べられるような映像とかもあったりして。あれは声優としてもアフレコするときの段階にちょっと近い状態だったりもするので、面白い見比べだなって思いましたね。」

—— アフレコする時は線取りのような状態で収録するのですか？

「色がついている場合もあるんですけど、線取りのパートもあったりもすることが多くて。なので「線取りの状態」と「本編の状態」を見比べると、あ、こんなに違うんだみたいな。色がつくとこういう迫力が増すんだなとかがわかって、すごい面白いコーナーだなと思いましたね。」

——このフィギュアが「呪術廻戦展」でまず最初にお出迎えをしてくれますが、いかがですか？

「これすごいですね。表情の目と目の間のシワ感みたいな目頭のシワ感とかもすごい細かいですし、ポーズがいいですよね！僕もさっきちょっとフォトセッションでやらせていただいたんですけど、めちゃめちゃかっこよくて迫力があるなと思いました。
　家に欲しいなと思って‥終わったらいただけませんか（笑）」

——もしお許しが出たら‥どこに置きましょう？

「そうですね‥やっぱり『呪術廻戦』は僕の代表作なので、表札として玄関に置かせていただき自慢したいなと思います（笑）」

——展示会用の描き下ろしイラストはご覧になられましたか？

「一年生たちと懐玉・玉折編の五条たちが前を向いて笑顔で向かっていくっていうところがすごい爽やかでいいなと思います。虎杖の手と五条の手の形がそれぞれのパーソナリティを表してて、すごい良いキービジュアルだなと思いましたね。
　五条の方が「自分についてこい」みたいな、ちょっと自分中心みたいな感じがして、それがなんか五条らしいなと思いますし、虎杖はみんなで何かを掴みに行くみたいなチームワークみたいなのも感じられて、その辺がキャラクターの性格が出ているのかなと思いましたね。」

——「呪術廻戦展」ではたくさんのグッズが販売されますが、榎木さんおすすめのお気に入りグッズを教えてください

「アクリルスタンドですね、これすごい！虎杖的には結構笑顔のグッズが多いんですけど、今回は割とシュッとした表情で立っている感じで、かっこいい出来になっていると思いますのでおすすめです。

　ちょっと面白いグッズでは「宿儺の指お菓子」。ちゃんと指分（十個）入ってて、日々「呪力」を高めたい方は、1日1本食べていただければ、あなたも宿儺になれる！なりたい人がいるかは、ちょっとあれなんですけれども（笑）、そういうグッズになっていますので、ぜひこちらもおすすめしたいなと。

　あと、面白いところでは「夏油傑の前髪ヘアバンド」がありまして。なんで作ったんだろうって思ったんですけど（笑）おもしろグッズとして、きっと担当の方もちょっと笑いながら「これいいんじゃない」みたいな感じで考えたと思いますので、その熱意を僕は買いたいなと思います。」

——宿儺の指は10本ということで、1日に10本全部食べたら、宿儺に乗っ取られる可能性がありますね。

「そうですね（笑）焼き菓子でちょっと糖分摂りすぎな気もするんで、ほどほどに食べていただければと思います。」

——榎木さんの代表作『呪術廻戦』がこんな大きな展示会になったということで、あらためて感想を教えてください。

「なかなか展示会をさせていただける作品っていうのも少ないと思うのでとても嬉しいなと思いますし、それだけ多くの方に愛されている作品だと思います。展示会を作ってくださった方々がめちゃめちゃクオリティ高く展示物を作ってくださっています。きっと見に来ていただいた方が楽しんでくれるんじゃないかなと思うので、たくさんの方に来てほしいです。」

——教室のシーンのセッションで学生時代を思い出すお話もありましたが、雰囲気はいかがでしたか？

「机の傷つき具合だったりとか。あと、外を見る窓があるんですけど、そこの天気が実は変わったりするっていうのを聞いて、なんか学生時代よく窓見てたなみたいなのも思い出しました。窓見てないで黒板見ろって感じなんですけれども（笑）。そういうのも思い出すような、すごく細かい作りだったなと思いました。
　僕はずっと剣道部だったので、週7日毎日剣道・土日は練習試合していて、かなり忙しい学生時代でした。もうちょっと遊んでおけばよかったなっていうのも思いましたけど、すごい充実してたなという思い出です。」

——展示会が行われた時に「1人でじっくり見る派」「誰かと見たい派」のどちら派ですか？

「どうせなら作品に共演している人と一緒に見たりして、感想を言い合ったりしたほうが楽しいのかなとも思いますし、友達と来るのはやっぱり楽しいと思いますね。
　今回の展示は、キービジュアルに載っている人たち全員と見に行きたいなと思うんです。絶対全員揃わないと思うんですけど（笑）」

——「呪術廻戦展」の音声ガイドを収録される時、どのような気持ちで望まれましたか？

「（音声ガイドは）展示物の一個一個の魅力というか、押しポイントを説明する役割があると思うので、歩きながら見る時に、聴いてて心地よいリズム感でその説明が入ってくるようなガイドになったらいいなと思いました。自分が実際に歩いて、それを見ているようなイメージで読ませていただきました。」

——たくさんの展示をご覧になって、収録時のエピソードを思い出したようなことはありましたか？

「三面のすごい大きい画面で「渋谷事変」まとめみたいなシーンを見えるコーナーがあって、映画館で見るような迫力が感じられました。
　そこで虎杖の渋谷を崩壊させてしまった後の慟哭するシーンが流れるんですけど、大画面で見たらアフレコの時の風景というか、あの辺は1人でしゃべるシーンだったので1人で収録したんですけど、その時のスタジオの孤独な感じとかを思い出しました。なんか改めて見ると結構辛いシーンだなっていうのが感じましたね。その時の苦しい気持ちを思い出しました。」

——2026年1月からアニメ『呪術廻戦』三期が始まりますが、特にここを見ておいた方がアニメがより楽しめるみたいな展示はありますか？

「原画がいっぱい展示されているので、単純にそれを見てるだけでストーリーを結構思い出せるというか、見た時の感情を追体験できると思うので、展示されている絵を順に見ていただくとより呪術廻戦の世界に入り込めると思います。
　セットとかもあって、渋谷駅の雰囲気とかをちょっと感じてもらうだけでも、よりアニメの世界の空気感みたいなものを体に感じて思い出していただけると思います。その流れからテレビを見ていただくと「すごい、この間見直した」みたいな感じでより楽しんでいただけると思いますので、アニメーターの方が描いた絵に注目してみていただけたらなと思います。」

——最後に、榎木さんからメッセージをいただけますでしょうか。

「僕も先ほど展示会を見させていただいたんですけれども、本当にすごく作り込まれていますし、制作者の方の愛情というか、呪術廻戦に対する深い愛情と理解がすごく感じられたので、呪術廻戦ファンの方にはとても楽しめる展示会になっていると思います。
　なので、ぜひお友達やご家族と一緒に来ていただいたり、もちろん一人でじっくり楽しむのもいいと思いますし、ボリュームも盛りだくさんで楽しめると思いますので、ぜひお越しください！よろしくお願いします。」

榎木淳弥さんプロフィール
東京都出身。アスレーベン所属。
主な出演作品：アニメ「呪術廻戦」虎杖悠仁役、「東京リベンジャーズ」乾青宗役、「2.5次元の誘惑」奥村正宗役、映画「スパイダーマン」シリーズピーター・パーカー／スパイダーマン役（吹替）、日本テレビ「サンデーPUSHスポーツ」（ナレーション）など。

※掲載の写真は全て『アニメーション呪術廻戦展「懐玉・玉折」「渋谷事変」』会場の様子

『アニメーション呪術廻戦展「懐玉・玉折」「渋谷事変」』展覧会

会場内は様々なエリアに分かれており、見所が満載です。

エントランス

等身大フィギュア

展覧会入場後すぐに「虎杖悠仁」の等身大フィギュアの展示されています。

「懐玉・玉折」エリア

呪術高専フォトスポット

呪術高専をイメージした展示には、キャラクターのスタンドパネルが並んでおり、フォトスポットとして撮影が可能です。ご来場の際は、高専の『窓』にも注目してほしいです。

アニメーション5周年エリア

「渋谷事変」フォトスポットエリア

その他のエリア

※掲載の写真は全て『アニメーション呪術廻戦展「懐玉・玉折」「渋谷事変」』会場の様子

『アニメーション呪術廻戦展「懐玉・玉折」「渋谷事変」』開催概要
■開催場所
池袋・サンシャインシティワールドインポートマートビル4F 展示ホールA
〒170-0013 東京都豊島区東池袋3-1-3
■開催日程
2025年12月5日(金)～12月29日(月)
■開催時間
10:00～19:00
12月5日(金)、6日(土)、7日(日)、13日(土)、14日(日)、20日(土)、21日(日)、27日(土)、28日(日)は20:00まで入場は各日閉場の30分前まで

公式ホームページはこちら

『アニメーション呪術廻戦展「懐玉・玉折」「渋谷事変」』は盛沢山の展示となっていました。
2026年1月8日(木)より放送開始される、TVアニメ『呪術廻戦』第3期「死滅回游前編」も楽しみですね♪

展示の見所が多くて楽しかったです！2025年12月29日まで池袋で開催していますので、是非足を運んでみてくださいね。

©芥見下々／集英社・呪術廻戦製作委員会