Smashing Pumpkins(スマッシング・パンプキンズ)来日で再注目!『Mellon Collie and the Infinite Sadness(メロンコリーそして終りのない悲しみ)』レコードLPのレア仕様と価値を今こそ見直す
今年9月、オリジナルメンバーのビリー・コーガン(Vo/Gt)、ジミー・チェンバレン(Dr)、ジェイムス・イハ(Gt)に加え、サポートのキキ・ウォン(Gt)とジャック・ベイツ(Ba ※Joy Division / New Orderのピーター・フックの息子!)という布陣で来日公演を行ったことも記憶に新しい Smashing Pumpkins(スマッシング・パンプキンズ)。
彼らが1995年に発表した3rdアルバム『Mellon Collie and the Infinite Sadness』(邦題:メロンコリーそして終りのない悲しみ)は、アメリカだけで約1000万枚を売り上げ、グラミー賞では7部門にノミネートされた傑作。オルタナティヴロック史においても不動の名盤として語り継がれています。
- Smashing Pumpkins来日と名盤の紹介
- 実は"USバンドなのにUS盤ではない"。レア度の高いEU盤LP
- EU盤LPの3タイプと市場価値
- レコードブームで"名盤アナログ"の価値が再注目
目次
実は"USバンドなのにUS盤ではない"。レア度の高いEU盤LP
バンドはシカゴ出身でありながら、当時リリースされたこのアルバムのLPは US盤ではなくEU盤。しかもCD・カセットには未収録の 『Tonite Reprise』 と 『Infinite Sadness』 の2曲が追加収録され、ファンの間では"LPだけの特別仕様"として知られています。
そしてさらに驚くべきは、このEU盤LPに 3種類のバリエーション が存在すること。これがコレクター市場での価値を大きく左右します。
EU盤LPの3タイプと市場価値
@ ナンバリング付き(No.5000以下)
当初5,000枚限定プレスの予定だったため、ジャケットのナンバリングもNo.5000まで。最も希少性が高く、現在は市場でもほとんど見かけない激レア盤。もし自宅に眠っている方がいれば、まさに"お宝"です。
A ナンバリング付き(No.5001〜)
人気の高まりから追加プレスされ、No.5001以降のナンバーが付いたもの。@に比べると希少性は下がるものの、依然として需要は高く、世界中でWANTが絶えません。
B ナンバリングなし(1998年リプレス盤)
1998年に発売されたリプレス盤で、ナンバリングはなし。ジャケットには白枠のみが残り、@Aに存在したSIDE:Cの TOWNHOUSE,DMM刻印 もありません。コレクションとしては@Aに軍配が上がりますが、状態がよければ十分に評価される一枚です。
レコードブームで"名盤アナログ"の価値が再注目
近年のアナログ人気再燃により、90年代の名盤は世界的に再評価が進行中。スマパンのようなオリジナル盤・限定仕様は特に価格が安定しており、海外需要も依然高いままです。
もしあなたの棚に当時の『Mellon Collie〜』EU盤LPが眠っているなら、今はまさに査定に出す好タイミング。種類やナンバーによって価値が大きく変わるため、プロの査定でしっかり確認してもらうのがベストです。
レコード買い取ります!
国内最大級の音楽ソフト流通量を誇るHMVの買取サービスなら、お手持ちのレコードやCDを豊富な経験を持つベテランスタッフが、お客様の大切なCDコレクションを1枚1枚丁寧に査定いたします。ロックやジャズ、クラシックなどジャンルを問わず幅広く対応しており、長年の実績と専門知識で正確かつ高価な査定が強みです。
