【全曲解説】TRiDENT『BLUE DAWN』

全曲解説テキスト by ASAKA（Vo/Gt） SERINA（Ba/Cho） NAGISA（Dr）

1. 黎明ノ詩

どれほど暗く長い夜を彷徨っていたとしても、自分を信じて前に進めばいつか必ず夜は明けるというメッセージを込めました。
TRiDENTが歩んできた道、そしてこれからの決意を歌っています。
この曲が1人でも多くの方の味方であり希望となれば嬉しいです。
（ASAKA）

2. NEW ERA

とにかく“自由”と“開放”をテーマに、肩の力を抜いて今を思いきり楽しもう！というメッセージを込めました。
日々のモヤモヤを全部ぶっ飛ばして、ライブでみんなと歌って笑い合えるような曲。
現実も受け止めながら、それでも前を向いて進もうっていう、TRiDENTらしい明るさと勢いを感じてほしいです！
（ASAKA）

3. MIRACRAID

私の初作曲の作品です。
原作の漫画を読んだ時に、自分の中にあった“音”に息が吹き込まれ、ASAKAの書いた歌詞がつけられて曲として完成した時の感動は忘れられません。
弱さや不安を抱えたままでも、誰かと手を取り合えば前に進める、そんな想いをメロディからも感じてもらえると嬉しいです。
“ミラクル”は偶然じゃなく、信じ合うことで生まれる奇跡。
この曲が、誰かの背中を押す光になりますように。
（NAGISA）

4. 恋のマジックポーション

原曲の遊び心とロックンロールのエッセンスを、ROLLYさん直々のご指導を頂きながら、TRiDENT流に、
あえて原曲キーで挑戦した一曲です。
恋に翻弄される主人公のユーモアと切なさを、ちょっと悪ノリしながらも真剣に演じるような感覚で弾いています。
深みが増したASAKAの歌声にも注目して頂きたいです。
（SERINA）

5. カントリー・ロード

原曲の持つ優しさを大切にしながら、自分たちらしいロックサウンドで、「故郷を思う気持ち」だけでなく、「未来への希望」もこの曲に込めました。
懐かしさと前向きさが同居するこの曲は、私たち自身の“旅の途中”を表しているように感じています。
ライブでは走って歌って、その空間にいる人たちをひとつにできるような、そんな曲に仕上がりました。
（SERINA）

TRiDENT『BLUE DAWN』

GENRE : LOUDROCK
挑戦が詰まった“夜明け”を告げるEPでついにメジャー・デビュー
欲張りセットすぎる。TRiDENTのメジャー1st EP『BLUE DAWN』は、MY FIRST STORY Nob（Ba）による書き下ろしリード・チューン「黎明ノ詩」で幕を開け、新たなるコラボレーションから生まれた音は極めて劇的で衝動的。すかんちの名曲をROLLY本人とカバーしている「恋のマジックポーション」と、NAGISAが初作曲した「MIRACRAID」は、TVアニメ“ポーション、わが身を助ける”のOP主題歌とED主題歌に抜擢されており、デビュー早々にWタイアップとは素晴らしきかな。堀江晶太（PENGUIN RESEARCH／Ba）とタッグを組んだ「NEW ERA」、メロコア風味の「カントリー・ロード」（本名陽子／John Denver）のカバーも斬新。
杉江 由紀【ライター推薦】