ヤヌシュ・オレイニチャク/1970年第8回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ(2CD)
2025年11月12日 (水) 18:00 - HMV&BOOKS online - Classical

ショパン・コンクール100周年記念シリーズ
オレイニチャクの1970年コンクール・ライヴ!
ポーランドの「NIFC(Chopin Institute/Narodowy Instytut Fryderyka Chopina)」より、先んじてLP盤でのリリースが発表されていたヤヌシュ・オレイニチャクのショパン・コンクール・ライヴがCDヴァージョンでもリリースされます!
1970年に行われた第8回ショパン国際ピアノ・コンクールは、それまでの2月〜3月開催からショパンの命日である10月開催に変更され、現在まで続く「10月のショパン・コンクール」の記念すべき第1回となりました。また、2025年の第19回コンクールでは審査委員長を務めたギャリック・オールソンが初のアメリカ人優勝者となったほか、内田光子が日本人歴代最高位となる第2位を記録し(2021年に反田恭平が並んでタイ記録となった)、今なお破られていない偉業を達成した年としても知られています。
その第8回大会において、当時18歳で最年少入賞(第6位)を果たしたヤヌシュ・オレイニチャク。彼はこの時、自身が特別な存在だと感じていたスタインウェイのピアノを使用し、「少し悲しく、感傷的だが、非常に本物(オーセンティック)な演奏だった」と後に振り返っています。この録音には、若き日の彼がショパンに捧げた、技術を超えた純粋な芸術的情熱が刻まれています。その後、ショパン・コンクールの審査員や「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭への常連出演など、ポーランドを代表するショパン演奏家のひとりとして長く活躍し、多くの録音も残しました。
2024年10月に急逝(享年72)した名手オレイニチャクの原点とも言うべき貴重なライヴ録音を、本家「NIFC」が追悼盤として贈ります。これらの音源はこれまで部分的なリリースしか行われていなかったため、まとまったアルバム化はこの「NIFC」盤が初。また、このCDヴァージョンにはLP盤では収録時間の都合上カットされていた『スケルツォ第1番』『マズルカ Op.17-1』『マズルカ Op.17-3』も収録されています。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
ショパン:
01. 夜想曲 第13番ハ短調 Op.48-1
02. バラード第2番ヘ長調 Op.38
03. 練習曲 第8番ヘ長調 Op.10-8
04. 練習曲 第15番ヘ長調 Op.25-3
05. 練習曲 第22番ロ短調 Op.25-10
06. スケルツォ第1番ロ短調 Op.20
07. ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35『葬送』
Disc2
08. マズルカ 変ロ長調 Op.17-1
09. マズルカ 変イ長調 Op.17-3
10. マズルカ イ短調 Op.17-4
11. ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53『英雄』
12. ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21
ヤヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団(12)
ヴィトルド・ロヴィツキ(指揮:12)
録音時期:1970年10月6-25日
録音場所:ワルシャワ・フィルハーモニック・コンサート・ホール
録音方式:ステレオ(ライヴ)
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