【発売】ヴィトマン&シュトゥットガルト室内管/弦楽のための作品集〜コルンゴルト、メンデルスゾーン、ヴィトマン
2025年10月30日 (木) 18:00 - HMV&BOOKS online - Classical

ヴィトマンが贈る、輝く魔術と深遠な嘆きが織りなす弦楽の饗宴
指揮者、作曲家、そしてクラリネット奏者として三面六臂の活躍を続けるイェルク・ヴィトマン[1973-]が振る、弦楽合奏のための作品を集めたアルバム。
メンデルスゾーン[1809-1847]がわずか14歳で作曲した単一楽章の交響曲第10番は、師ツァルターの指導のもと一昔前の古典派に倣って書かれ、伝統を踏まえつつも若々しい好奇心に満ちた独自の響きを持つ、軽快で自由な傑作となっています。ボードレールの「イカロスの嘆き」に着想を得たヴィトマンの作品は1999年に書かれ、ヴァイオリンのフラジオレットが表す高みと低弦が表す地の底の間にある空気を媒体とした音の絵画で、イカロス神話の不安定さをドラマティックに表現し、芸術家の孤独と苦悩、そしてその超越を重ねて描いたもの。コルンゴルト[1897-1957]の『シンフォニック・セレナード』は妻への個人的な愛情、マーラーやベルクの時代あるいは想像上のウィーンの夢、さらに未来への展望が込められており、その美しさをヴィトマンは「きらめく魔法に満ちた傑作」と評しています。
1945年にカール・ミュンヒンガーによって設立されて以来、バロック音楽に始まり同時代作品までを伝統と革新を両立しながら奏でてきたシュトゥットガルト室内管弦楽団と共に、ヴィトマンがその多角的な芸術的視点を通じて、音楽史における才能と革新、芸術家の内面的な探求、そして時代を超えた美と郷愁の物語を紡ぎ出しています。(輸入元情報)
【収録情報】
● メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲 第10番ロ短調
● ヴィトマン:イカロスの嘆き(Ikarische Klage)
● コルンゴルト:シンフォニック・セレナード Op.39
シュトゥットガルト室内管弦楽団
イェルク・ヴィトマン(指揮)
録音時期:2021年2月
録音場所:ドイツ、ルートヴィヒスブルク・ムジークハレ
録音方式:ステレオ(デジタル)
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