ショルティ&バイエルン放送響/チャイコフスキー:交響曲第4番、プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』抜粋(2CD)
2025年12月04日 (木) 07:00 - HMV&BOOKS online - Classical

ショルティとバイエルン放送響による初出ライヴ音源登場。得意曲でオケと一体化した名演!
シカゴ響、あるいはウィーン・フィルとのイメージの強いショルティですが、ミュンヘンは彼にとって特別な場所でした。第2次大戦の終戦をスイスで迎えたショルティは米軍の招きによって1946年にバイエルン国立歌劇場で『フィデリオ』を指揮、この成功により音楽監督に迎えられ、同劇場の戦後の再建に尽力します。劇場退任後もミュンヘンで定期的に指揮していたショルティですが、バイエルン放送響との正規録音のCDはR.シュトラウスのアルプス交響曲(1979年、Decca)しかありません。
ここに登場するのは1984年2月10日にヘルクレスザールで行われた特別演奏会のライヴ。曲目はショルティ得意のロシアもの。いずれも同時期に「Decca」への録音があり、解釈は共通していますが、プロコフィエフの『ロメオとジュリエット』抜粋は「Decca」盤とは曲の選択が異なり、ここでは14曲がバレエの進行順に演奏されています。チャイコフスキーの交響曲第4番は、第3楽章以外はテンポが若干速めでライヴならではの高揚を感じさせ、最終楽章での爆発的なエネルギーの放射がショルティらしく、バイエルン放送響のアンサンブルも見事。「Decca」の分析的な録音に対して、ヘルクレスザールの音響効果とバイエルン放送の収録スタイルが相まって、オケ全体の溶け合った響きやホットな中にもまろやかさを感じさせるサウンドが魅力です。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
● プロコフィエフ:バレエ音楽『ロメオとジュリエット』 Op.64より
第1曲:前奏曲(第1幕)
第4曲:朝の踊り(第1幕)
第10曲:少女ジュリエット(第1幕)
第13曲:騎士たちの踊り(第1幕)
第19曲:バルコニーの情景(第1幕)
第20曲:ロメオのヴァリアシオン(第1幕)
第21曲:愛の踊り(第1幕)
第33曲:決闘(ティボルトとマーキューシオの闘い)(第2幕)
第34曲:マーキューシオの死(第2幕)
第35曲:ロメオはマーキューシオの死の報復を誓う(第2幕)
第36曲:終曲(第2幕)
第37曲:前奏曲(第3幕)
第38曲:ロメオとジュリエット(第3幕)
第52曲:ジュリエットの死(第4幕)
Disc2
● チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調 Op.36
バイエルン放送交響楽団
サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
録音時期:1984年2月10日
録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
録音方式:ステレオ(ライヴ)
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