プランディ&ギスリエーリ合奏団・合唱団/A・スカルラッティ:降誕祭のためのミサ曲、牧歌的室内カンタータ、他
2025年09月11日 (木) 19:00 - HMV&BOOKS online - Classical

古風な技法とメロディアスな調べの交錯。A.スカルラッティの降誕祭音楽
2025年に歿後300周年となるイタリア・バロックを代表する声楽芸術の大家、アレッサンドロ・スカルラッティのクリスマス向け作品を中心としたアルバム。555曲の鍵盤ソナタを書いたドメニコ・スカルラッティの父で、齢23にしてナポリ王室楽長に就任したアレッサンドロは間もなくローマでも頭角を現し、バロック芸術の一大拠点でもあったこの「永遠の都」でも多くの庇護者を獲得。息子ドメニコの初期キャリア形成を助けながら、生涯を通じて最前線の作曲家であり続けました。
ローマにおける彼の活躍地には、紀元5世紀まで歴史を遡る重要な宗教施設サンタ・マリア・マッジョーレ教会が含まれており、本盤では作曲家が同教会に寄贈した降誕祭ミサ曲とモテットが前半を占め、メロディアスな調べをルネサンス以来の多声語法にかけあわせたA.スカルラッティならではの独特な教会音楽世界を堪能できます。後半は同じく彼がクリスマス向けに書いたカンタータと、ローマのもうひとつの重要な教会サン・ジョヴァンニ・ラテラーノ教会に奉職した同時代の作曲家ジョヴァンニ・ジョルジ(17世紀後半〜1762)の充実した降誕祭ミサ曲を収録。
イタリア最前線をゆくギスリエーリ合唱団&合奏団が、各作品の持ち味をよく活かし、整然としたアンサンブルの中で躍動感をはらんだ自発性ある充実解釈を聴かせてくれます。(輸入元情報)
【収録情報】
A.スカルラッティ:
1. 降誕祭のためのミサ曲(1707)
2. 麗しき母なる方(1707)
3. 牧歌的室内カンタータ『何がわたしをざわつかせるのか』 H.476(1716)
4. おお、大いなる神秘(1707)
ジョルジ:
5. 救世主降誕の夜に寄せる4声のコンチェルタート様式によるミサ曲
カルロッタ・コロンボ(ソプラノ)
ギスリエーリ合唱団
ギスリエーリ合奏団(古楽器使用)
ジューリオ・プランディ(指揮)
録音時期:2025年3月18-21日
録音場所:イタリア北東部ヴェネト地方パドヴァ、サーラ・デッラ・カリタ
録音方式:ステレオ(デジタル)
世界初録音(5)
Showing 1 - 7 of 7 items
表示順:
※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

