リュドミラ・ベルリンスカヤ、アルトゥール・アンセル／『アメリカン・ドリーム〜2台のピアノのための協奏曲集』

「MELODIYA」の名物ピアノ・デュオが描く、アメリカン・ドリーム

ロシア出身のリュドミラ・ベルリンスカヤと、フランス出身のアルトゥール・アンセルの夫婦によるピアノ・デュオ。「MELODIYA」を中心に数々のアルバムをリリースしてきた彼らが「ALPHA」からリリースする第2弾はアメリカン・ドリームがテーマ。
　アルバムの中心は、ポピュラー音楽でもヒットを飛ばし「ガール・ガーシュウィン」と呼ばれたダナ・スウィース[1909-1987]と、ロシアからアメリカへ移住し妻とのピアノ・デュオで大きな成功を収めたヴィクトル・バビン[1908-1972]という、20世紀に活躍した2人による協奏曲。加えて、アメリカで初めて成功した女性作曲家として有名なエイミー・ビーチ[1867-1944]による2台のピアノのための組曲を収録しています。バビンの協奏曲は前衛への傾倒を幾分感じさせるもののいずれも親しみやすい作品で、おしどり夫婦のピアノ・デュオによる息の合った演奏がその魅力を引き立てています。（輸入元情報）

【収録情報】
1. スウィース：2台のピアノのための協奏曲
2. ビーチ：2台のピアノのための古いアイルランドの旋律による組曲 Op.104
3. バビン：2台のピアノのための協奏曲第2番

　リュドミラ・ベルリンスカヤ、アルトゥール・アンセル（ピアノ）
　ヴィクトル・ユーゴー管弦楽団（1,3）
　ジャン＝フランソワ・ヴェルディエ（指揮：1）
　ローラン・コンテ（指揮：3）

　録音時期：2024年2月
　録音場所：フランス、ブザンソン芸術文化センター
　録音方式：ステレオ（デジタル）