テオドーロ・バウ、アンドレア・ブッカレッラ/バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集
2025年09月11日 (木) 18:00 - HMV&BOOKS online - Classical


生命力溢れるバッハ! バウとブッカレッラによるガンバ・ソナタ
1992年ヴェネツィア生まれで現在最も注目されているガンバ奏者のひとりテオドーロ・バウと、1987年ローマに生まれソリストや指揮者として世界中で活躍しているチェンバロ奏者アンドレア・ブッカレッラ。いずれもブルージュ国際古楽コンクールでの優勝経験のある2人によるバッハのソナタ全曲が登場しました。
バッハが確立したとも言えるオブリガート・チェンバロと独奏楽器のためのソナタの中でも、ヴィオラ・ダ・ガンバとの3曲はバッハ自身が大きなこだわりを持っていたと考えられる重要作。気鋭の2人は対等に扱われるガンバとチェンバロのパートをチェスの対局に例えつつ、時に寄り添い、時に丁々発止のせめぎ合いで生き生きとした音楽を聴かせてくれます。
併せてフルート・ソナタ BWV.1030(ニ短調)の編曲版も収録。これはト短調のチェンバロ・パートだけが18世紀後半の写本に残っており、その版の旋律楽器が不明ながら現在はオーボエやガンバで演奏されています。2人はこの版に、ソナタ第1番 BWV.1027とそのトリオ・ソナタ版 BWV.1039との関係を手本に手を加え、4つ目のソナタとしてここに収録しました。バウとブッカレッラの新しい感性のもと、バッハが持つ古典と革新の両面を引き出した聴き応えのある1枚です。(輸入元情報)
【収録情報】
J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ集
1. ソナタ第2番ニ長調 BWV.1028
2. ソナタ第3番ト短調 BWV.1029
3. ソナタ第1番ト長調 BWV.1027
4. ソナタ ト短調 BWV.1030a
トランスクリプション:テオドーロ・バウ&アンドレア・ブッカレッラ(4)
テオドーロ・バウ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
使用楽器:アプサムのヤコブ・シュタイナー17世紀後半制作楽器に基づく、コッレ・ディ・ヴァル・デルザのセルジオ・ジストリによる2018年制作の再現楽器
アンドレア・ブッカレッラ(チェンバロ)
使用楽器:ハノーファーのクリスティアン・ファーター1738年制作楽器(ニュルンベルク・ドイツ博物館所蔵)に基づく、ミラノのアンドレア・レステッリ2018年制作の再現楽器
録音時期:2024年2月12-15日
録音場所:イタリア、モンテカステッリ・ピサーノ、アウディトリウム・デッラ・コンパニア
録音方式:ステレオ(デジタル)
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