クロエ・ハンスリップ/R.R.ベネット、V.デューク:ヴァイオリン協奏曲
2025年08月29日 (金) 00:00 - HMV&BOOKS online - Classical

クロエ・ハンスリップ/ベネット、デューク:ヴァイオリン協奏曲
イギリスの人気ヴァイオリニスト、クロエ・ハンスリップが1940年代初頭のイギリスで書かれた貴重な作品を録音。第2次大戦の渦中でしたが、意外にもポップで陽気な曲想を持つ魅力的なアルバムとなっています。
ロバート・ラッセル・ベネット[1894-1981]のヴァイオリン協奏曲は、1941年の初演が空襲警報に中断されるという逸話を持ち、1956年に改訂されて以来、今回が初の録音となります。『ヘキサポーダ(Hexapoda)』は6本の足を持つ節足動物を指す学名ですが、音楽はジャズ風の軽快さと、ウィットやユーモアに富んだ作品。ガーシュウィン作品を連想させます。最終楽章は熱狂的なダンスの夜が日曜日の教会に行くために終わるというイメージが描かれており、最後に賛美歌「神はわがやぐら」のメロディが奏でられます。ここではリットンがピアノを担当、鮮やかな演奏を披露します。
ヴァーノン・デューク[1903-1969]は本名をヴラジーミル・アレクサンドロヴィチ・ドゥケーリスキーといい、友人のジョージ・ガーシュウィンの提案で改名。このヴァイオリン協奏曲はヤッシャ・ハイフェッツの勧めで作曲されましたが、初演は別の奏者によって行われ、長らく忘れられていました。
14歳でBBCプロムス、15歳でアメリカ協奏曲デビューを果たした国際的ヴァイオリニスト、クロエ・ハンスリップと、アンドルー・リットン指揮シンガポール交響楽団による演奏は、これらの知られざる名作の魅力を存分に引き出しています。高解像度な録音で演奏の細やかなニュアンスまで楽しめます。(輸入元情報)
【収録情報】
1. R.R.ベネット:ヴァイオリン協奏曲イ長調 (1941)
I. Allegro moderato
II. Andante moderato
III. Vivace
IV. Allegro non troppo vivo
2. R.R.ベネット:ヘキサポーダ (1940)
I. Gut-Bucket Gus. Very slow and sustained in rhythm
II. Jane Shakes Her Hair. Animato
III. Betty and Harold Close Their Eyes. Lazily
IV. Jim Jives. Fast and very strict
V. --- Till Dawn Sunday. Vivo caldo
3. デューク:ヴァイオリン協奏曲 (1941-43)
I. Allegro molto
II. Tempo di Valse
III. Tema con Variazioni e Coda
クロエ・ハンスリップ(ヴァイオリン)
シンガポール交響楽団、リーダー:マルクス・グンダーマン(1,3)
アンドルー・リットン(指揮:1,3、ピアノ:2)
録音時期:2023年10月10-19日(1)、10月23日(2)、10月26,27日(3)
録音場所:シンガポール、Esplanade Concert Hall(1,3)、Victoria Concert Hall(2)
録音方式:ステレオ(デジタル)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND
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