【映像】ノセダ&チューリッヒ歌劇場/ワーグナー:『ニーベルングの指環』
2025年07月22日 (火) 18:00 - HMV&BOOKS online - Classical

音楽監督ノセダ率いるチューリッヒ歌劇場、チューリッヒで20年ぶりの上演となった『リング』
ホモキの洗練された演出、トマーシュ・コニェチュニー、カミラ・ニールンド、
クラウス・フロリアン・フォークト、現代最高峰のキャストによる白熱の演奏
2024年、ワーグナーがかつて暮らしていたチューリッヒの邸宅の近くで、チューリッヒ歌劇場は20年以上ぶりに『ニーベルングの指環』全曲を上演しました。音楽監督ジャンアンドレア・ノセダの指揮のもと、この壮大な作品が再びチューリッヒに戻ってきました。演出を手掛けたアンドレアス・ホモキは「ある意味で『指環』はその原点に戻ったのです」と語ります。
この作品は、愛、運命、勇気、そして裏切りなど、人間の根源的なテーマを掘り下げながら、一つの世界の興亡を描いています。物語の中心には、神々の父ヴォータンがいます。彼は条約を守るべきか破るべきか苦悩しながら、自ら引き起こした没落を止めようと必死に抗います。これは、神々、人間、神話的存在が交錯する、壮大でありながらも切実な家族ドラマでもあるのです。ホモキの演出は、登場人物たちの関係性や動機を鮮やかに描き出し、神話を現代的な人間ドラマへと昇華させています。
全4作に同じキャストが出演し、物語の緊張感をさらに高めています。ヴォータン役のトマーシュ・コニェチュニー、ブリュンヒルデ役のカミラ・ニールンド、ジークフリート役のクラウス・フロリアン・フォークトなど実力派の歌手が舞台を彩りました。(輸入元情報)

【収録情報】
ワーグナー:『ニーベルングの指環』全曲
● 『ラインの黄金』
ヴォータン/トマーシュ・コニェチュニー
ドンナー/ジャオメン・チャン
フロー/オメール・コビリャク
ローゲ/マティアス・クリンク
フリッカ/クラウディア・マーンケ
フライア/キアンドラ・ハワース
エルダ/アンナ・ダニク
アルベリヒ/クリストファー・パーヴェス
ミーメ/ヴォルフガング・アブリンガー=シュペルハッケ
ファゾルト/デイヴィッド・ソアー
ファフナー/ブレント・マイケル・スミス
ヴォークリンデ/ユリアナ・アレクシュク
ヴェルグンデ/ニアム・オサリヴァン
フロースヒルデ/シエーナ・リヒト・ミラー
● 『ワルキューレ』
ジークムント/エリック・カトラー
ジークリンデ/ダニエラ・ケーラー
フンディング/クリストフ・フィッシェサー
ヴォータン/トマーシュ・コニェチュニー
フリッカ/クラウディア・マーンケ
ブリュンヒルデ/カミラ・ニールンド
ヘルムヴィーゲ/セーラ・カンビージ
ゲルヒルデ/アン=カトリン・ニエムチク
クオルトリンデ/バーバラ・セナター
ワルトラウテ/アンナ・ヴェルレ
ジークルーネ/シモーネ・マッキントッシュ
ロスヴァイゼ/シエーナ・リヒト・ミラー
シュヴェルトライテ/ミハル・ドロン
● 『ジークフリート』
ジークフリート/クラウス・フロリアン・フォークト
ミーメ/ヴォルフガング・アブリンガー=シュペルハッケ
さすらい人/トマーシュ・コニェチュニー
アルベリヒ/クリストファー・パーヴェス
ファフナー/デヴィッド・レイ
エルダ/アンナ・ダニク
ブリュンヒルデ/カミラ・ニールンド
森の小鳥/レベカ・オルヴェラ
● 『神々の黄昏』
ジークフリート/クラウス・フロリアン・フォークト
グンタ―/ダニエル・シュムッツハルト
アルベリヒ/クリストファー・パーヴェス
ハーゲン/デヴィッド・レイ
ブリュンヒルデ/カミラ・ニールンド
グートルーネ/ローレン・ファーガン
ワルトラウテ/セーラ・フェレーデ
第1のノルン/フレーヤ・アプフェルテーシュテット
第2のノルン/レナ・ズーター=ヴェルニッヒ
第3のノルン/ジゼル・アレン
ヴォークリンデ/ユリアナ・アレクシュク
ヴェルグンデ/ニアム・オサリヴァン
フロースヒルデ/シエーナ・リヒト・ミラー
ヴォータン(俳優)/ヴォルフラム・シュナイダー=ラスティン
チューリッヒ歌劇場合唱団
フィルハーモニア・チューリッヒ(チューリッヒ歌劇場管弦楽団)
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
演出:アンドレアス・ホモキ
舞台装置・衣裳:クリスチャン・シュミット
照明:フランク・エヴィン
ドラマトゥルグ:ベアーテ・ブライデンバッハ、ウェルナー・ヒンツェ
収録時期:2024年5月
収録場所:チューリッヒ歌劇場(ライヴ)
収録時間:922分46秒
画面:カラー、16:9
字幕:独(歌唱言語)、英、仏、韓、日本語
日本語字幕:広瀬大介


