【映像】フリッツァ&ドニゼッティ歌劇場/ドニゼッティ:『ロベルト・デヴリュー』
2025年07月11日 (金) 19:00 - HMV&BOOKS online - Classical
作曲家の生地ベルガモのドニゼッティ音楽祭が満を持して送る、
ラングリッジ&フリッツァによる新制作『ロベルト・デヴリュー』!
『ロベルト・デヴリュー』(1837年)は、ヘンリー7世に始まる英国テューダー朝の王座を巡る権力闘争、男女の愛憎、その生と死を描いた『アンナ・ボレーナ』(1830年)、『マリア・ストゥアルダ』(1834年)に続く「女王3部作」の掉尾をかざる悲劇オペラです。この3部作はドニゼッティが拓いたヴェルディの先駆ともみなされる劇的表現によって、作曲家の声価を大いに高めた作品として知られています。
本作は、エリザベッタ女王(エリザベス1世)役にドニゼッティ音楽祭の多くの舞台に登場し好評を博してきた名ソプラノ、ジェシカ・プラットを起用。寵臣ロベルト・デヴリュー(ロバート・デヴァルー)への愛情と女王としての矜持の板挟みに悩み苦しむヒロインを円熟の表現で歌い上げます。題名役のベルカント・テノールの名手ジョン・オズボーンは伸びやかな美声を披露、さらに気鋭の歌手たちが脇を固めるという万全の布陣です。
欧州の名だたる歌劇場で活躍し、2019年からグラインドボーン音楽祭の芸術監督を務める演出家スティーヴン・ラングリッジが舞台の新制作を担当。登場人物の心理や感情を炙り出す巧みな演出と、名匠リッカルド・フリッツァのタクトが導く繊細かつダイナミックな音楽作りとが相まって、この傑作歌劇に新たな命を吹き込んでいます。(輸入元情報)

【収録情報】
● ドニゼッティ:歌劇『ロベルト・デヴリュー』全曲
ジェシカ・プラット(ソプラノ/エリザベッタ)
ジョン・オズボーン(テノール/エセックス卿ロベルト・デヴリュー)
シモーネ・ピアッツォーラ(バリトン/ノッティンガム公爵)
ラッファエッラ・ルピナッチ(メゾ・ソプラノ/ノッティンガム公爵夫人サラ)
ダヴィド・アストルガ(テノール/セシル卿)
イグナス・メルニカス(バス/グアルティエーロ・ラレイグ卿)、他
スカラ座アカデミー合唱団(合唱指揮:サルヴォ・ズグロ)
ドニゼッティ歌劇場管弦楽団
リッカルド・フリッツァ(指揮)
演出:スティーヴン・ラングリッジ
美術・衣装:ケイティ・ダヴェンポート
照明:ピーター・マムフォード
パペット操作:ポピー・フランツィスカ
収録時期:2024年11月15日
収録場所:ベルガモ、ドニゼッティ歌劇場(ライヴ)
ドニゼッティ劇場財団新制作
ロヴィゴ・テアトロ・ソチャーレ共同制作
映像監督・編集:マッテーオ・リッケッティ
収録時間:132分
画面:カラー、16:9
字幕:日本語、イタリア語(歌唱言語)、英語、ドイツ語、フランス語、韓国語



