【発売】ミロ・クァルテット/ヒナステラ:弦楽四重奏曲第1〜3番
2025年05月19日 (月) 10:00 - HMV&BOOKS online - Classical

これぞアルゼンチンの響き
結成30周年のミロ・クァルテットがヒナステラの弦楽四重奏曲を全曲録音
アメリカのミロ・クァルテットが20世紀アルゼンチンを代表するアルベルト・ヒナステラの弦楽四重奏曲全曲を録音しました。来年(2026年)のヒナステラ生誕100周年を前に早くも注目のアルバムが登場します。
当団は1995年にオーバリン音楽院の学生4人で結成。翌年4月には第50回コールマン室内楽コンクールで第1位を受賞、さらにフィショフ全国室内楽コンクールで第1位および大賞を受賞するなど、若き才能が集結した四重奏団として結成時より注目されました。創設メンバーの山本サンディー智子が脱退したのちウィリアム・フェドケンホイヤーが加わり、以後現在まで同メンバーで活動。当団は今年(2025年)に結成30周年を迎えます。
ヒナステラはブエノスアイレスの国立音楽院で学んだ後、アメリカに留学。時代ごとに作風を変えながらも民族主義を示すようになり、作曲家としての確固たる地位を得ました。鮮やかなコントラストと深みのある情感豊かな旋律が持ち味のヒナステラは、アルゼンチンの民族的伝統の精神、大胆なモダニズム、そして深遠な表現感覚を自身の音楽に吹き込みました。
生涯3つの四重奏曲を残しましたが創作時期は異なります。最初の2曲は知られざる傑作とされしばしば演奏会でも取り上げられますが、ソプラノが登場する第3番も収録した全曲録音はこれまでほとんどなく、ミロ・クァルテットが録音したのは非常に喜ばしいことです。第1番は生き生きとしたリズム、エネルギーそして民族的な色彩、第2番は内省的な叙情性、そしてヒメネス、ロルカ、アルベルティのテキストを用いた、ソプラノが登場する第3番の心を揺さぶる激しさは、ヒナステラ独自の作風を反映しています。(輸入元情報)

【収録情報】
ヒナステラ:
1. 弦楽四重奏曲第1番 Op.20
2. 弦楽四重奏曲第2番 Op.26
3. 弦楽四重奏曲第3番 Op.40
観想(詩:ヒメネス)
奇抜に
愛情を込めて(詩:ロルカ)
ドラマティックに(詩:アルベルティ)
もう一度観想(詩:ヒメネス)
ミロ・クァルテット
ダニエル・チン(第1ヴァイオリン)
ウィリアム・フェドケンホイヤー(第2ヴァイオリン)
ジョン・ラジェス(ヴィオラ)
ジョシュア・ジンデル(チェロ)
キーラ・ダフィー(ソプラノ:3)
録音時期:2024年12月2-7日
録音場所:テキサス、KMFA 89.5、オースティンズ・クラシカル・ミュージック・ラジオ・ステーション
録音方式:ステレオ(デジタルアメリカ)
ディジスリーヴ仕様
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