フュージョン(Fusion)とは、1970年代に登場した音楽ジャンルで、ジャズを中心にロック、ファンク、R&B、ラテンなど他のジャンルの要素を融合(=フュージョン)した音楽です。そんなフュージョンのCDは高く売れるのか?高価買取のポイントなど解説してゆきます。
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フュージョンの解説
モダンジャズは1950年代〜1960年代にかけてアメリカを中心に大流行しました。その後ジャズミュージシャンたちは電子楽器やロックのリズムに注目し始めます。
- 1970年:マイルス・デイヴィス『Bitches Brew』
- ジャズにロックやファンクの要素を大胆に取り入れた革命的アルバムで、この作品が「ジャズ・フュージョン」の始まりとされることが多いです。また特徴的なアルバムジャケットも魅力の一つで、現在もCDは高価買取されるタイトルの一つとなっています。
- 1970-1980年代:ジャズフュージョン全盛期
- 当時のブラックミュージックとして人気のあったファンク・ディスコの要素を、ジャズミュージシャンたちが自由にジャズと組み合わせ、フュージョンが主流となります。これぞ"ジャズ・フュージョン"といえるサウンドが台頭した時代です。ウェザーリポートやクルセイダーズ、ボブ・ジェームス、ジョージ・ベンソンなどといったアーティストが有名で、後にヒップホップなどのサンプリング文化、DJ文化でも再評価されています。
- 日本のジャズフュージョン
- 日本でもジャズフュージョンは大人気で、カシオペアやT-SQUARE、高中正義といったアーティストが一時代を築きました。当時大量に流通したことから、中古市場では安価に取引されていましたが、世界的な再評価の波も手伝い、現在CDは高価で取引されています。
代表的アーティスト、名盤のご紹介
海外フュージョン:名盤&アーティスト
- Miles Davis – Bitches Brew(1969)
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- 初版は2枚組の見開きジャケットが美しく、アートワークも評価が高い。
- ジャズからフュージョンへの進化を象徴する歴史的名盤。
- オリジナルプレスはコレクターに人気で高額で取引されています。
- Weather Report – Heavy Weather(1977)
- 「Birdland」収録の名盤。フュージョンの入門にもおすすめ。
- CRUSADERS – Street Life(1979)
- タイトル曲はランディ・クロフォードが歌うポップス曲としても大人気で、クエンティン・タランティーノ監督の映画『ジャッキー・ブラウン』でも印象的な使われ方をされています。フュージョンというとインスト曲のイメージですが、本作でいい意味でイメージを覆してくれます。
- Return to Forever – Romantic Warrior(1976)
- チック・コリア率いるプログレ寄りのフュージョンバンド。ジャケットも幻想的
- Pat Metheny Group – Still Life (Talking)(1987)
- ECMレーベルのプレスは高音質と名高く、オーディオファンにも評価が高い1枚。本作に収録の『Last Train Home』のメロディラインは特に美しく、全人類必聴の名曲です。
日本のフュージョン:名盤&アーティスト
- カシオペア – Mint Jams(1982)
- 代表的ライブ盤。実はスタジオ録音+歓声でライブ風に仕上げた作品。ミント(新品同様という意味もある)のジャムを描いたアートワークも特徴的です。
- T-SQUARE(THE SQUARE)– Adventures(1984)
- 『Truth』前夜の完成度高いアルバム。爽やかなメロディとエネルギッシュな演奏が◎。
- 高中正義 – JOLLY JIVE(1979)
- 夏っぽいサウンドとジャケットが魅力のフュージョン名盤。高中正義は全体的にメロウでシティポップ的要素もあり、全世界的に再評価が進んでいます。
- 渡辺貞夫 – California Shower(1978)
- ロサンゼルス録音の洗練されたフュージョンサウンド。美麗なジャズ・ボサ系の香りもあり、近年海外人気も上昇中です。
フュージョンのCDの高価買取のポイント
1. 現在も需要があるか?
CDが主流の時代に発売されたタイトルで現在も人気かどうか?というポイントは重要です。
日本のフュージョンは現在再評価が進み、人気が高く高額で取引されることも多くなってきました。ただ、現在も高額で取引され続けるCDは、なかなか多くなく、特にフュージョンというジャンルはタイトルによっては安価になることも多く、注意が必要です。
様々なアーティスト、タイトルが存在し、CDごとにかなり価値が変わってくるので、業界歴の長い専門家がいる音楽専門ショップに買取査定を行うことをおすすめします。
2. 帯などの付属品の有無
日本のCDにはほぼ必ずといっていいほど帯やライナーノーツが付属します。そういった付属品が揃っているか?というのも高価買取のポイントとなります。
特に帯などは破れたり、紛失する場合が多いので一緒に保管することをおすすめいたします。ディスクに傷がない、ケースが美品である、歌詞カードや帯が揃っている、などは高額査定の重要ポイントです。
3. 限定・高音質盤
近年は特に、「初回限定盤」などのCDの他にも特典がつく特別な仕様の場合もあり、そういったアイテムは高価買取される可能性が高くなります。とはいえ初回限定とはいえ上記のように、一般に需要があるかないかもポイントですので、必ずしも高く売れるとは言えないのもポイントです。
4. 商品の状態
CDが全盛期の時代から考えると、発売から30年以上経っているタイトルも多く、商品の保管状態も買取価格に左右されます。帯やケース、ディスクもキズや汚れが一度ついてしまうと下手に洗浄すると逆効果の場合もあり、そもそもキズ・汚れがつかないように保管するというのがポイントです。
買取方法の解説
HMVでは、以下の4つの方法で買取サービスを提供しています。
- 1. 宅配買取
- HMVの宅配買取サービスでは、お申し込みいただくと、無料で配送用の段ボールをお送りします。買取をご希望の商品をまとめて送るだけで、完全無料でご利用いただけます。各ジャンルの専門スタッフが1点ずつ丁寧に査定し、明細書も発行されるため、安心してお取引いただけます。
- 2. 出張買取
- 買取希望のアイテムが1,000枚以上ある場合、HMVのスタッフがご自宅に訪問し、梱包から運び出しまで対応します。査定は宅配買取と同様に買取センターで行い、1枚ずつ丁寧に評価するため、不当に安く査定される心配はありません。
- 3. 店頭買取
- 東京・大阪にあるHMV record shopの店頭にて、直接買取を受け付けています。持ち込んだ商品はその場で査定し、即時お支払いが可能です。お買い物ついでに気軽にご利用ください。
- 4. 店頭受付買取
- 全国のHMV店舗(中古商品を取り扱っていない店舗を含む)にて買取受付が可能です。査定は買取センターで1点ずつ行われ、お支払いも再来店不要で完結します。買取受付が可能な店舗は以下のリストをご確認ください。
買取商品の梱包・配送について
上記の買取方法に応じた適切な梱包・配送手続きを行ってください。 HMV record shopの宅配買取では、お申し込み後に無料の配送用段ボールをお届けします。届いた段ボールに商品を梱包し、指定の手順に従って集荷を依頼してください。
梱包の際は、CDが破損しないよう十分に注意してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
フュージョンのCDは種類が豊富で、価値の見極めには専門的な知識が必要です。大切なコレクションのご売却をお考えの際は、信頼できる専門店での査定をおすすめいたします。
ご処分にお困りの際は、ぜひHMV record shopの買取査定をご利用ください。専門スタッフが一枚一枚丁寧に査定し、誠意をもって対応させていただきます。皆さまからのお申し込みを心よりお待ちしております。
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