ハードロックのCDは高価買取できる?HMVの専門家が傾向と高く売れるアイテム・コツを解説!
ハードロックのCDはいろいろなジャンルがある中でも特に人気があり高価買取できるのか?気になるところだと思います。そんなハードロックのCDの高価買取の傾向や高く売れるアイテムのご紹介、高価買取の秘訣を解説いたします!
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ハードロックの歴史
ハードロックは、1960年代後半にロックミュージックの一派として誕生しました。ブルースロックやガレージロックをベースとしながらも、より激しいサウンド、大音量の演奏、力強いボーカルなどで大人気を博しました。
1960年代:ハードロックの誕生
ハードロックのルーツは、1960年代半ばから後半にかけてのロックにあり、特に クリーム(Cream)、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス(The Jimi Hendrix Experience)、ザ・ヤードバーズ(The Yardbirds) などのバンド・アーティストが、今までのロックよりも激しいサウンドを追及し、ハードロックの基盤を築きました。
また、レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin) や ディープ・パープル(Deep Purple) もこの時代に登場し、ハードロックの象徴的なサウンドを確立し、そういった音楽は、ブルースの影響を受けつつも、より攻撃的でパワフルなリフや複雑な展開、より高度なテクニックなギターソロで音楽シーンを席巻しました。
1970年代:ハードロック黄金時代
1970年代に入ると、ハードロックはさらに進化し、世界的な人気を獲得しました。この時期には ブラック・サバス(Black Sabbath) が登場し、暗く特徴的なコンセプトと重いサウンドを取り入れたことで、後のヘヴィメタルの礎を築きました。
この時代のハードロックは、ライブパフォーマンスの派手さやそれぞれアルバムのコンセプト性などを重視していました。特に以下のような人気バンドを一部ご紹介します。
- レッド・ツェッペリン:「Stairway to Heaven」などの名曲を生み、ジミーペイジの特徴的なギターリフ、ジョンボーナムのタイトで激しいドラム、ロバートプラントの高音ボーカルや複雑な展開など現在も特に人気のバンドです。
- ディープ・パープル:「Smoke on the Water」など、誰もが聞いたことのある印象的なリフが特徴的。
- エアロスミス(Aerosmith):アメリカを代表するハードロックバンドとして台頭。70年代以降もオリジナルメンバーで現在まで大人気のバンドです。
- キッス(KISS):派手なメイクと衣装、パフォーマンスで人気を博す。
また、クイーン(Queen) もこの時代に活躍し、ハードロックにオペラ的な要素やドラマティックな展開を取り入れた独自のスタイルを確立しました。近年クイーンを題材にしたドキュメンタリー映画が大ヒットしました。
1980年代:さらなる商業的大成功
1980年代に入ると、ハードロックはさらに商業的に成功し、さまざまなスタイルが生まれました。一方で、ヘヴィメタルがより過激なサウンドへと進化し、ハードロックとの境界が曖昧になっていきます。
この時代には、ヴァン・ヘイレン(Van Halen) が登場し、エディ・ヴァン・ヘイレンの革新的なギタープレイが新しいスタンダードを築きました。また、ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses) も「Appetite for Destruction」で爆発的な人気で日本でも未だファンが多いです。
それ以外にも ボン・ジョヴィ(Bon Jovi) や デフ・レパード(Def Leppard) のようなバンドが登場し、アルバムをリリースして大きな会場でコンサートを行う「アリーナロック」としてチャートを賑わせていました。
1990年代以降
1990年代以降現在まで上記のようなバンドや、それ以外にも沢山のバンドが人気でしたが、90年代以降は商業的なハードロックやヘヴィメタルのカウンターとしてのバンドやアーティストが人気になり、ハードロックとしての括りではなくより多様なロックとして発展、進化しています。
CD全盛になったこれ以降、リマスター盤やボックスセット、再発などを繰り返し人気バンドを中心に現在も新しい商品として次々とリリースされています。
代表的なアーティストとアルバム
- レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)
- 『Led Zeppelin II』 (1969年)
「Whole Lotta Love」や「Heartbreaker」など、ヘヴィなリフとブルースの影響が色濃く出た名盤。
- 『Led Zeppelin IV』 (1971年)
「Stairway to Heaven」を収録。ロック史に残る名作。
- 『Led Zeppelin II』 (1969年)
- ディープ・パープル(Deep Purple)
- 『Machine Head』 (1972年)
「Smoke on the Water」や「Highway Star」など、クラシックロックの名曲を収録。
- 『Burn』 (1974年)
デヴィッド・カヴァーデイルとグレン・ヒューズを迎え、ブルージーでパワフルなサウンドに。
- 『Machine Head』 (1972年)
- レインボー(Rainbow)
- 『Ritchie Blackmore's Rainbow』 (1975年)
ブラックモアのギタープレイとディオのボーカルが光るデビューアルバム。
- 『Rising』 (1976年)
コージー・パウエル(ドラム)やジミー・ベイン(ベース)などが参加した、バンドの代表作の一つ。
- 『Ritchie Blackmore's Rainbow』 (1975年)
- ブラック・サバス(Black Sabbath)
- 『Paranoid』 (1970年)
「Iron Man」「War Pigs」など、ダークで重厚なサウンドを確立した重要作。
- 『Master of Reality』 (1971年)
ダウンチューニングを導入し、さらにヘヴィなスタイルを追求。
- 『Paranoid』 (1970年)
- スコーピオンズ(Scorpions)
- 『Lovedrive』 (1979年)
バンドの転機となったアルバムで、メロディアスなハードロックのスタイルを確立しました。
- 『Blackout』 (1984年)
商業的に大成功を収めたアルバムで、タイトル曲「Blackout」や「No One Like You」が収録されています。
- 『Lovedrive』 (1979年)
- エアロスミス(Aerosmith)
- 『Toys in the Attic』 (1975年)
「Sweet Emotion」「Walk This Way」など、バンドの代表曲が詰まったアルバム。
- 『Rocks』 (1976年)
ラフで攻撃的なサウンドが特徴で、多くの後続バンドに影響を与えた。
- 『Toys in the Attic』 (1975年)
- クイーン(Queen)
- 『A Night at the Opera』 (1975年)
「Bohemian Rhapsody」を収録し、プログレッシブで壮大な作品。
- 『Sheer Heart Attack』 (1974年)
「Stone Cold Crazy」など、スピード感のあるハードロック曲も収録。
- 『A Night at the Opera』 (1975年)
- キッス(KISS)
- 『Alive!』 (1975年)
ライブアルバムながらバンドの魅力を最大限に詰め込んだ作品。
- 『Destroyer』 (1976年)
- 『Alive!』 (1975年)
- ヴァン・ヘイレン(Van Halen)
- 『Van Halen』 (1978年)
デビュー作ながら、「Runnin’ with the Devil」「Eruption」など伝説的なギタープレイを披露。
- 『1984』 (1984年)
「Jump」を収録し、シンセサイザーを取り入れた新境地。
- 『Van Halen』 (1978年)
- AC/DC
- 『Back in Black』 (1980年)
ブライアン・ジョンソン加入後のアルバムで、「You Shook Me All Night Long」など名曲多数。
- 『Back in Black』 (1980年)
- デフ・レパード(Def Leppard)
- 『Pyromania』 (1983年)
「Photograph」「Rock of Ages」など、アリーナロックの代表作。
- 『Hysteria』 (1987年)
「Pour Some Sugar on Me」など、80年代ハードロックの象徴的作品。
- 『Pyromania』 (1983年)
- ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’ Roses)
- 『Appetite for Destruction』 (1987年)
「Welcome to the Jungle」「Sweet Child O’ Mine」など収録の歴史的名盤。
- 『Use Your Illusion I & II』 (1991年)
多様な音楽性を取り入れた大作アルバム。
- 『Appetite for Destruction』 (1987年)
- ボン・ジョヴィ(Bon Jovi)
- 『Slippery When Wet』 (1986年)
「Livin’ on a Prayer」「You Give Love a Bad Name」など大ヒット曲満載。
- 『New Jersey』 (1988年)
「Bad Medicine」など、バンドの人気を確立した作品。
- 『Slippery When Wet』 (1986年)
高価買取できるハードロックのCDの特徴
買取相場
CDの買取価格は、需要と供給のバランスによって決まります。特に人気アーティストの名盤で、市場に出回ることが少ないアイテムは高額買取の対象になりやすく、その価格は大きく変動します。同じアーティストであっても、アルバムごとに価値が異なることが多いため、正確な査定を希望する場合は、音楽ソフト専門店などの知識豊富な査定士がいる専門ショップに依頼するのが最適です。
一方で、専門的な知識がないと、販売価格や買取価格にばらつきが出る場合があります。しかし、HMVでは透明性を重視し、お客様に安心と信頼を提供する運営を行っています。
オリジナル盤の価値
最初にリリースされた「オリジナル盤」が特に価値を持ちます。例えば、イギリスのバンドのアルバムはイギリスのレコード会社から最初に発売され、その後、他国でもリリースされます。このオリジナル盤は、音質の良さからも評価が高く、コレクター市場での需要が非常に高いです。
レアなタイトルほどオリジナル盤の価値が重要視されるため、コレクターにとっては買取価格の大きな決定要素となります。
付属品の有無
日本で制作された「日本盤」のCDは、世界的に高い人気を誇ります。特に、日本独自の帯(OBI)やライナーノーツなどの付属品が揃っていると、海外のコレクターからの需要も高まり、より高価買取が期待できます。
商品の状態
CDの状態は、買取価格に大きな影響を与えます。ディスクやジャケットに傷や汚れがある場合、またはカビが発生していると査定額が下がる可能性があります。特に高額買取が期待されるレア盤では、保存状態の良さが価値を左右するため、適切な管理が重要です。
限定版や特典付き商品の価値
特別仕様のボックスセットや初回限定盤は、コレクターズアイテムとしての価値が高いため、一般流通盤よりも高額で取引されることが多いです。特に人気アーティストの限定商品は高価買取の対象となりやすいため、付属品を含めてしっかり保管することが推奨されます。
CDの価値を最大限に引き出すためには、キレイな状態で保管し専門的な査定ができる専門ショップで行うことが重要です。
HMVの高価買取の一例
CDの高価買取一例
- Black Sabbath
Black Sabbath: 黒い安息日(Ltd)(Pps)
ユニバーサルミュージック / POCE9107 / 帯付き,紙ジャケット仕様,SHM-CD,2008年規格
¥3,500 - The Who
Quadrophenia: 四重人格 (Ltd)(Pps)
ユニバーサルミュージック / UICY94800 / 帯付き,紙ジャケット仕様,2枚組,SHM-CD
¥3,500
買取の方法
いざ買取をお願いしたい!と決めたら、買取を依頼する方法を検討・相談しましょう。
HMVでは以下の4つの方法で買取を行っております。
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HMVの宅配買取サービスでは、お申込みいただくと無料で配送用の段ボールをお送りしますので、買取をお願いしたい商品をまとめて送っていただくだけの完全無料のサービスです。
各ジャンルのスタッフが1点1点丁寧に査定し、明細書も発行いたしますので安心です。
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出張買取
買取をお願いする枚数が1000枚以上と多い場合は、HMVのスタッフがご自宅にお伺いして、梱包や運び出しを行います。買取は宅配買取と同様に買取センターに持ち帰って1枚ずつ丁寧に査定するので、安く買いたたかれるなどの心配もございません。
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店頭買取
店頭買取は東京、大阪に展開するHMV record shopに買取してほしい商品をお持ちいただくとその場で査定・お支払い可能なサービスです。お近くの方はお買い物ついでになど是非ご検討ください。
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店頭受付買取
全国のHMVの店舗(※上記のような中古商品取り扱い店舗ではない)で受付し、査定はセンターで1点1点行いお支払いは再度来店しなくても買取が完結するサービスです。受付を行える店舗は下記にリストアップされていますので、お近くの方はぜひご検討ください。
買取方法にあった形で梱包・配送
上記の買取方法にあった形で商品を梱包します。
HMV record shopでは申込後、配送用の段ボールが無料で送られてくるので、その段ボールの中に商品を梱包し、手順に沿って集荷してもらいます。
梱包の際はCDが破損しないように気を付けてください。
まとめ
以上、ハードロックのCDは高価買取できるかを解説しました。特に高価買取できる商品が沢山あるジャンルなので、買取・処分をお考えの方はぜひHMVの買取サービスをご検討してみてはいかがでしょうか。
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