リンキン・パーク 最新アルバム『From Zero』2024年11月15日 (金) 発売

リンキン・パーク 最新アルバム『From Zero』2024年11月15日 (金) 発売

2000年のデビューアルバム『Hybrid Theory』が ”21世紀で最も売れたデビューアルバム” となり、２ndアルバム『Meteora』以降５作で全米アルバムチャート初登場１位を獲得、グラミー賞２部門受賞、全世界累計アルバムセールスは１億枚以上という、2000年代にデビューしたバンドでは屈指の人気を誇り、常に時代を牽引してきた リンキン・パークが、エミリー・アームストロング (vo)、コリン・ブリテン (ds) を迎えた新体制で約７年ぶりの最新アルバム『From Zero』をリリースする。

2017年以降、バンドとしての活動は休止していたリンキン・パークだが、マイク・シノダ、ブラッド・デルソン、フェニックス、ジョー・ハーンのメンバーは近年再会を始めていたそうだ。「バンドを再始動させよう」というよりは、単に一緒に過ごす時間を増やし、大学時代からの友情の核である創造性と仲間意識を取り戻そうという直感のもと再会の機会を増やしていた彼ら。この間にさまざまな友人や仲間をスタジオに招き、その中でエミリー・アームストロングとコリン・ブリテンに特別な親近感を覚えたという。スタジオでの時間を重ねるにつれ自然なケミストリーが生まれ、こうして今回の再始動、すなわち最新アルバム『From Zero』の誕生に繋がったのだ。

今回の再始動にあたり、マイク、デルソン、フェニックス、ハーンという従来のメンバーに加えて、デッド・サラ (Dead Sara) というバンドで活躍したエミリー・アームストロングを共同ヴォーカルに、G・フリップ、イレニアム、One OK Rock などのソングライティングやプロデュースで知られるコリン・ブリテンをドラマーに迎えたラインナップが集結。この新たな編成による新生リンキン・パークとして、現地時間9月5日からバンドの公式サイトおよび YouTubeチャンネルでライヴストリーミング配信を行ない、新曲「The Emptiness Machine」のほか、「Numb」「One Step Closer」「In The End」「Faint」などの代表曲を交えた全14曲のライヴパフォーマンスを配信。再始動と最新アルバムの発売を高らかに宣言した。さらにこの『From Zero』リリースに向けて、LA、ニューヨーク、ハンブルク、ロンドン、ソウル、ボゴタの世界６都市で ”FROM ZERO WORLD TOUR 2024” と題したアリーナツアーを行なうことも発表し、全世界のファンを歓喜させた。

リンキン・パークの新章を飾るシングルのタイトルは「The Emptiness Machine」。これまでのリンキン・パークのDNAを受け継ぎ、一聴して彼らだと分かる唯一無二のサウンドをベースにしながら爆発的なパワーを秘めた１曲だ。カメレオンのように曲調が変化していくキャッチ―なアンセムであるこの曲で、鋭角的なリフと疾走感のあるビートが刻まれる中、マイク・シノダが作り出すメロディからエミリー・アームストロングのコーラスが弾けていく。ジョー・ハーンが監督を務めた同曲のミュージックビデオも話題を呼んでいる。

今回の再始動にあたり、メンバーのマイク・シノダはこうコメントしている。「リンキン・パークの前、僕らの最初のバンド名は ”Xero” だった。今回のアルバムタイトルは、僕らの始まりと現在続いている旅の両方を意味している。サウンド的にも感情的にも、このアルバムは過去、現在、未来について歌っているんだ。新旧のバンドメンバー、友人、家族、そしてファンへの深い感謝の気持ちを込めて作ったんだ。僕たちは長年に渡って、リンキン・パークが歩んで来た道を誇りに思い、これからの旅路にワクワクしているんだ。エミリーとコリンと一緒に仕事をすればするほど、彼らの世界レベルの才能、一体感、自分たちが創り出したものを堪能することができた。新しいメンバーと一緒に作ったエネルギーと活気に満ちた新しい音楽で、本当に力をもらったと感じている。僕たちは、これまで知られてきたサウンドのタッチポイントを織り交ぜながら、まだ新しいタッチポイントを探求しているんだ」。

最新作『From Zero』は、リンキン・パークの始まり、そして再始動した現在の彼らが踏み出している新たなる旅の両方を意味しているという。サウンド的にも感情的にも、リンキン・パークの過去、現在、未来を反映させたゼロからの新章が今始まる。

The Emptiness Machine (Official Music Video)

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