【映像】カペッラ・ナポリターナ/伝ボエリオ:インテルメッゾ『過ぎ去った美しい時よ』
2024年06月11日 (火) 18:00 - HMV&BOOKS online - Classical
カペッラ・ナポリターナによる、
ナポリ最古のインテルメッゾ『過ぎ去った美しい時よ』世界初収録!
17世紀の中頃、ヴェネツィアから進出したオペラという芸術ジャンルがナポリで活況を呈するなか同地で作曲されたオペラのインテルメッゾ(幕間劇)『過ぎ去った美しい時よ』が、2023年に蘇演収録されました。この作品は、アントニオ・フローリオが文献研究で発掘したフランチェスコ・アントニーノ・ボエリオ作曲の歌劇『絶望的な無実』に付随した、現存するナポリ最古のインテルメッゾです(草稿からの再構成:アントニオ・フローリオ)。
舞台は17世紀、ハプスブルク・スペイン統治下のナポリの街角。ナポリ人、カラブリア人、少年というナポリ地方の喜劇にお決まりのキャラクター3人にスペイン人を加えた4人が登場、4種類の言語を取り混ぜた滑稽な歌唱とラ・フォリアやタランテッラ、パッサカリアなどの舞曲を組み合わせた歌芝居を考証、再現しています。
ナポリのバロック音楽復興の第一人者アントニオ・フローリオ率いる古楽アンサンブル「カペッラ・ナポリターナ」に、ナポリ歌劇の名歌手たちをフィーチャーした活気とユーモアに溢れる舞台をお楽しみください。(輸入元情報)
【収録情報】
● 伝ボエリオ:インテルメッゾ『過ぎ去った美しい時よ』
ナポリ人/ピノ・デ・ヴィットーリオ(テノール)
カラブリア人/ジュゼッペ・ナヴィリオ(バス)
少年/オルガ・カフィエーロ(ソプラノ)
スペイン人/ロザリオ・トタロ(テノール)
カペッラ・ナポリターナ(古楽器使用)
ヴァイオリン:マルコ・ピアントーニ、ヌンツィア・ソレンティーノ
チェロ:マヌエラ・アルバーノ
アーチリュート:フランコ・パヴァン
テオルボ:ピエール・ルイージ・チャッパレッリ
ギター/カラショーネ:ルーカ・タランティーノ
チェンバロ:アンジェロ・トランコーネ
アントニオ・フローリオ(指揮)
演出:ピノ・デ・ヴィットーリオ
衣装:アンナリーザ・ジャッチ
小道具:カペッラ・ナポリターナ団員
美術:アントニオ・ジェノヴェーゼ&ジャコモ・ソレンティーノ(Turtle Studio)
収録時期:2023年3月13,14日
収録場所:ナポリ、ドムス・アルス(ライヴ)
映像監督:ダニエレ・コッチャ(Video Produzioni Tibur)
収録時間:62分
画面:カラー、16:9
歌唱:イタリア語(ナポリ方言、カラブリア方言を含む)、スペイン語
字幕:日本語、イタリア語、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語



