トーキング・ヘッズ『ストップ・メイキング・センス』トリビュートア...
史上最高のコンサート映画のひとつとして挙げられるトーキング・ヘッズの『ストップ・メイキング・センス』のトリビュートアルバムが登場。マイリー・サイラス、パラモア、ザ・ナショナル、バッドバッドノットグッド、チカーノ・バットマン、ガール・イン・レッド、ザ・リンダ・リンダズ、トロ・イ・モアなど豪華アーティストたちが参加。
HMV&BOOKS online-Rock & Pop|Friday, July 7, 2024 18:30
2024年07月26日 (金) 17:00
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奇才デヴィッド・バーン率いるN.Y.のインテリジェンスバンド、トーキング・ヘッズ。1983年に行なったライヴの模様を映像で捉えた、ジョナサン・デミ監督による伝説的ライヴエンターテインメント映画『Stop Making Sense』。この映画の公開&サウンドトラック発売40周年を記念して、映画と同内容の楽曲を全て収録したデラックスエディションが2024年7月26日 (金) にリリース。輸入盤のみ、18曲を収録した2枚のCDのほか、同音源のドルビーアトモス音源を収録したブルーレイオーディオが付属される。
収録曲
80年代に時代の最先端を駆け抜け、現在もミュージカルや映画など様々な表現方法で音楽という名のアートを世に発表しつづける奇才、デヴィッド・バーン。彼が中心となって80年代に非常に強烈なインパクトを放ちながら活動したN.Y.のインテリジェンスバンドが、このトーキング・ヘッズだ。彼らの絶大なインパクトを放つステージパフォーマンスをジョナサン・デミ監督と共に映像作品としてまとめ上げた、伝説的音楽映画であり最高級ライヴ・エンターテインメント映画でもある『Stop Making Sense』は今年で公開40周年を、そしてこの映画のサウンドトラックも今年で発売40周年を迎える。
この記念すべきアニバーサリーイヤーを祝福すべく、このサウンドトラックが映画と同内容の全18曲を収録したデラックスエディションとなってここに登場する。今年の発売40周年に先がけ、2023年夏に当時サウンドトラックには未収録だった2曲を追加した完全版として2枚組アナログ盤がリリースされ、全世界で即完売となったのだが、今回そのアナログ盤と同内容の楽曲を収録したデラックスエディションが、2CD+ブルーレイエディション、そして2枚組アナログエディションとなってリリースされることになる。
1984年に発売されたオリジナルのサウンドトラックには全9曲が収録されており、その後に映画で披露されていた他楽曲を追加した全16曲収録のスペシャルニューエディションが1999年に発表されていたのだが、今回リリースされるデラックスエディションには、映画では使われていたものの音源としては収録されていなかった「Cities」「Big Business / I Zimbra」という2曲をさらに追加した全18曲が収録されている。
また、2CD+ブルーレイエディションには、2023年にリリースされた2枚組アナログ盤に封入されていた、ティナ・ウェイマス、デヴィッド・バーン、クリス・フランツ、ジェリー・ハリスンという4人のメンバーによるライナーノーツや当時の貴重な写真などを掲載した全28ページのブックレットをリサイズしたものが同梱されている。
トーキング・ヘッズが1983年に行なっていた「Speaking in Tongues」ツアーで彼らのパフォーマンスを体験したジョナサン・デミ監督が、彼らの素晴らしいライヴパフォーマンスを映像に捉えたいと感じたことが、この伝説的映画『Stop Making Sense』のプロジェクトのスタートとなった。その後、彼はトーキング・ヘッズにこの公演の模様をコンサート映画にすることを提案し、メンバーのそのアイデアに同意、数ヶ月をかけて詳細を詰めていったという。そして、1983年12月ハリウッドのパンテージ・シアターで行なわれた3公演を撮影し、この『Stop Making Sense』は完成に至った。
トーキング・ヘッズはこの『Stop Making Sense』で、当時の最新シングルでありその夏に全米のラジオやMTVでヘビーローテーション入りし、バンドにとって初の全米トップ10シングルとなった「Burning Down the House」を含む全18曲を披露している。しかし、この映画の名場面として広く語られるようになったのは、この全米トップ10ヒット曲ではなく、同じくアルバム『Speaking in Tongues』に収録されている「Girlfriend Is Better」という楽曲のパフォーマンスシーンだった。今ではデヴィッド・バーンを象徴する衣装としても知られるオーバーサイズのビジネススーツに身を包んだ彼がこの曲を披露したのだ。このスーツ姿の写真は今作のアルバムジャケットにも使用されている (ちなみにこのオーバーサイズのスーツは、以前訪れていた日本で見た「能」の装束がヒントになっているという)。
コンサートフィルムは、彼らがそれまでに発表していた6枚のスタジオアルバムを全て網羅するような楽曲で構成されている。オープニングではデヴィッド・バーンがドラムマシンを使って一人でステージに表れ「Pshyco Killer」を披露。1曲が終わるごとにメンバーがステージに登場し、その後もツアーメンバーをステージに上げ、メンバーを増やしながら進化していくバンドの姿を一つのショウの中で魅せる、見事なパフォーマンスを繰り広げてくれる。また、このショウはトーキング・ヘッズの楽曲を中心に展開していくが、ティナ・ウェイマスとクリス・フランツによるサイドプロジェクト、トム・トム・クラブの「Genius of Love」や、デヴィッド・バーンが1981年に発表したソロ作品『The Catherine Wheel』から「What A Day That Was」「Big Business」といったバンド以外の楽曲も披露されている。
Talking Heads - Stop Making Sense 2023 Official Trailer
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