チルドレン・オブ・ボドム 2019年 最後のコンサートを収録したライヴアルバム『A Chapter Called Children Of Bodom (Final Show In Helsinki Ice Hall 2019)』

2020年、アレキシ・ライホ (vo, g) とダニエル・フレイベリ (g) は新バンドのボドム・アフター・ミッドナイト (Bodom After Midnight) として活動を続けたが、チルドレン・オブ・ボドムの結成メンバーのひとりであり唯一のソングライターでもあったライホは、2020年12月29日にこの世を去った。

本作に関してのメンバーからのコメントは以下の通り。

「最終公演がライヴ・アルバムに生まれ変わるのは素晴らしいことだ。参加した人は、あの瞬間にタイムスリップしたような気分になる。参加しなかった人は、『CHILDREN OF BODOM』という章がどのように閉じられたかを体験する機会となる」— ダニエル・フレイベリ (Daniel Freyberg)

「この夜が特別だったことは言うまでもない。『In Your Face』が始まったとき、現実を突きつけられ、涙が出てきたので、オーディエンスから目を背けなければならなかった。でも、この思い出とAlexiの音楽が永遠に生き続けるというこが素晴らしいことなんだ」— ヘンカ・セッパラ (Henkka Seppälä)

「ヘルシンキ・アイス・ホールのステージに立つのは非現実的な気分だった。もう彼らと一緒に演奏することも、素晴らしいファンの前で演奏することもないだろうと思っていたからね。悲しかったけど、どこかほっとした。最後のショーとその感動的なジェットコースターが、ショーに来られなかったみんなに楽しんでもらえるのは素晴らしいことだ」— ヤンネ・ウィルマン (Janne Wirman)

「ステージに立ったとき、僕は穏やかな気持ちになった。おそらく、何かを証明する必要性はもはや感じず、音楽とファンの皆の存在を楽しみたいと思ったからだろう。もう二度と一緒に演奏することがなくても、僕らの音楽が消えることはないだろうと思うと、このすべての一部となれたことに、ただただ感謝した」— ヤスカ・ラーチカイネン (Jaska Raatikainen)