【シティポップ名盤】村田和人 名盤３タイトル『また明日』『ひとかけらの夏』『MY CREW』2023年最新リマスター再発

村田和人 シティポップ名盤３タイトル 2023年最新リマスター再発

1982年、山下達郎プロデュースの「電話しても」で ムーンレコード からデビュー。翌83年には、山下が全面的にアレンジとプロデュースを担当した２ndアルバム『ひとかけらの夏』と、収録曲でCMソングにも使用された「一本の音楽」がヒット。ウエストコーストサウンドをベースとしたシティポップの担い手として人気を博したシンガーソングライター、村田和人。

80年代シティポップの名盤としても知られる『また明日』(82年)、『ひとかけらの夏』(83年)、『MY CREW』(84年) というキャリア初期の３枚のアルバムが、いずれも 2006年にワーナーから再発されたボーナストラック入りの収録曲、さらには 2023年最新リマスタリング音源使用の決定版で再登場。

また明日 (+5) (1982年)

デビューシングル「電話しても」(1982年４月発売) 収録の１stアルバム。美しいメロディーやハーモニー、明るくさわやかで瑞々しいサウンドがそのまま村田和人の人柄を彷彿とさせる原点作。

アレンジャーとして山下達郎、鈴木茂、井上鑑、作詞で竹内まりや、安藤芳彦、新井正春らによる楽曲を収録。参加ミュージシャンは山下達郎をはじめ、青山純、伊藤広規、中西康晴、島村英二、難波弘之、松任谷正隆、野口明彦、浜口茂外也、発足したばかりのアルファムーンのレーベルメイトである浜田金吾や松下誠ら錚錚たるメンバーが集結。ボーナストラックとして2006年再発時に収録されたデモバージョン６曲を追加収録。

ひとかけらの夏 (+5) (1983年)

マクセル・カセットのCMソングで大ヒットした先行シングル「一本の音楽」や、当時シングルカットされた「Catching The Sun」などを収録。山下達郎 全面プロデュースによる２ndアルバム。収録曲はどれをとっても完成度が高く、編曲もレパートリーに富んだ村田和人の代表作とされる１枚。

参加ミュージシャンは、竹内まりや、国分友里恵、青山純、伊藤広規、難波弘之、椎名和夫など。山下達郎はギター、キーボード、コーラスなどのパートで参加。「一本の音楽」ではアマチュア時代からの盟友で Piperで活動していた山本圭右のギターを聴くことができる。ボーナストラックとして収録楽曲のシングルヴァージョンなどを追加収録。

MY CREW (+9) (1984年)

竹内まりやとのデュエット曲「SUMMER VACATION」、山下達郎がアレンジで参加した「あの波をつかまえて」「SEXY PACIFIC」、CM曲「WE LOVE YOU」などを収録した３rdアルバム。初のセルフアレンジ＆セルフプロデュース作。

高い評価を得た前作『ひとかけらの夏』発売後、全国各地で行なわれたライヴで村田のバックを支えていた阿部薫、山内薫、山本圭右、小板橋博司らがレコーディングに参加。ライブで培われた抜群のチームワークで息がぴったりとあった力強いバンドサウンドは、ダイナミックでドライヴ感あふれる作品に仕上がっている。ボーナストラックとして収録曲の Englishヴァージョンやインストを追加収録。

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