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エヴリシング・バット・ザ・ガール 24年ぶりスタジオアルバム『Fuse』完成 ― リードシングル「Nothing Left to Lose」をはじめ 艶やかなエレクトロニックソウルを現代的にアレンジ
2023年02月08日 (水) 18:00
|HMV&BOOKS online - Rock & Pop

リードシングル「Nothing Left to Lose」公開中 エヴリシング・バット・ザ・ガール 24年ぶりスタジオアルバム『Fuse』
80年代ネオアコブームの火付け役ともなった、トレイシー・ソーンとベン・ワットによるポップデュオ、エヴリシング・バット・ザ・ガールが、1999年の『Temperamental』以来24年ぶりとなる通算11枚目のアルバム『Fuse』をリリースする。
2021年の春から夏にかけてトレイシー・ソーンとベン・ワットによって書かれ、制作された本作『Fuse』は、バンドが90年代半ばに初めて開拓した艶やかなエレクトロニックソウルを現代的にアレンジしたものとなっている。
サブベース、シャープなビート、ハーフライトのシンセ、空虚な空間からなるワットのきらめくサウンドスケープの中で、ソーンの印象的で豊かな質感の声が再び前面に出ており、これまで同様、現代的、同時代的なサウンドでありながらエイジレスなバンドのサウンドに仕上がっている。
また、アルバムのオープニングを飾るハウスオリエンテッドなリードシングル「Nothing Left To Lose」のミュージックビデオも公開されている。
Nothing Left To Lose
バンドの再出発とニューアルバムについて、トレイシーはこう語っている。「皮肉なことに、2021年3月にレコーディングをスタートしたとき、このニューアルバムの完成されたサウンドについて、あまり関心事がなかったの。もちろん ”待望のカムバック” といったプレッシャーは承知していたから、その代わりにあらかじめ方向性を決めないで、思いつきを受け入れる、オープンマインドな遊び心の精神で始めようとしたのね」。
2人は自宅とバース郊外の小さな川沿いのスタジオで、友人でエンジニアのブルーノ・エリンガムと密かにレコーディングを行なった。希望と絶望、そして鮮明なフラッシュバックが交互に現れるこのアルバムの歌詞は、時にとらえどころがなく、時に詳細に描写され、再出発することの意味をとらえている。
ベンは次のように語っている。「エキサイティングだったね。自然なダイナミズムが生まれたんだ。私たちは短い言葉で話し、少し顔を見合わせ、本能的に共同作曲をした。それは、私たち2人の自己の総和以上のものになった。それだけでエヴリシング・バット・ザ・ガールになったんだ」。
本作は通常盤CDのほか、アルバム収録曲のドルビーアトモス/ハイレゾ音源を収録したブルーレイオーディオ付き限定デラックス盤、各種アナログレコードでもリリースされる。
収録曲
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