アンソニー・ムーア 幻のアルバム『Reed Whistle & Sticks』が世界初登場となるオリジナルジャケット仕様で奇跡の再発　CDのみ未発表作品「Stimmgabel」をボーナストラックとして追加収録

アンソニー・ムーア 幻のアルバム『Reed Whistle & Sticks』が世界初登場となるオリジナルジャケット仕様で奇跡の再発

日本でも高い人気を誇るアヴァンポップバンド、スラップ・ハッピーの創設者であり、ヘンリー・カウでも活動したアンソニー・ムーア。2020年には、1976年制作のお蔵入りアルバム『Out』がオリジナルジャケット仕様で再発され話題を呼びましたが、このたびもう１つの幻のアルバムが、同じくオリジナルジャケット仕様で再発されます。

ドイツのプログレッシヴロックバンド、ファウストを送り出したウーヴェ・ネッテルベックのプロデュースで1972年に３作目のソロアルバムとして制作されたものの、あまりにも実験的な内容ゆえに当時の所属レーベルだった独ポリドールから発売を拒否され、結果テスト盤LPが12枚のみプレスされ、マニアの間では40〜60万円で取引されている幻のアルバム『Reed Whistle & Sticks』が世界初登場となるオリジナルジャケット仕様 (紙ジャケット) で奇跡の再発。

今回の再発にあたり、ほぼ未使用のテスト盤LPに蒸留水を垂らしながら再生する手法で、宇都宮泰 (ex.アフター・ディナー) が、アンソニー・ムーア本人と共に決定版的リマスターを制作。1998年にリリースされた英Voiceprint盤再発CDとは大きく異なる生々しい音響空間を創出。実験的でありながらも不思議に心地よく、かつ時に予想外の展開を見せる無二のサウンドスケープを可能なかぎり大音量でご堪能ください。

CDのみボーナストラックとして、本作と興味深い関係にあるという、同時期に制作された未発表作品「Stimmgabel」(音叉) を収録。

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