フランク・デュプレー・トリオ/カプースチン:ジャズ・トリオによるピアノ作品集
2021年12月08日 (水) 12:00 - HMV&BOOKS online - Classical
Blueprint〜カプースチン:ジャズ・トリオによるピアノ作品集
ジャズとクラシックを融合した音楽で知られるニコライ・カプースチン。彼はまるでオスカー・ピーターソンやエロール・ガーナーのように自由なタッチでピアノを弾きましたが、作曲をする際はジャズにおけるインプロヴィゼーションも全て楽譜に記載し、あたかも即興で奏でているかのような作品を書き上げました。
今回のアルバムでは、ピアノ協奏曲第4番で巧みな演奏を披露したピアニスト、フランク・デュプレーと彼の仲間たちがカプースチンのさまざまなピアノ曲をジャズ・トリオ用にアレンジ。即興的でありながら緻密に書かれた小品を、ジャズ風のこなれた感覚で演奏。作品に新たな魅力を付け加えています。
【フランク・デュプレー】
アンタイルのピアノ協奏曲録音で、2018年に権威ある「オーパス・クラシック賞」を受賞したドイツのピアニスト。もともとはジャズ・パーカッショニストとして訓練を重ねた彼、いつしかピアノのレパートリーの幅広さに開眼し、20世紀から現代の作品の演奏に特別な熱意を抱くようになりました。ペーテル・エトヴェシュとは緊密な関係を保っており、いくつかの作品の世界初演を果たしています。最近では、クルト・ヴァイル・フェスティヴァルのアーティスト・イン・レジデンスを務める他、パーカッショニストとしても活躍。高く評価されています。(輸入元情報)
【収録情報】
カプースチン:
● 夜明け Op.26
● 8つの演奏会用練習曲 Op.40より
第1番『前奏曲』:レグロ・アッサイ
第2番『夢』:モデラート
第7番『間奏曲』:アレグレット
第8番『フィナーレ』:プレスティッシモ
● 変奏曲 Op.41
● モーティヴ・フォース Op.45
● ビッグバンド・サウンズ Op.46
● 24のジャズ前奏曲 Op.53より
第1番:プレスト
第3番:ラルゲット
第4番:アレグレット
第6番:アニマート
第7番:モデラート
第8番:アレグレット
第9番:レント
第11番:アンダンテ
第13番:アレグレット
第15番:モデラート
第19番:ヴィヴァーチェ
第23番:モデラート
● エンド・オブ・レインボー Op.112
● 『ブルー・ボッサ』によるパラフレーズ Op.123
● 『ブラジルの水彩画』によるパラフレーズ Op.118
全てF.デュプレー、J.クルップ、M.イェンネによるピアノ、コントラバスとドラムス編
フランク・デュプレー・トリオ
フランク・デュプレー(ピアノ)
ヤコブ・クルップ(コントラバス)
マインハルト「オビ」イェンネ(ドラムス)
録音時期:2020年12月15,16,21,22日
録音場所:ドイツ、バーデン=バーデン、ハンス=ロスバウト=スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

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