リヴィングストン・テイラー 入手困難となっているカプリコーン期アルバム３作品から19曲を厳選したベスト盤『Early Years (1970-1977)』登場

リヴィングストン・テイラー カプリコーン期アルバム３作品から19曲を厳選した最新ベスト『Early Years (1970-1977)』

ジェイムス・テイラーを兄に、またケイト・テイラーを妹に持つ名シンガーソングライター、”リヴ” ことリヴィングストン・テイラー。1970年にアルバム『Livingston Taylor』でカプリコーンレコードからデビュー以降、『LIV』『Over The Rainbow (邦題：虹の彼方に)』といったSSWの良作を70年代に発表。その後もエピック、ヴァンガード、チェスキーといったレーベルを渡り歩きながら今にいたるまでコンスタントに作品をリリースし、ハートウォーミングな歌とギターで心に響く名曲の数々を届けてくれている。

また2021年5月には、デビュー50周年を記念したライヴアーカイヴ集『Best Of Live: 50 Years Of Livingston Taylor』をリリースしファンを喜ばせてくれたことも記憶に新しい。そんなリヴの70〜77年 カプリコーン在籍期のアルバム３作品『Livingston Taylor』『LIV』『Over The Rainbow』から19曲を厳選したベストアルバム『Early Years (1970-1977)』が登場する。なお、各3作品のCDはいずれも現在廃盤で入手が困難となっている。

『Livingston Taylor』『LIV』の2作品は、バックを固めるミュージシャンが、ピート・カー (g) やカウボーイのトミー・タルトン (g) といったいわゆるマッスルショールズ系人脈だったこともあり、サザンロック〜カントリーロックテイストが漂うアーシーな作風が特徴だ。

カプリコーン最終作となる『Over The Rainbow』には、チャック・リーヴェル (key) 、カーリー・サイモン (vo) のほか、ニール・ラーセン (key)、バジー・フェイトン (g)、マイク・マイニエリ (per, vib) 、そして兄ジェイムスなどが参加し、”プレAOR” とでも呼ぶべき、より洗練されたポップなサウンドを聴かせてくれる。

 

 

 

 

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