【インタビュー】YYNOT / ビリー・アレキサンダー

2021年08月12日 (木) 23:00

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女性ヴォーカルを擁してRUSHを彷彿させるサウンドを聴かせる注目のアメリカン・バンド、YYNOT のギタリスト、ビリー・アレキサンダーのインタビュー!

ーQ : デビュー・アルバムのセールス・ポイントは?

YYNOTを聴いたことがない人へ紹介するには曲やサウンドと、バランスがとれたアルバムだと思う。そして明らかな影響を示しながらも各ミュージシャンが自己のスタイルを誇示していることがわかるよ。私は創り出した楽曲をとても誇りに思っている。

ーQ : YYNOTのバイオグラフィーを教えて下さい。

“YYNOT”というインストの曲をRUSHファンのオンラインへ投稿した。そこでRUSHの曲を弾いているティムを見つけた。彼は実に楽しそうに、そしてテクニカルなプレイを決めていたので「一緒にコラボしないかい?」と誘ったのさ。交流を深め、お互いのことがわかったころ、彼にベーシストとしてバンドに参加して欲しいとオファーしたよ。そしてRUSHのカヴァー・ビデオ用にシンガーを探していた中、友人が19歳だったロッキーを推薦してくれた。YouTubeで”Highway Star”を歌う彼女のことは知っていたので連絡を取ってビデオ撮影に参加してもらったら、アメイジングな仕事をしてくれたよ。オリジナルの楽曲を制作していくのでバンドへの参加を彼女に打診したところ、Yesという返事をもらえたよ。それから本格的にバンドの楽曲を書いていったという訳さ。

ーQ : 楽曲やサウンドはどのようにして創り出していますか?

バンドの曲を書くときは頭の中でじっくりとイメージを聴き、リフレインしながら、アレンジのアイディアを膨らませていく。そしてサウンドはそのアレンジをベースに生み出すのさ。アグレッシヴでダイナミックなものや、壮大でドラマティックなもの、バラードとひとつの曲でも様々な表情を持たせることができるようになった。時にはすべての要素を同じ曲に取り入れることもある。

ーQ : YYNOTというバンド名の由来は?

RUSHのファイナル・ショウを観た後、それに影響されてインストの曲を書いた。自分が子供だったころの曲をRUSHがプレイし始めると、とても懐かしい気持ちになって感激したさ。初期のレコードが大好きだったのでこの感覚をもとに曲を書いていった。この曲のタイトルをつける時になると彼らの有名なインスト曲”YYZ”へのトリビュートと一種のジョークも交えて”YYNOT”というタイトルを思いついたのさ。バンドへのリスペクトと愛だね。

ーQ : 絶対に聴いて欲しいオススメの曲を教えて下さい。

“Invisible Heart”は外せないよ。この曲には全ての素晴らしい要素が集約されているし、自身の作詞作曲能力を表していると思う。年齢、性別関係なく全ての人間の状態のことを指す、心ある楽曲だよ。メロディックだし、バンドがキミの感情を揺さぶり、ロックな気分にさせる曲のひとつさ。メンバーのプレイも私が想像していたものよりも上を行く、優れたパフォーマンスが詰まっている。これらは他の曲にも当てはまることさ。

ーQ : YYNOTの曲を聴いているとカナダの偉大なるロック・バンドを思い出してしまいます。

テクニカルなプレイ、オープンなギター、ブライトなベース、躍動するドラムとヴォーカル。これに意味のある歌詞と永遠不滅のメロディが加われば最高のロック・バンドができあがると思うよ。その対象となるバンドを人々が挙げるとすればRUSHだろう。YYNOTと彼らが比較対象になることはとても光栄なことだけど、私たちが彼ら、彼らのレベルと比較することはないね。その音や影響を聴いて何かと比較したがるのは人間の本性さ。もちろん私もそうすることがあるよ(笑)。


ーQ : 紅一点のシンガー、ロッキーの声質はゲディ・リーと似ていますね。

ロッキーはアメイジングなヴォーカリストであり、ミュージシャンだよ。もちろんRUSHのカヴァーをプレイしていたから、オリジナル・アーティストのニュアンスやアティテュードを学ぶ点から、そう聴こえることもあるだろう。彼女は明らかに初期RUSHの曲を歌うことのできるレンジの広さと技術的能力がある。またそれをフル・ヴォイスで歌えるというレアな能力も持っている人物さ。でも彼女が最も輝いていると感じるのはオリジナルの曲を歌っている時だよ。自身を曲に投影しながら表現する能力が優れているし、影響を受けた音楽をもとに自分らしさを誇示しながら歌っているからね。

ーQ : ビリーが影響を受けた音楽を教えて下さい。

いろいろな影響を受けたよ。クラシック・ロック、ロック、ポップ、カントリー、ジャズ等いいものにはジャンルの境界線は関係ない。影響を受けた音楽は私から出てくるのではなく、私がもっと大きくなりたい、より良くなり続けたいと思うように促してくれているのかもしれないね。バンドのリストはとても長くなるので今回は割愛するよ(笑)。

ーQ : あなたの人生において大切なアルバム5枚を教えて下さい。

1. RUSH / 2112
最も重要なアルバムさ。初めて聴いた時から音楽が大好きで、ミュージシャンになるという選択肢しか考えられなかった。
2. THE BEATLES / Abbey Road
曲、ハーモニー、演奏、サウンドがグレイト。
3. YES / 90125
プロダクションが最高だし、トレヴァー・ラビンの全てが最高だよ。クリス・スクワイアのミュージシャンシップも素晴らしい。
4. LED ZEPPELIN / Houses Of The Holy
ギターとトーンがクール。各曲が違うヴァイブを持っている点も素晴らしい。
5. J. S. BACH / Brandenburg Concertos
これは入れるべきさ。16歳の時からよく聴いていたよ。バッハの天才的才能が自分の脳に浸透することを望んでいたんだ(笑)。

ーQ : RUSHの好きなアルバム3選を教えて下さい。

1. 2112
2. Moving Pictures
3. Permanent Waves

ーQ : あなたにとってのRUSHとは?

ロック界に於いて最もユニークなバンドさ。ファンになってから長い時間を一緒にいられたことは信じられないね。彼らはバンドとして成功を収めてからも常に新しいことに挑戦し続け、様々な方法を駆使し、レコードを創ってきたチャレンジャーだよ。コアなファンを失うかもしれないというリスクも顧みずにね。

ーQ : メンバーを紹介していただけますか?

YYNOTは私自身のことさ。ベースのティムは絶対的なテクニックを持つ最高のプレイヤー。グルーヴやロックはもちろんだけど、あらゆるラインを演奏することができる唯一無二の存在さ。ロッキーはR&Bに影響されたクールなシンガー。クラシックなフィールも持っているし、エモーショナルな初期ジョニ・ミッチェル的な感覚もある。

ーQ : ロック・シーンと音楽業界の今後はどのように変化していくと思いますか?

音楽業界はタフな状況が続くだろうね。テクノロジー、インターネット、SNSを使うことによってアーティストは自身で多くのことを行い、そのキャリアをコントロール出来るようになった。でもそれを上手に運転するハンドルが必要だよ。そして自分の音楽を信じて、他の誰よりも何に対しても一生懸命働くことをいとわない覚悟が必要だと思う。キミが仕事に誇りを持ち、最善を尽くしたとしても成功の保証はない。それがこの世界さ。

ーQ : 今後の予定は決まっていますか?

パンデミックのおかげで去年のツアーはすべてキャンセルになった。今後新しいアルバムの予定があるので、9月からライヴを行う予定ではいるよ。

ーQ : 最後に日本のロック・ファンへメッセージをお願いします。

いつか絶対に日本のロック・ファンの前でプレイしたいと思っている。それが長年の夢でもある。日本のファンと直接会うことができたらそれはエキサイティングなことだし、光栄なことだよ。YYNOTの音楽を楽しんで欲しいし、いつか会えることを楽しみにしている!

■インタビュー素材提供:Bickee Music ■


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