【映像】ケネス・マクミランの『アナスタシア』
Monday, September 4th 2017
ロイヤル・バレエ/バレエ『アナスタシア』最後のロシア皇帝ニコライ2世の第四皇女、アナスタシア・ニコラエヴナ。1917年に勃発した二月革命で家族もろとも軟禁され、最終的には銃殺された…はずなのですが、その後「彼女は生存している」という説が出て、何人もの「アナスタシア」が現れました。その中でも最も「真のアナスタシアではないか」と疑われた人物がアンナ・アンダーソンです。彼女は全ての面でアナスタシアになりきり、周囲も彼女を讃えました。
この一連の騒動を幻想的なバレエに仕上げたのがイギリスの振付師マクミランです。彼が紆余曲折の末、このバレエを発表した1967年には残念ながらDNA鑑定などの方法がなく、アンダーソンが何者であったのかを証明することは不可能でした(現代では、彼女はアナスタシアではないと一応の結論が出ています)。マクミランのバレエは、アナスタシアとアンナは同一人物によって踊られ、最後はアンナの発狂という悲劇で幕を閉じます。主役を踊るオシポワは、前半のアナスタシアとしての清楚さと、後半の凄惨なアンナの対比がすばらしく、ニコライ2世の愛人であったクシェシンスカヤを踊るヌニェスの軽やかな踊りにも目を奪われます。(輸入元情報)
【収録情報】
● バレエ『アナスタシア』
振付:ケネス・マクミラン
音楽:チャイコフスキー、マルチヌー
電子音:フリッツ・ウィンケル&リュディガー・リュファー
出演:
アナスタシア/アンナ・アンダーソン…ナタリア・オシポワ
マチルダ・クシェシンスカヤ…マリアネラ・ヌニェス
クシェシンスカヤのパートナー…フェデリコ・ボネッリ
夫…エドワード・ワトソン
ラスプーチン…ティアゴ・ソアレス
皇后アレクサンドラ・フョードロヴナ…クリスティーナ・アレスティス
ニコライ2世…クリストファー・サンダース
ロイヤル・バレエ
演奏:コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
指揮:サイモン・ヒューイット
収録時期:2016年
収録場所:ロンドン、コヴェント・ガーデン、ロイヤル・オペラ・ハウス(ライヴ)
● 特典映像:アナスタシアへのイントロダクション/舞台装置について:ボブ・クロウリー/ダーシー・バッセルへのインタビュー:ヴィヴィアナ・デュランテ
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Kenneth Macmillan's Anastasia : Osipova, Nunez, Bonelli, Royal Ballet (2016)
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