Tuesday, April 1st 2014
-- バンド“黒木渚”からソロアーティスト“黒木渚”へと新たなスタートをきった2014年ですが、まずは現在の心境・意気込みをお聞かせください。
黒木渚: 迷ったり振り返ったりしている時間はありません。自分で決意した事だから、とにかく前に進むのみだと思っています。
-- バンドを解散するにあたって不安もあったのでは?
黒木渚: もちろん解散を言いだす前は色々と不安でした。吐きだしたい思いも沢山。その思いは全て「革命」にぶち込んで、前に進もうと思いました。
-- 今回初のフルアルバム『標本箱』がリリースとなります。これまでも物語性の高い楽曲を制作されていますが、このアルバムでは全体を「女」というテーマでまとめ上げられています。何故このテーマを選ばれたのでしょうか?
黒木渚: 「女」というものは、今までずっと私の側にありながら未だに正体がハッキリと分からないものだからです。女というものは、時々めんどくさくも感じるけれど、「最高だ」と感じる瞬間もある不思議なものです。
-- 作曲時は詞と曲、どちらが先行になることが多いですか?また作曲方法は?
黒木渚: ほとんどの曲が、詞と曲同時に出来ます。どちらかが先行する場合は必ず詞が先です。作曲はギターで行います。リズムパターンや加えたい楽器、音触などのイメージも頭の中に出来て来るので、デモを作る段階でそれを盛り込んで形にします。
-- これまで音楽的に最も影響を受けたアーティストは?
黒木渚: 中高時代(一般的に皆がルーツミュージックと出会いそうな時期)を、かなり厳格な寮で過ごしていたために、音楽との出会いがかなり乏しい生活を送って来ました。なので、私の音楽活動に関しては小説家や画家からの影響が大きいです。大学に進学し、自由に音楽やカラオケを楽しめる環境になってからは、アリシア・キーズさんや平沢進さんを良く聴いています。
-- 詞やタイトルの世界観も非常に独創的です。どんなこと・モノからインスピレーションを得ていますか?
黒木渚: とにかく文字に興味があり、本や看板、商品のキャッチコピーまで言葉を見つめて生活しています。気に入った言葉を見つけたり、思いついた時は日記帳や作曲ノートに書き留めて、リスの頬袋みたいに言葉を貯蔵しているのですが、何らかのキッカケでそれらが繋がったり、物語に膨れ上がったりして作品が出来る感じです。
-- 本作で一番難産だった曲は?
黒木渚: ソロ1作目ということで戦闘モードに入っていたため、どの曲も勢いよく産まれてきた印象です。音作りに手間がかかったものをあげるとすれば、「あしかせ」です。打ち込みに挑戦しましたが、イメージ通りの音が無かったのでレコーディングブースのガラス戸を叩く音や、採掘場のつるはしの音を録音したものを繋ぎ合わせてリズムを作りました。
-- 収録楽曲「革命」のミュージックビデオでは、馬に乗るなどの勇ましい姿が収められています。撮影は大変だったのではないでしょうか?
黒木渚: 練習期間が2日しかとれず、乗馬初体験だったので苦労しました。初日でお尻がズル剥けになってしまい、二日目からはスノボ用のお尻パッドを履いて馬に乗りました。また、初日に暴れ馬に乗ったトラウマで、二日目の練習はかなり馬に乗るのが怖かったのですが、「革命」を聴いて、初めて自分の曲で自分が励まされ、半べそになりながら牧場へ向かいました。
-- レコーディング時の思い出深いエピソードがありましたらお教えください。
黒木渚: 毎日がライブでした。一流ミュージシャンの方々と一緒に演奏するのは、緊張感と興奮で刺激的なレコーディングでした。演奏が終わりブースから出ると、皆さん演奏時とは人が変ったように陽気で楽しく、おやつを食べながら音楽話をしたりしていました。
-- 5月からは北海道を皮切りに、ソロとなって初のワンマンツアー『革命がえし』もスタートします。
黒木渚: ソロ活動が始まってからすぐ、エレキを抱えて全国修行に行ってきました。一人でもステージに立てる力を持たなくてはと思ったのです。ワンマンツアーでは、私がマエストロと仰ぐ音楽家の方々と一緒にバンド形態で全国を回ります。今までの私を大きく上回るステージをご披露するつもりです。是非、会場に会いに来て下さい。
-- 最後に、アルバムをお聴きになる皆さんにメッセージをお願いします。
黒木渚: この標本箱には、11人の女性が収められています。
彼女達は11人の私の分身なのです。
あなたに似た女も、もしかしたらこの中に居るのでは?どうぞ標本箱を覗いてみて下さい。
黒木渚 動画コメント
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黒木渚 『標本箱』
[2014年04月02日 発売]
【HMVオリジナル特典】
※先着ですので、なくなり次第終了となります。ご了承ください。
※特典の有無は商品ページにてご確認ください。
【HMV ONLINEオリジナル抽選特典】
【購入対象期間】〜2014年5月2日(金)まで ※以前にご予約いただいた方も対象となります。
【応募対象期間】2014年4月1日(火)〜2014年5月9日(金)
※HMV ONLINE本サイト及びHMV MOBILEサイト以外からのご購入、非会員でのご購入は特典対象外となります(HMV店舗、HMV楽天市場ストアなどでのお買い上げは対象外です)。
※お客様の携帯にて指定着信許可をされている場合は、“@hmv.co.jp”のドメイン指定許可設定が必要になります。
※HMV ONLINE/HMV MOBILEでご注文頂いた場合、タイミングによっては対象期間を過ぎる場合がございますことをご了承ください。
※当選は賞品の発送をもってかえさせていただきます。
収録曲
- 01. 革命
- 02. 金魚姫
- 03. フラフープ
- 04. あしながおじさん
- 05. はさみ
- 06. ウエット
- 07. マトリョーシカ
- 08. うすはりの少女
- 09. 窓
- 10. テーマ
- 11. あしかせ
【黒木渚(くろき なぎさ) プロフィール】
2013年3月には1stミニアルバム『黒キ渚』をリリース。同年8月には大型野外フェス「SUMMER SONIC 2013」のSONIC STAGEに出演し、新人らしからぬ堂々としたパフォーマンスで会場を大いに沸かせた。
10月には2ndシングル『はさみ』をリリース。オリコンチャート初登場20位にランクイン。
11月には全国5ヶ所(仙台・大阪・福岡・名古屋・東京)を回るワンマンツアー「やわらかなハサミ」を各地大盛況で終える。ツア ーファイナルとなった東京キネマ倶楽部では、2014年6月1日に渋谷公会堂での単独ライブを行う事を発表した。
その後、12月19日に突如バンド解散を発表。同月28日の「COUNTDOWN JAPAN 13/14」をラストライブとし、2014年からソロとしての活動を開始した。
[関連リンク]
黒木渚 オフィシャルHP
黒木渚 Twitter
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【連載】 黒木渚の 「無限草子」
注目バンド“黒木渚”のヴォーカル・黒木渚による全7回の書き下ろし小説『無限草子』連載! [2013年3月 掲載]
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