HMVインタビュー:ジョヴァンカ
Monday, August 5th 2013
-- 最新アルバム『サテライト・ラヴ』を、これまで一緒にやってきたプロデューサー、ベニー・シングスではなく、ネルソン&ジョーサの2人と一緒にやることにしたのはどうしてですか?
Giovanca: ネルソン&ジョーサとは、私がソロ・デビューする前の、ベニー・シングスのバックグラウンド・ヴォーカルをやっている頃からの付き合いなの。同世代で同郷だし、同じようなバックグラウンドがあって、お互いの家に行くとレコード棚に並んでいるものが自分と全く同じというほど趣味が近いのよ。今回はパーソナルなアルバムにして、自分の中のいろいろな面を出したかったから、以前から一緒に曲を作ったことがあって、感覚でもわかりあえる気心の知れた2人と一緒にやりたかったの。ネルソン&ジョーサから、「僕らはパートナーであって、プロデューサーとシンガーといった関係ではないよ」と言ってもらえたのも嬉しかったわ。とにかくお互いの家を行き来して、リラックスしながら曲作りもレコーディングもできたわ。
-- ミュージシャンはどのようにして選んでいきましたか?
Giovanca: このアルバムは、私達の好きな70年代から80年代初頭の音楽を反映したものにしたかったから、ネルソン&ジョーサと一緒に3人で選んだの。キーボード奏者は、ハービー・ハンコックの大ファンというブレンダン・コールマンにNYから来てもらった。彼はエスペランサ・スポルディングのキーボード奏者から紹介してもらったんだけど、アリシア・キーズとも共演しているのよ。リズム隊のアレックス・ボンファンティとネイザン・アレンは、エイミー・ワインハウスやトム・ジョーンズなどサポートしてきたロンドンのミュージシャンで、ロンドンとオランダなら、すぐに飛んで来れるでしょ?ってお願いしたわ。ギタリストのローリー・ロンドは、ベニー・シングスや私のソロでもずっと一緒にやっていて、彼の腕も超一流だからお願いしたわ。ペルナル・サトルニーノは私の両親の故郷キュラソー島出身で、私のルーツであるカリブ海のリズムやサウンドを曲に持ち込んでくれる存在。グラミー賞を受賞したこともあるパーカショニストなのよ。演奏の核となるこのメンバーが決まった時点で、絶対に素晴らしい作品ができるって、確信したわ。
-- では、それぞれの曲について説明をお願いします。
Giovanca:
「レジナルド&ディザイア」は、アルバムのイントロダクション的な 曲で、ローリーのギターと私の声を合わせて完成させたの。実は8年ほど前にベニーのバンドに一緒にいた時、ベニーに「2人は音楽的にいいコンビだから、一緒に何かやった方がいい」と勧められて、バリー・ホワイトが奥さんと2人で『バリー&グロディーン』というアルバムを作ったのを真似て、2人のミドルネームを使って“レジナルド&ディザイア”というのをやろうとしたことがあったの(笑)。結局、お互い忙しくなってできなかったけど、ここへきてようやく実現できたわ。
「ルック・オブ・ザ・ステイト」では、恋愛の悩みを歌っている。NYから来てくれたブレンダン・コールマンが、スタジオにプロフェット5といったヴィンテージのシンセサイザーが多数置いてあるのを見て、感激して演奏してくれたわ。
「ロックダウン」はパーティソングね。自暴自棄に陥っている人がいたら、1曲目で慰め、2曲目で心を開いて悩みを明かし、この曲で「解放されるために踊りましょう!」と、気持ちをアゲてほしい。
「リアル」はリアルな愛を歌ったロマンティックな曲よ。
「ハウ・ダズ・イット・フィール」は、唯一ネルソン&ジョーサが中心となって書いた曲なの。他の曲には必ず私が加わっているけど、彼らから私に歌ってほしいという曲をだしてもらったの。だから難しかった。今までの自分のスタイルにない面が引き出されたと思うし、特に高音のインプロヴァイゼイションを重視し、演奏も歌もドリーミーなヴァイヴを意識してレコーディングしてみたの。お陰さまで評判が良くて、オランダでも日本でも、この曲がアルバムのリードトラックになっているのよ。
「バッド・ウィッシュズ」は、私がソロ・アーティストになって注目を浴びたことからひどい嫉妬をされた経験があって、そこから生まれた曲。争いごとのような悪いヴァイヴはいらないという想いを込めて歌ったわ。
「ファイナリー・ユアーズ」は、恋人が私と別れた後に他の女性と付き合い始めたんだけど、それが実は彼が私と付き合う前から大好きで、届かない存在だと諦めていた女性だったの。だから、“今となっては彼女はあなたのものになったけど、じゃぁ、私と付き合っていたこの年月はこのための待ち時間だったの?”っていう気持ちを歌っているわけ。
「アップヒル」は、エキゾチックな楽曲にしたかったの。前の恋愛を忘れて、次のステップへ向かうナンバーで、ベースラインやフルートにはジャズのテイストを盛り込み、曲の長さも気にせず、楽しみながらレコーディングしたわ。70年代の頃は、6、7分くらいの長さの曲って普通にあったでしょう?
「アイ・ウィル・ウェイト」は“OK! 私は愛が来るまで待つわ”という、希望に溢れたナンバーよ。この曲には「サテライト・ラヴ」や「ウィ・キャント」に繋がる伏線が貼ってあるの。音で空間を生み出したかったから、グロッケンシュピールが活躍しているわ。
「ノー・モア」は、レンズを通して見た世界を歌った曲。Twitterやfecebookなどで、生活すべてをレンズを通して他人に見せるのはおかしいと思わない? どこへ行ったのか、何を食べたのとか、みんなで自分たちがどのくらい幸せなのか競争しているようで、私は異常なことだと思ってしまうの。
「サテライト・ラヴ」は、このアルバムの中で最初にできた曲で、アルバムの中心となっている曲。大切に思う人の身体がたとえ近くになくても、メールやスカイプで気持ちが通じ合えるように、魂になってしまった今でも愛を感じていられる、そういった思いを込めているの。この曲のイメージを頭の中に入れてスタジオへ行き、ギターとベースを抱えたネルソン&ジョーサとトライアングルになって床に座って、薄暗い部屋でキャンプファイアーのようなくつろいだ雰囲気に浸りながら形にしていったわ。そして完成した瞬間に、「彼らは私のことをわかってくれる!」って確信できたから、アルバム制作がここからスタートしたの。
「フォーギヴ・マイ・ソウル」は現実的な歌で、“あなたを愛したいけれど、今の自分には問題が多くて魂が壊れているから、あなたを愛する余裕がないの”と歌っている。
「ウィ・キャント」は、「カム・アラウンド」に入る前のインタールード。この曲のために、オランダで一番有名なハープ奏者で、良く一緒に共演するラヴィニア・メイヤーに参加してもらったの。
「カム・アラウンド」では、『バリー&グロディーン』に象徴されるように私は男性ヴォーカルとのデュエットが好きだから、スティーヴ・ハートレイに参加してもらった。歌の1番では落込んでいる人を1人で助けにいこうとしているけれど、2番ではそれが2つの声になり(ハープも加わり)、最後には私の女友達7人も加わって、あなたを助けるためにクワイアがやってくる、という曲なの。本編の最後を締めるにふさわしい、温かく壮大なナンバーになったと思う。このアルバムを聴いてくれた人も、ここで安らかで心温まる気持ちに浸ってもらえたら嬉しいわ。
Giovanca 『Satellite Love』 [2013.8.7 Release]
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